皆さま またもやお久しぶりです。
なおじ です。
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今のところ新しい職場は試用期間3ヶ月でクビにはならないだろうというボチボチ感でやっている。
詳しくは避けるが、私が就いたのはブログやメルマガを担当する部署。部署といっても人員は私ひとり。
10月は前任者が引継ぎも兼ねて残っているので2人だが、問題は独り立ちする11月から(汗)。がんばれ、自分。
しかしこの部署、というかこの会社。
厳密に言うとお役所の下部機関なのだ。
入る時にわかってはいたが、ン十年間「いかに売れる本(記事)を作るか」に心血を注いできた私にとって、
「金を稼ぐことを目的としない職場」での、力の入れどころと抜きどころを自覚するのにまず2週間くらいかかった。
「これは絶対ウケますよ!(売れますよ!)」が殺し文句だったのだが、何しろそれはまーったく関係ないのだ。
しかも私の書くブログのネタ元になるデータベースにアクセスするには何重もの承認を受けなければならなかった。これはなかなか痛恨だった。
細かい話だが、前任者は下部組織のさらに下部組織の「社員」として現部署に配属されており、「前前任者」もそうであったため、承認の手続きも前前任者が自分と同様に用意すれば事足りた。
しかし私は下部の下部組織から「業務委託」を受けた個人業者として派遣されている。当然、承認の手続きも違う。
たがそれを私が知る訳もなく、前任者も前前任者に任せきりだったため、戸惑うばかり。
またまずいことに該当部署の庶務の人も私と同じタイミングで入れ替わっていた。
しかも入れ替わった人が、入れ替わった途端に病気で10日近く入院するという不幸が重なった。
よって私は「やること、やり方」は理解したのだが、数週間ひたすら前任者がその権限で手に入れた資料を元にiPadでテキスト原稿を書くばかりで、それをシステムアップする経験を持たなかった。
さすがにこれではまずいと上長も動いて、やっと先日全てのシステム(専用PC)とそれに伴う権限I.D.を入手した。入社してきっちり1ヶ月かかった。
なにしろ「下部社員」と「下部会社が業務委託した人」の扱いは全く違い、しかも紙の書類でないと動かないというお役所ならではの風習が分厚かった。上長は何度判を押し直し、私は何度社内を走り回ったかしれない。
そしてまた、意外なことに休日出勤が意外と多い。それはこの部署が相手にしているのが平日働く方々だからだ。
その方々の意見を聞いたり研究会を開いたりとなると、もう土日祝しかない。
もちろん契約上、私にはいつ休みを取っても良い権利があり、それにはグダグダした書類はいらない。「明日休みます」といえばいい。
だが試用期間中の私に、それがどれだけ自由にできるだろう。心情的に。
「意図的に休まないと休めないよ」と前任者が何度も言うのも頷ける。
しかも下手にブラックな出版業界に居ただけに、休日に取材や出張があるのに慣れてしまったメンタルは「次の土曜、宜しく」と言われても「あ、はーい」と反射的に答えてしまう。
重い仕事を与えられれれば、ほぼ無意識に資料をバッグに詰めて、土日でも家のパソコンを開いてしまう。
これはまずいとさすがに思い、この土日と誕生日である23日は仕事用具を一切持たずに3連休を取っている。
24日も午後出勤をもぎとったが、とある場所の下見が、逆算してこの日でないと間に合わないことに気づき、結局はただ外回りして会社に入るだけになってしまった。まぁ、これは私の計算が甘かったせいなので悔しくはない。(負け惜しみ)
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私は自分のことを真面目だと思ったことはないし、真面目ではないから何とか社会についていくために自分を律しようとしてきた。
だが朱に交われば赤くなる。
真面目というよりモーレツな働き方が私の根本に血管のように張り巡らされてしまっているのを、新しい職場で認識した。
そんな私にかかりつけの心療内科の先生はおっしゃった。「あなたの場合〝ああ私、怠けてるなぁ〟くらいでちょうどいいのよ」
この言葉を忘れるまい。
まぁやることはやるが、怠けていいのだ。
それを心に刻まないと、また我を忘れたモーレツ&ブラック社会人になってしまう。
私を鬱にした怪物は私の中に居た。
何という余生だ。
理屈ではわかっていたことを体で痛感する今日この頃である。