こんにちは。

今回は高速バスのことを書いてみます。高速バスといっても短距離・中距離路線ではなく、深夜に運行されている長距離路線です。

プロフィールにもあるとおり、私Ganymedeは、広島県出身で実家も広島です。家族で帰省するときはクルマを使うことが多いのですが、単身で帰省するときは最近はもっぱら高速バス(夜行バス)を使っています。

東京-広島の距離は約850km、空路なら1時間半弱、新幹線なら4時間です。乗っている時間だけでみると圧倒的に飛行機が早いのですが、広島空港は広島市内からはリムジンバスで約1時間かかる場所にあり、一方の羽田空港もアクセスが良くなったとはいえ、結構時間がかかります。また、新幹線のように飛び乗ることができません。搭乗前後の時間までを加味すると新幹線といい勝負になってしまうのが広島なのです。所要時間がほぼ同じなら、手軽さの面で新幹線に軍配が上がるのではないでしょうか。旅行代理店のパッケージプランをみていると、東京-広島の場合は新幹線より飛行機を使ったプランのほうが割安なのはそのためでしょう。余談ですが、東京-博多になると形勢は完全に逆転するようです。なんといっても福岡空港から地下鉄2駅で博多ですから…。本当に羨ましいですね。

本題に戻りますが、単身で帰る場合は金曜まで仕事をして土日だけ帰るというパターンが多く、新幹線なら金曜の最終でしょうか。東京駅を20時前に出発する最終でも日付の変わる前に広島に着くのですが、この時間では愛用しているレンタカー店が開いておらず、結局翌朝はレンタカーを借りに行くところから始まってしまうのです。

そんなわけで高速バスの出番です。東京-広島は数社が運行しているようで、ひと通り乗ってみました。乗車時間は各社11~12時間ぐらいで、経由地や休憩の回数によっても変わるようです。大雑把な言い方ですが、眠っている間に着いてしまうと考えて差し支えないと思います。

私のお気に入りは中国バス(両備バス)が運行しているドリームスリーパーという高速バスです。全席パーティションで区切られた個室型のシートとして話題になったので、ご存じの方も多いかもしれません。一般的に高速バスの最大のメリットは運賃の安さですが、ドリームスリーパーの場合はこれは当てはまりません。他の便と比べると約2~3倍で、新幹線といい勝負になります。

運賃の高さを差し置いても余りあるメリットは何か? それは快適性と時間を有効に使えることに尽きます。快適性については人それぞれで、簡単に論じられるものでもなく、乗り心地云々以前に空間が狭くて嫌だという方もいらっしゃると思います。このあたりは人によっても感じ方が異なりますね。

ドリームスリーパーは個室型なので前後に気兼ねすることなく、乗車後すぐにリクライニングしても問題ありません。消灯時間に関係なく照明をつけて読書をしたり、スマホやタブレットを眺めることも可能です。ただ、保安基準の関係でシートはフルフラットになるわけではありません。リクライニング機構とは別に、お尻の位置を深く沈み込ませることができるので見た目以上に快適です。膝下を持ち上げるオットマンも含めてこれらの動作はすべて電動です。

せっかくの個室型バスだし、バスの中の時間を楽しまないと損、せめて唯一の休憩地海老名SA(足柄SAのこともあった)までは起きていようと毎回意気込むのですが、直前まで仕事をしているせいか、ほとんどの場合は首都高に入ったあたりで眠りについてしまい、次に目が覚めたら降車地である広島駅の直前ということもありました。とてももったいない気がするのですが、この上なく贅沢な移動なんだとも考えられます。

広島駅新幹線口への到着は定刻9:35。着いてからの行動ですが、まずはすぐ横のホテルグランヴィアに寄って洗顔し、広島駅ビル(ASSE)1階の「ちから」で天ぷらうどんを食べ、レンタカー店に向かうというものです。残念ながらASSEは建て替えのため2020年3月末で閉店してしまいました。私にとって「ちから」のうどんや中華そばはソウルフードのひとつでして、ASSEの「ちから」が無くなったのはとても痛いです。新幹線口の近くに「ちから」光町店があるのですが、こちらは開店が10:30で遅いんですね。

気が向いたら東京-博多を運行している西鉄バス「はかた号」のことも書いてみるかもしれません。
お読みいただきありがとうございました。