晴れの日は嫌い。

街中の彩を失ったものたちは

陽の輝きを受け

その輝きですべてが許されているから。

それとは引き換えに

足元の影は濃さを増し

後ろへ後ろへと私を引っ張っていく。


雨の日は好き。

雨の迸る音はまるで拍手喝采の如く。


歓喜の渦に包まれ歩みをすすめると

それだけで、生きているだけで

許されている気がするからだ。
崩れゆく君

歩くたび散りゆく狂気は

雨滴にふちどられた極彩色

数ある中から

脳天を貫く黄色をあげよう

その美しさに見とれ

僕は片眼を閉じながら
今宵、眠りにつくまでのこの刹那
なにをしようか考えるも
なにがしたいか定まらぬ思考
絶えず揺れ動く波のような欲求
部屋の床に散らばる欠片を投げつけてみるが
輝きはじけ散るどころか
石のようにごとりと重い音をたて
足下に落ちた
すると僕の中で育ってきたその欠片たちは
自らの足で地を蹴りあげ
それぞれの道を走り出したのだ
頼りなくも逞しくなっていたその子らの背を
ただただ見つめ見送る僕の心模様とは…



胸をかきむしるような焦燥
脳の芯から燃え上がるような嫉妬
立ち止まった足下から砂が崩れ落ちるような絶望
終わらない夏の夜空に浮く天ノ川を泳ぎ続けるような怠惰



この心模様とは
この心模様をなにに例えれば
あの子らのように
僕自信の足で歩み始められるのか




どんな言葉さえも






頼りないほど
Android携帯からの投稿