もう一度観たくなり、行ってきました。

Wonder Phraseで夜桜砲発動を察知していましたが、そちらへの参加は来年に持ち越し。錦糸町のNEWバンド拝見もまたの機会に。
同じ舞台を複数回見るのは、中村JAPANドラマティックカンパニーの諸作品以来。『笑いすぎたハムレット』や『キーマン』が好きだったです。


導入部の悪夢シーンの二人羽織り、不気味でした。

パール化成とダイヤケミカルの駆け引きを発端とした事件の数々。架空のフェアリー事業部。錠剤ハピネスShin-Pに踊らされる人びと。
江戸川区発祥の桜子教をめぐる事件。
Oアラート、Gアラート。へるワカメ。
物語りに全く絡んでいない菩薩。
ミサイルや種子の彼氏が飛んでいってしまう。
家に帰ったら田中正が4人のグループになってる。
オバサン化した冴子ウイルスが内田繁と警官を追いかける映像からのフィナーレ。他あれこれ。

あと1、2回見たら流れが理解できたと思いますが。


この日最初にはっきりした笑いが起きたのは、テツコの部屋のシーン。それまではクスッと笑うような場面ばかりだったところに、解りやすい笑いやすいギャグが挟まれた、ということではないかと思ってます。
津波さんはこの老いた母親と菩薩がハマっていました。


すばるちゃんも大いに楽しんだと言っていた、悲鳴がハモる火事場の馬鹿力の場面もかなりウケていました。
キキロウの妻と娘が火災で逃げ場を失ってしまう。レスキュー隊がマットを敷いて、火事場の馬鹿力を発揮して飛び降りるよう促すも、あらぬ方向で力を発揮してしまい、隊員が「美しい。。」


桜子教の集会が東京ドームで行われ、チンピラがドンに挨拶するよう強要する場面。これが一番観たかった。
1日の昼間、何気なくドンチャックをネットで検索したんです。小さい頃にテレビで見ていたはずでしたが、ストーリーも主人公のキャラクターも全く覚えていませんでした。
そうしているうちに、植木さん扮する某ドンの場面をどうしようもなく観たくなってしまった次第。

ちなみにアニメ版ドン・チャック物語の主題歌は森田公一氏が作曲。“あなたに夢中”や“危い土曜日”、“ハートのエース”と一緒ですね☆