おいしい文藝シリーズ 「まるまる、フルーツ」
読了。 2時間47分。
読みながら、果物が食べたくて食べたくて仕方がなかった。
しかも、桃とかスイカとかサクランボとか、季節外れのものが何度もエピソードに出てくるから困っちゃう…。
季節がきたら絶対食べよう。
江國香織さんの、普段はひとつの物事しか集中して取り組めないんだけど、果物のことになると、それぞれ熟れるタイミングを見計らって常温に置いたり冷やしておいたり、食べる量・種類を調整したりと
数種類の果物を同時進行で管理できるというエピソードが面白かった。
昨日、松原秀行先生が亡くなられたという報せが講談社青い鳥文庫のホームページに記載された。
https://cocreco.kodansha.co.jp/aoitori/news/GAgLR
小学生のころ、私はみずきみたいな暗号の天才になりたかった。
そのころ私は、電子探偵団のみんなみたいにネット上で友達とおしゃべりしたり、子供たちだけで電車やバスで出かけたり、喫茶店でお茶したりという経験をしたことがあまりなかったので、楽しそうに活動する5人の姿がとても大人っぽく見えて眩しかった。
憧れの少年少女だった。
そして、いつかレイさんのような大人になりたかった。
パスワードシリーズを読むことで、私は謎を解くことの面白さ、ときには視点を変えて物事を見てみるということの大切さを知った。
私は、
マコトのような勇気を持ち、
みずきのようなフットワークの軽さで、
飛鳥のように冷静に物事を分析して、
ダイのように朗らかに、
まどかのように想像力を膨らませて、
そして、レイさんのように正義感のあるしなやかな強さをもった人間になりたい。
松原秀行先生、私達読者に沢山の夢と希望を与えてくださりありがとうございました。
これからも「いつも心に好奇心(ミステリー)」を胸に生きていきます。
