審判の重要性。 | ≪バレンシアのサッカーを追え!≫

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シーズン終盤、残り2試合。
レアル・ソシエダとついに同勝ち点に!
ホーム最終戦の勝利を目指せ!Amunt Valencia!


“Valencia C.F.”の情報、試合考察、
選手のコメントを現地より記事としてお伝えします。(残り8日。)

サラゴサ戦。案の定荒れましたね。
退場とPKが既に付き物となってます。

まず、審判は試合をコントロールするものであって壊すものではない。
審判が、完全に試合を私物化している状態。

今日のメスタージャは前節の試合の勢いもあってかメスタージャが物凄くいい雰囲気だったのに、あのPKから一転。審判への暴言と罵倒が飛び交う険悪な雰囲気に。
とりあえず時間返してくれ。

今回は選手へのブーイングはほとんどなかった。
強いて言えばホナスの外しっぷりに呆れて野次が飛ぶ程度。
試合後の「フエラ」の声も全て審判に向けて。

ビジャレアル対レアル・マドリーの試合もそのあとBARで観戦したのですが、あの審判も酷かった。
勿論正当なファールもあるが、カード連発されたら選手だってそりゃ怒るさ。
僕はマドリー嫌いなんですが、流石に同情したよ。

ただ試合を壊したのが審判だとしたら、流れを崩したのはエメリ。
前半からのパブロとホナスの入れ替えを繰り返して裏を狙っていくサッカーは見ていて面白かったし、可能性も十分に感じたのだけれど、交代を切ったタイミングと選手の投入が間違い。

縦へのパスが今日も冴えわたっていたパレホですが、やはりDF面では若干不安な部分もあって、相手にプレスを中途半端に掛けながらスライディングも中途半端。というシーンが前半に一度見られたのは頂けませんでした。その他においては僕は高評価してますがね。

この点においてもアルベルダとフェグリの交代は確実に間違い。
いくら攻撃にシフトしようと言う強気な姿勢にでようが、本来FWであるホナスをドブレピボーテの一角に据えるのはどうやっても無理。
縦パスの供給源を増やすということを考えての采配なのは十分理解できるのですが、ただでさえ裏を取られやすいDFにも関わらず、プレッシングのない中盤の構成ではカウンターだってやられますよ。

デアルベルトが地面叩いて凄く悔しそうにしてましたけど、あれはホナスに怒っていい所。
ホナスは、シュートを決めきれない、一番危険な所でパスミス。
何度繰り返したでしょうか?

第一に得点を取ることを考えるのは勿論ですが、今日のアドゥリスの機能のしていないプレーを観れば、大体の観戦していた方たちは思ったでしょう。
フェグリが準備していた時に、本当に誰もが。

イエローを貰っていたことも考慮したのかもしれませんが、本当に頂けない采配でした。
パブロも再三チャンスを作っていたにも関わらず交代させられたのには納得がいかなかったでしょうしね。

今回は負け試合となりましたが、あえてバレンシアのMOMを決めるならバラガン。
可もなく不可もなくということで。
クロスの質にはやはり難がありますが、一番安定していたとは思います。

まぁエメリやホナスだけの責任とは言えないのですけれどね。
あれだけ誤審を連発されたらどこかおかしくなるのは当然のことですし。

夕方に見に行ったウラカン・バレンシアの試合は前半で引き上げてしまったのですが、これまた審判の誤審だらけで野次が凄まじかったです。
あとはやはり完成していないチームだな。と感じました。
蹴り込むサッカーをしているのに、セカンドボールを拾うプレイヤーが不在。
また、FWも落ち着かせることができない。
唯一サイドの7番の切り込みだけに可能性を感じたくらいです。

さて、明日は久しぶりの練習です。
楽しめればいいなぁ。