旦那がアニメ「幼女戦記」にハマっている。私もチラ見したが、なかなか面白い。(オタク及びマニア的に。一応補足)
原作は小説で、ネットで最初に発信されて後に書籍となったらしい。
作者名は「カルロ・ゼン」。
ふむ。パッと思いつくのはリリー・フランキー、比較的最近で言えばジェーン・スー。
しまった。
私もネット名を西洋名にすれば良かった……!
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これは遡ると妹が悪い。
ミクシィが興隆を極めていた頃「まだ入ってないのぉ?」と笑われた。
その頃の私はSNSをひとつも始めておらず「だってやり方がわからないし面倒」と言ったら、後はお決まりのコースだ。
妹が「やってあげるよ!」と私のケータイを手にした。
妹は当時の私からしたら恐るべきスピードで必要事項を打ち込み、
「名前は何?」と、のたもうた。
私はSNSはやってないくせしてヘヴィな2ちゃんねらーではあったため、ネットでは別名という認識はあった。
しかし固定ハンドルネームはスレッドのノリに合わせたり、直前の書き込みの言葉を便宜的に使うことが多く、
「あらぽちっとな さん」
「本当に星くずになったら痛い 略してイタさん(何故、そこを略す!)」
「最近アブラ紙を見ない ことアブラ紙さん」
「てんぴゅーる さん」など
まさに「どーでもいい」区分け名だった。
ミクシィの名前は仮名とはいえ2ちゃんのコテハンとは訳が違う。半分は自分を直接的に指す、そしてこれからも指し続ける可能性のある名前。
人生でも指折りの勢いで私はキョドった。
「え…あ…、な、名前?」
「そう、名前は?」
と妹に重ねて言われ、反射的に本名を答えかけた。同時に『本当にそれでいーのぉ?』的にニヤつく妹の視線に反抗心が起こり、咄嗟にアナグラムを変えて
「な……おじ」
と答えた。
なんでそこで、高校の外国人英語教師につけてもらったスクールネームの「アンジェラ」とか、大好きだった女優から「シャルロット」とか名付けなかったかな!私!
いや、気恥ずかしいのは今でもわかる。どのツラ下げてシャルロットだお前!とは思う。
しかし、それくらい理性の針を振り切る良いチャンスだったのに!
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私の実名にはどの言葉も入っていない。ただ音の響き的に聞く人が聞けば、特に口に出して発音すれば「もしや」と思われるくらいのヒントが混ざっている。
そのため知人への浸透は異様に早く、見事に定着した。私自身も妹の罠にハマった形とはいえ己の別名としてすんなり受け入れてしまい、ことあるごとに使っている。
だが今になってモーレツに後悔している。
私は中世ヨーロッパ知識が趣味であるくらいだからゴテゴテ西洋名は大好きなのだ。
お気に入りは「アリエノール・ダキテーヌ」。どんな人物かは調べればすぐ出てくるので割愛するが、特に「ダキテーヌ」の部分が素晴らしい。
本当はフランスの貴族の称号たる「ド」に領地である「アキテーヌ地方」の言葉が繋がり「アリエノール・ド・アキテーヌ」なのだが、発音はどう聞いても「ダキテーヌ」であり、それが日本語表記としても定着したというカッコよさ!!(無理な共感をしなくてOK)
ああ…「アリエノール」はもちろん憧れるに値するが、私もできたら「ダキハバラ」とか「ダカサカ」とかつけて、尋ねてくる相手にドヤ顔で意味を語ってみたかった!
まあ、もう遅い。
よりにもよってアメブロはちょっとした仮装をした時のものとはいえ、顔写真を載せてしまっている以上、姓はともかくアリエノールもシャルロットも却下である。
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ちなみに顔写真を載せたのはアメブロが初めてだ。本名展開のフェイスブックですら花の写真がアイコンだし、自撮りも滅多に載せない。
このブログは鬱との共存をメインテーマにしながらも「私の自由に、書きたいことを書こう」がモットーである。特定を避けるフェイクや誇張はあれど、エピソード自体に嘘はない。
とはいえ共感を呼ぶ内容ばかりではないのはわかっている。
また私の「自由に」は「視点的な自由度。そのための俯瞰的な表現」も望むため、書いている時の生々し過ぎる感情表現は意図して避けている。
先日うっかり文房具のネタでアマゾンのリンクを貼ってしまったが、記念写真やイメージ写真を載せるつもりもない。
だがそんな、内容に統一性がなく、書き手の生の日常も感じられない文字ばかりのブログでは、私が読者だった場合
「それで顔写真すらないって、嘘くさいにもほどがある」
「興味の持ちようがない」
と思うだろう。
それは流石に失礼かと考え、せめて顔写真を載せることにした。
アイコンの写真は、間違いなく私本人である。
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やはり西洋名への憧れは尽きない。
だがこうなった以上、妹に恨み言を言っても始まるまい。
アリエノールに未練はあるが、なおじ の名は私のもうひとつの顔だと胸を張って言い切ろう。
何なら将来テレビに出るようなことがあれば「なおじ・ダカサカ」と名乗ってもいい。
……いや、やっぱりダサいな。
却下。