「MW-ムウ-」を知ったのは映画館で見た予告CMだった。
その時は(SF映画かな?)と思ったが実はサスペンス。
勿論原作も知らないため、先入観も無しに見た訳だが、映画としては面白かった。
話自体はよくある化学兵器の開発がベースになっているが、それに関わったがために
モンスターとなった結城(玉木宏)の極悪非道ぶりを描いた映画。
主演は玉木宏と山田孝之ですが、玉木宏の悪役ぶりがカッコよかった分、山田孝之が
物足りなかった。
玉木宏は先日観た「真夏のオリオン」の艦長とは全く正反対の悪役ぶり。
しかし結城と賀来(山田孝之)の関係は、命の恩人と助けてもらったという間柄だけでは
無く、妖しい雰囲気が二人の間に感じられた。
きっとこの辺りの詳細は原作を読めば解明するのでしょう。
映画公開前にTVで、映画版「MW」の数ヶ月前を描いた話を放送したようで、見逃した
事を少し後悔した。
原作も勿論、読んでみたい作品です。