10月21日
沼津でキーマン3

体育会系パフォーマンス集団"中村JAPANドラマティックカンパニー"(NJ)の公演を観に行ってきました。

今年のNJは地方公演ばっかり。しかもキーマン3は各地高校生の芸術鑑賞会向けとしてしか上演されない。一般公開はナシ。ファンクラブ会員であっても全国ツアー20カ所の内1公演しか観れないんです。
沖縄へ観に行く猛者はいるかな⁈
高校生に埋れて観てきました。


観始めてすぐに思ったのが、これをCHANCEと平行して(または代わりばんこに)演ってるのかってこと。
両方の出演者はよく頭切り替えてやってるな~



ピアノ職人の五代目ギエモンの元に集まった様々な生い立ちの鍵盤たち。
外の世界を知らないミ(TERU)他と舶来物のレ(羽賀佳代)ファ(おかえいり)ソ(瀧澤行則)が対立する序盤から"ミの歌"を連発。ミを中心に話が進みます。

ギエモン傘寿のお祝いのために皆でミュージカルをやろうということになり、だんだんと打ち解けていく中でミとファの淡い想いのすれ違いも織り交ぜた中盤。
インフルエンザにかかったレが感情露わに独り芝居をする場面は見応えありました。ここで歌われたのがBOYZ CHANCEでお馴染みの"チーム"。えいりさんが歌い出し、江莉花さんがコーラスを重ね、TERU氏瀧澤氏とリレーして最後に佳代さん。これには引き込まれましたよ。

終盤はツラ~イ腕立て(^^)で鍵盤を表現。かえるの歌や結婚行進曲等同じ音が連続する曲を演奏するのがお約束笑。スッキリ明るくフィナーレでした。



過去に別の音に移動したことがある鍵盤がインフルエンザにかかって苦しんでしまうという設定なのに、終盤には平気で移動するのは違和感がありました。細かいようですが。
薬飲んだから大丈夫ってことなのかな?ノリツッコミの台詞を足して補足して欲しいところでした。
それとストレッチと称している冒頭の群舞。最後にもう一回やってほしいと思いました。これは大変かな。。。


つい先日、篠原涼子役をやってたおかえいりさんが白鍵ファをやってる。動きはキレキレ。TERU氏とのコント的なかけ合いは無かったですが、二人並んで座ってもじもじしてる様子が微笑ましい。

水野江莉花さんはソ♭。黒鍵はあっけらかんとしています。地でやってる感じ(?)。寝込んで苦しんでいるソの悪夢では悪霊役でも登場して"タタル"を披露。ここでも歌うか⁉(^^) 生徒さん達マイクを向けられて楽しそうでした。

羽賀佳代さんは先述の一人での長い台詞が素晴らしい。感情の変化の付け方が滑らかで不自然さが無い感じ。

舞衣さん曖昧モコさんは前回に引き続きラップ調で動きをシンクロさせていました。
小田壮真さんは定番のスピンも披露。スイヤセンばかり言った後に上手くシアワセモノデスと早口で言って笑いをとっていました。
瀧澤行則さんはミュージカル調(オペラ調?)の台詞で魅せていました。

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マイクロバス。夜行バスや観光バスならまだしもこの手のバスのシートで長時間移動はキツイ。


写真を拝借。
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