MR6のブログ

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読んだ本、読んでいる本の事とか、色々。

Amebaでブログを始めよう!
予定通り一年近く空白が出来てしまいました。
予定通りなので大丈夫です。
色々本も読んだのですが、結局ブログに書くのがめんどくさくなってしまい、気付けば一年も経ってしまいました。
こうなる事は分かっていました。

では久しぶりに本の感想でも書こうと思います。

「天佑なり 高橋是清・百年前の日本国債 上,下」幸田真音著、角川文庫

とりあえず私が真っ先に言いたい事は、この夏、高橋是清が熱い!!って事です。
この夏、日本を是清ラーが闊歩する事でしょう。ていうかラーって何だラーって。太陽神か。

昨年、司馬遼太郎の坂の上の雲を読んで、そこで引用された高橋是清の言葉が印象的で、そこから何となく気になっていたというか…。
どういう言葉だったかと言うと、

「どんな失敗をしても、窮地に陥っても、自分にはいつかよい運が転換して来るものだと一心になって努力した(自伝)」

何か…共感というか、私もそういう風に思って辛い事を乗り切って来たので、あー、こんな偉い人も考える事って割とこんなギリギリな感じなんだ…?っていうかめっちゃギリギリだよね?もうそれぐらいしか無くね?だ、大丈夫!?
というちょっと動揺にも似た感情を覚え、勝手に親近感を覚えていた訳です。

そこへ、この夏本屋さんに堂々と是清の本が並んでいたので、
キタ━─━─━ヾ(o✪‿✪o)シ━─━─━ッ♪
この夏は是清ブーム来るでえ!
と興奮しながら上下巻ゲット。

高橋是清は江戸時代に生まれて明治大正昭和と日銀総裁、大蔵大臣、総理大臣などに任命されましたが、私は正直そんなに詳しく無かったので、政治家なんだと思ってました。
でも、この本を読んで、全くそのイメージは覆されました。

ビジネスマン…。
世界を股にかけるビジネスマン。
英語ペラペラだし、とにかくすごいなーと思ったのは、折角会社でいい所まで行ったのに、すぐに辞めちゃう所。
ホントにいいの?それで?って思う所でスパーンと辞めちゃう。1回や2回じゃない。
一番工エエェェ(´д`)ェェエエ工と思ったのは、大阪英語学校の校長になる事が決まっていたのに、後藤常という友人と仏教について学ぶ為にそれを蹴った事。俺と仕事とどっちが大事だと聞かれて、あなたです。って答えたみたいなものだ。
じゃあ仕事辞めてこいって言われて、ハイ分かりました。って辞めてしまった。
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
ってなりますよね。
その拘りの無さ…というか、是清にとっては、信念みたいなものがあって、大事な人を助けたかったり、これがきっと日本の為になるんだ、って思ったら、別に仕事なんて辞めたっていいし、貧乏くじひいても構わないしっていう想いが根底にある。

絶対に日本を守りたいし、豊かにしたいし、その為なら何でもするよっていう覚悟が、ひしひしと伝わってくる。
でも、どんな熱い気持ちで頑張っても、それが全ての人に伝わる訳じゃない。

どんなに笑顔で頑張っても、理不尽な目に会う事、仕事でもよくありますよね。

是清は、命まで落とす事になった。

それから時を経て、是清のポジティブな言葉に元気づけられる自分がいる。

「心是為常楽
心ハ是レ常二楽シミト為ス
心というものは、なにもくよくよ悩み惑うためのものではない。
心は、常に楽しみ楽しませるためにこそあるものなのだ。

おのれの運を信じ、楽観的に物事を見る、そこから拓ける道がある。

波瀾万丈の生涯ですが、その生き方に学び、勇気づけられる。
仕事に対する気持ちの持ちようを教えてくれたのは是清です。

多くの先人達が、どのような心持ちで仕事をし、この国で生きて、この国をつないできたのか。
まだまだ、興味は尽きません。
教えてもらいたい事が、たくさんあります。
まー、私の場合は、辛い状況をどうやって乗り切るかとか、そんな時はどんな風に対処すればいいかとか、そういうしょーもない感じなんですけどね。
でも、すごいヒントを一杯くれるので、ありがたやありがたやです。

とりあえず、そろそろ世の中に是清ブームが来るだろうとだけ言っておく。←えらそう