
同事業は2014年6月、あるサポーター様からのご寄付によりグッドネーバーズ・ジャパンがグッドネーバーズ・インドネシアと協力して行いました。詳細はこちら;より。
滞在中は公衆水場の視察だけではなく、
子ども達とかけっこをして遊んだり
グッドネーバーズが支援する学校を訪問したり
インドネシアの一般家庭の暮らしを見せてもらったり
グッドネーバーズ・インドネシアのムラボ事務所のスタッフと一緒に日本語を勉強したりと大変有意義な、視察以外でも盛り沢山な渡航となりました。
さて、今日は支援という観点から少し離れて今の「インドネシア」についてお伝えしたいと思います

みなさん、インドネシアというと何を思い浮かべますか

ナシゴレンとかバリ島とかジャカルタとか人それぞれかと思います。インドネシアは現在、経済の高度成長期
真っ只中でめまぐるしい成長を遂げている国の一つです。5年前、私は前職でインドネシアの西ジャワの田舎に駐在をしていました。その駐在時も同国の経済の成長は目まぐるしいと言われていましたが、今はそれに輪をかけて成長が加速しているように感じます。
ただ、その陰で貧困層と富裕層の格差はかなり広がっています。ファッション、交通、食べ物・・・そして物価・・・あらゆるものに格段の差があり、ただ、その「差」は近づいていこうとしているのではなく、近年どんどん離れていくように私は今回の視察で特に感じました。
世界銀行によると、昨年は貧困層の消費が停滞しており、格差拡大は東南アジア最大の経済国であるインドネシアの成長を抑制するのではないかと言われているそうです。表向きは目まぐるしい経済成長の一途をたどっているように見えても、裏では格差が拡大しているのです
ジャカルタのホテルではお湯が出るシャワーを使えて、トイレも水洗で清潔。でも、そこから数時間車で着ける村では、家にトイレはなく不衛生な川で排泄をし水浴びをしています
発 展途上国ではこういった現状は良く見られることだとは思いますが、やはりインドネシアは明らかに5年前と比べても差が広がっていると思います。
たとえば、 5年前の
2009年のジャカルタの最低賃金は約1,000,000ルピア(約10,000円)
2014年のジャカルタの最低賃金は約2,500,000ルピア(約25,000円)です。
しかし、国内村落部 の平均現金収入は
約500,000ルピア(約5,000円)とほぼ変動はないといいます。
私が今回インドネシアに訪れた時期はちょうど新しいインドネシアの大統領選挙の真っ只中でした。ジャカルタの街中には候補者の写真が載った旗が所狭しと立ち並び、候補者のステッカーをそれぞれに貼った車で道路は溢れかえりジャカルタのいつもの渋滞を一層ひどくしていました。2004年から2期10年間大統領を務めた前大統領の後任の選出を控え、インドネシアはまた新しく生まれ変わろうとしている様に見えました。
そして、7月22日に新しい大統領が選任されました。ニュースなどによると新大統領は幼いときに貧しい家庭に育ったとか。インドネシアの新しいリーダーには貧困層の経済の底上げが特に期待されているそうです。
支援が必要ないと言われる日は近いのだろうか、それとも、経済成長の波に取り残されていく人が年々増えて支援のニーズは逆に増えるのだろうか・・・
そんなことを考えながら日本に無事帰国してきました。
今後も現地のニーズや情勢をしっかり見つめ、支援を行っていきます。

































