この日は先日行けなかった雑司が谷のエルチョクロへ行ってタンゴのライブを観るのも良いなと思いました。
予定では遠い遠い千葉まで行くつもりでした。もっと先まで行くと木更津でMaya☆Mikiのコンサートもありましたが、、片道2時間ですとお~(*_*)

池袋駅から歩くこと10数分(雑司が谷駅からは2,3分)。
初めてのライブハウスに入るワクワク感いいですよね~。
思えば初めてジャンケンへ行った時は前もってHPを念入りにチェックして予約してから行ったものでした。



この建物です。築70年の民家を改装したタンゴ専門のライブハウス『エル・チョクロ』。
2階が控え室になっているようで音が漏れ聞こえてきます。



しかし今回予約しないで行ってみたら満席の貼り紙!




しまった!満席では仕方ない。ならばこれから千葉に向かうべきなのか、または恵比寿ジャンケンや川越ステップヘブンに行くのはどうだろう、と思いながら突っ立っていたらお店の方が出てきたので、せめて中の様子だけでも見させてもらうことにしました。
席も用意しますと言われたものの、あまりにもお客でぎっしりなので遠慮して出ようとしたら、「メンターオ良いですよ~」と背中を押されたので観ることにしました。

40人も入れば満席の会場には、女性団体客、老若男女お一人様、家族連れ、カップルとたくさんのタンゴ好きな方々が集まっていました。

タンゴはアルゼンチン発祥でロックやジャズよりも前からある音楽。クレーメルやヨーヨーマが(ピアソラを)流行らせてからも久しいですが、力強く美しく時に激しいリズムの曲を生演奏で聴いていると、タンゴがまたこれからもっと人気が出そうな気がしてきます。

タンゴにも作曲者や奏者によって様々あり、メンターオ楽団が追求しているのはプグリエーセ楽団のスタイル。一拍目と三拍目を極端に強調してとてもメリハリがあります。

ピアソラしか聴いていないので知っている曲は1曲もありませんでしたが「次の曲はプグリエーセの中期にいたバンドネオン奏者の、~が作曲した、~です」みたいな詳細な曲紹介や気の利いた池田氏のMC、バンドネオンという特殊な楽器の解説もあり、全編楽しく観ることができました。
古典タンゴはCDではピンときませんでしたが、やはり生演奏は良いです。
1曲毎に大きくて温かい拍手が鳴り、最後の曲が終わった後の拍手は鳴り止みませんでした。



またメンターオ五重奏団を観たいと思いましたが、次回ライブは12月23日で35名限定席数とのこと。
毎年この日はスイポ・スイキャンが何かやるから予約はしないでおきました。