Dura-Ace R9100 徹底解剖!!FD編 | GNARLY BIKES(ナーリーバイクス)ブログ

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いよいよ

デリバリーが始まりました、

新型Dura-Ace

R9100シリーズ!

 

色んなところが

色々変わっていますが、

具体的にどこがどう変わったの?

そんな疑問を解消するべく

一つ一つ細かく見て行こうというコーナー!!

一回で全部紹介するのは

長くなりすぎるので、

今回は

フロントディレイラーのご紹介です!

 

上が新型のFD-R9100

下が旧型FD-9000です。

見た目はなんだかスッキリしましたね。

以前のモデルにあった

角みたいなのがなくなっています。

 

以前までのモデルは

ワイヤーの支点と

ディレイラーの可動部分を

この角で遠ざけることにより、

”てこの原理”を働かせて

変速の際に必要になる力を

少なくさせていました。

新型ではもっとアームを伸ばして

てこ比を上げるのかなと思いきや!

 

新型ではその役割を担っていた

角がなくなっています。

てこによる力の負担がなくなった分、

剛性、耐久性UP!

レバーの引きも

旧モデルより軽くなっています!!

 

さらに

ワイヤーの取り回しに関しても

簡略化がなされております。

 

旧型FD-9000では

こういったツール

ケーブル・フィキシング・ポイント・チェッキング・ツール』

と言います。

テストには出ません(笑)

こいつを使って

フレームごとに

正しい取り回しをする必要がありました。

ディレイラーの可動部と

ワイヤーの支点の距離を長く取る設計の為、

ワイヤーの進入角度の小さな違いが

最終的に大きな違いになるので、

100%の性能を発揮させるために、

進入角度の調整が不可欠ということですね。

 

しかし

新型Duraでは

取り回しは一種類のみ!

迷う必要も

間違える危険もありません。

フレームの構造に依存しなくなったというのは

何気にすごいことだなと思います。

販売店としても

手間が減るので大変ありがたいことです!

 

更に、

これまでのDura-Aceに限らず

フロントディレイラーには

ワイヤーのテンションを調整する

機構はついていなかったため、

必ず、こういった

ケーブルアジャストボルトを挟む必要がありました。

 

が!

新型Duraのフロントディレイラーは

ディレイラー本体に

ワイヤーのテンション調整機構が搭載され、

この部品を挟む必要がなくなりました!

ワイヤーの間に物をかますというのは

単純に動きの阻害に繋がるため

これがなくなることで

さらに動きが軽くなっています!

 

テンションの調整方法も

親切に(?)簡単にしてくれています(笑)

(C)の部分を

絞めたり緩めたりすると

ワイヤーとディレイラーが連動して動くのですが、

(A)と(B)のラインが

真っすぐに繋がればOKみたいです。

 

写真で見ると

これが

 

こうなればOK!

わお(笑)とっても簡単!

 

今までも調整の目安として

こうなってればいいよ、というのはありましたが、

視覚化はされていませんでした。

もしこのラインが精度もバッチリ出ているなら

ワイヤーの調整もとても簡単になります!

 

性能もよくなって

調整も簡単になった

今回の新型Duraフロントディレイラーですが

互換性は旧型ともあります。

詳しくは次回(?)の

クランク編で書きますが

構造自体は

左右の可動域が広くなっただけなので、

これまでのクランクに加えて

新型のクランクFC-R9100にも

対応できるようになったもの、

と考えていただいて大丈夫です。

11速のレバーとクランクであれば

どれでも使えます。

 

ですので、

フロントディレイラーだけを変えて

新型の動きを体感!

ということも問題なくできます!!

 

次回はクランクについて触れようかと思います!

今しばらくお待ちください(笑)

 

 

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