こんには。お読みいただきありがとうございます。

今回は職場のパソコンの話です。1年ぐらい前だったか、パソコン本体の更新に合わせてOffice365を使い始めました。ExcelもWordも365、Outlookも365です。OutlookはブラウザのEdge上で動作するWebアプリケーションで使用感もWebメールに近いです。このあたりは確実にボーダレスになっていると感じています。

 

Excelも365に変わってから結構な頻度でいつの間にかアップデートが掛かっているようです。セキュリティ関連の更新は重要でしょうからそれはそれで構わないのですが、許せないのはユーザーインターフェース周りを勝手に変更されることです。そもそもOfficeのリボンUIに未だに馴染めず、可能なかぎりキーボードショートカットを駆使しているのですが、めったに使わない機能は仕方なくリボンから選択することになります。ところがいつの間にか目的の機能の格納場所(メニュー)が変更されていて、なかなか見つけられないというトラブルが何度かありました。性能面の向上や新しい機能・関数の実装は歓迎ですが、使い勝手をいつの間にか変更されるのは生産性の低下に直結するので非常に困ります。

 

Excel 365の更新で楽しみにしているのが、今年の年初にリリースされた新しい関数XLOOKUPなのですが、未だに私のパソコンには降ってきません。これまで多用してきたVLOOKUPやHLOOKUPは、データを表引きさせる場面で欠かせない関数ですが、1つのBookに埋め込みすぎるとファイルサイズが大きくなって処理がもたついたり、フリーズなどのトラブルの種にもなってしまうようです。一方のXLOOKUP関数は、リリースによると内部処理が高速化されているらしくとても楽しみなのです。ただ、職場の他の人のパソコンにもXLOOKUPは降ってきていないので、おそらく動作検証などの理由でシステム管理部門で止められてしまっているのでしょう。残念ながらこのあたりのスピード感は皆無です。基幹系のシステムも未だにInternet Exploreでしか動作しません。結果としてひとつのパソコンに複数のブラウザが同居することになるという…。でもこういった会社は案外多いんでしょうね。

 

最後に、昨年更新されたパソコン本体ですが、メモリが8GB、容量こそ小さめながらストレージもSSDに変わっておりとても快適になりました。そんな中で解せないのがディスプレイが4:3のままという点です。16:9のパネルが量産されている昨今、4:3のほうが調達コストが高くなってしまいそうです。複数のワークシートを並べてにらめっこしながら何かをまとめたりする場面では、マルチディスプレイ環境とは言わないまでも16:9のディスプレイが欲しくなったりするのですが…。それでも4:3が流通するのは何か理由があるのでしょうか。

 

(了)