自分自身に恋焦がれ
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『なぁ、好きだよ』















ピピピ..




「ん゙~」



眩し‥







「もー何時まで寝とん!学校遅刻しても知らんで!!」


はいはい。起きますよー。

「いい加減にしなさい!」

バザッ


「ゔー、ほっといてよ‥もう!!」

ガバッ

せっかくぬくぬくしてんのにもぅ。はぁ、寝よ寝よ。

「起きろっつてんだろーが!!」


ゴッッ

「っテェ!!!」

いつまでたっても起きない私の顔に、布団の上からゲンコを喰らわす鉄人母。

「起きるって言ってんじゃん!!」

ん?言ったっけ?まぁいいや。


「今初めて聞いたけど?起きるんならさっさと起きな。あんたほっとくと何時までも寝るんやから」

ったく面倒くせーやつ‥とブチブチ言いながら部屋を出ていく母を睨みつけて見送る。

普通です

顔がいい訳じゃない、スタイルがいい訳でもない、性格だってイマイチな自分。

いつからか誰も好きになれなくなって、ふと見た鏡の中の人がいつも淋しそうで、手を繋いで、抱きしめてあげたくなった。



ジッと鏡を見つめる‥。

会いたい。


決して会えることのない、会話さえできない人だけれど。