メスタージャでの観戦をより楽しくさせるいくつかのコツ~試合編~ | ≪バレンシアのサッカーを追え!≫

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シーズン終盤、残り2試合。
レアル・ソシエダとついに同勝ち点に!
ホーム最終戦の勝利を目指せ!Amunt Valencia!


“Valencia C.F.”の情報、試合考察、
選手のコメントを現地より記事としてお伝えします。(残り8日。)


先日の~試合前編~、いかがでしたでしょうか?
色々と盛り込みたい要素がまだまだ沢山あるのですが、
そちらは番外編と言う形で後日掲載致します。お楽しみに!



さて今回は、試合編。
現地観戦ならではの視点や面白さをみなさんにお伝えできればと思います。

まぁさくっと言ってしまえば、「マテューはテレビで見る時の方が走っている。」
と言った感じのネタ発見的な物を放って行きます。
分かりにくい例えもあるかもしれませんが、そちらは質問していただければと思います。

バレンシアのサッカーを追え!
下のトゥールズ時代と比べると髪が.....

バレンシアのサッカーを追え!
年齢とともに体力と髪が減ってしまったようですね笑


今回は、初めての方と2回目以上の方という括りで勝手ながら分けます.
ご了承ください。

ではでは、始めましょう。


「初めての観戦の方に。」

試合前編に若干掛かってくるのですが、まずは観戦席について。
これは、どこに重点を置いて見たいかと言うことが重要になってきます。


好きな選手を近くで見たいと言う方は一階席の横列で見るのが効果的でしょう。
写真も撮り易いですし、何より選手が非常に近い所でアップをしたり、
相手と競り合ったりしているのを間近で見られます。


僕も一度だけ一階席で観戦したことがありますが、選手との距離はかなり近かったですし、
マスコットキャラクターのムルシエラゴとも写真が撮れました。


ただ、この場所での観戦の際には、注意して頂きたい点が二つほどあります。

・チケット代が高い。
・試合展開を掴めない。


この辺りの席は、ほぼ半数が既に年間パスを持っているファンが殆ど牛耳っており、
チケットの入手が困難です。
そのためか値段の上下動があまりなく、
毎年最低30ユーロ近く支払わなければ観戦出来ない状況にあります。



僕の場合観戦した試合が、コパ・デル・レイ(国王杯)の3回戦、
ログロニェスとのホームゲームでした。

注目度もさほどなく平日開催だったため多少安くチケットを入手できましたが、
それでも25ユーロと他に比べると高額かと。


続いて試合展開を掴めないということに関して。

実体験からお話させて頂きます。
このログロニェス戦では二つの非常に貴重なゴールが誕生。


現マラガ所属のMFイスコ。


バレンシアのサッカーを追え!
昨年は若干19歳ながらマラガの主力として活躍。五輪代表。

バレンシアのサッカーを追え!
この頃からシルバに自分の後継者と太鼓判を押される程の才能を発揮。


そう!彼のバレンシアでのトップチームデビューでの2得点です。
特にスペイン各紙が「プレイステーションゴール」と名を付けた
有名なスーパーゴールが生まれたのもこの試合。

Valencia4-1Logroñes

フェグリのゴールを生で見たのもこれが初めてだったなぁ。


僕はゴールをした方と逆側の席に座っていました。
イスコが豆粒程度にしか見えず、なんとなく相手を抜き去っていることは認識できましたが、
気付いたらゴールという具合でよく見えず残念な結果に。


まぁこの時ほど「ああ、もう少しケチっていれば。」と思ったことはないです。笑


この経験を聞くと「微妙なのかな?」と思われるかもしれませんが、
一生に一回はこの選手のプレーを間近で!くらいの方にはお勧めの席です。


では、試合全体をテレビとは違った感覚で見たい、
分析したいという方にお勧めの席はどこなのでしょうか?


見やすい場所と言うのに個人差はあると思いますが、
今回紹介するのは、僕のいつも観戦しているゴール斜め後ろの2階席。


ゴール裏からもいい具合に見ることはできますが、厄介なのが遠近感。
逆サイドのボールの高低差や距離感がイマイチ掴めないため、
評価をメインとしたり、選手の特徴を分析したりという方には、見にくいかもしれません。



横の席も同様に見にくい部分がいくつかあります。
メスタージャの作りが関係してくるのですが、席と席の感覚が狭く、
真下のエリアがほとんど覗けないような状況になっています。


まぁ場所を選べば上手く見られるとは思いますが、大多数の方は左サイドで選手がボールを持っている時に、
お年寄りの禿げた頭を見つめることになるでしょう。



ということで、そのゴール斜め裏をお勧めいたします。
理由を挙げまずと、5つくらい出てきます。

・角度があるためピッチ全体を見渡しやすい。
・チケット代が平均して安い(10~20ユーロ)。
・出口から近い。
・連席でもチケットを手に入れやすい。
・看板が少なく見通しがよい。



こう言った感じです。
まぁ基本的に僕の主観でのお話ですので、参考にしていただければと思います。




ゴールの瞬間やボールが飛んでくるのを体感したい。
リアリティあるサッカーを見たい方は、
言うまでもなくゴール裏がよろしいでしょう。
お値段は大体30ユーロくらいです。
対戦相手によって変動はしますが平均このくらいです。(昇格組との試合は、割と安価。)




さて、試合に関して。

必ず見て頂きたいのが、選手のネタ要素の部分。

「相手陣内に攻め入っている時の、グアイタのブラジル体操。」
「もう走ることができませんアピールをするマテュー。」
「自分をシャビなんじゃないかと勘違いするジョナスのプレーエリア。」


バレンシアのサッカーを追え!
イケメンのグアイタ。ペジェグリーノにはビセンテと呼ばれています。

とまぁ数を挙げればきりがないですが、
テレビでは映らない要素が盛り沢山なわけです。


そのネタを見つけるコツというのは、
バレンシアニスタの皆さんはもうご存知なのではないでしょうか?

基本的にDFラインを見ていれば、ソレは見つかります。


昨年のセビージャとのホームでの一戦。
あのカタカナユニの試合でのダビド・ナバーロ(現レバンテ)と
ネグレドの競争が典型的な面白いネタかと。

Valencia1-0Sevilla
この時の黙祷とカタカナユニには涙しました。


お腹を突き出して必死で走っているのに、
全然追いつけていない姿に「もう彼がCBな限り、
バレンシアのサッカーが世界に通用することはないな。」と思ってしまった程。

それだけで酒の肴になるので、是非ともご覧あれ!




簡単にですが、こういった感じです。
ちょっと話が支離滅裂になっておりますが、御容赦願います。

後日、2回目以降の方々へ向けた ~試合編~ を更新しますので、
今回の記事で「なんだ。こんなもんか」と思われた方も気が向いたら見てください笑


ではでは。