上村裕香 「ほくほくおいも党」


3時間49分で読了。



表紙のイラストに惹かれて図書館で借りたけど、内容は結構重たかった。

なんて言えばいいんだろう。


左翼政党の活動家2世の話。

第1章を読み終わった時点で、面白いなと思ったんだけど、同時にこれは時間をおいて少しずつ読んでいかないとしんどいかも…とも思った。

活動家であるお父さんは、娘や息子と向き合ってくれない。

普通の会話がしたいのに、お父さんから帰ってくる返事は全部政治の話ばっかり。

序盤の三者面談で、先生が娘の学校生活について報告してるのに、お父さんがそれを全て政治に絡めて一方的に捲し立てるシーンが印象的。

自分が主人公になって、隣で俯きながら黙ってただ聞いていることしかできないような気持ちになって、どんどん心が重たくなった。