昨日も、猛暑でしたね。

昨日は、朝から長女宅に駆り出されることもなく、

そしてモラ夫も出かけない…。


ずーっとダイニングに居座っていて、

とうとう私が痺れを切らして、

ちょっとコンビニとか行こ

と思って、カバンを手に取り、


いつもなら黙って出かけるのですが、

なんとなく

私「買い物行ってくる」

と言ってしまいました。


モ「どこに行くの?」


私「◯◯スーパーと△△薬局ぐらい」

(本当はコンビニで支払いの用事を済ませたら、アイスコーヒーでも飲みながら駐車場でゆっくりするつもりでした)


モ「じゃーソバ買ってきて。1つ。袋のヤツ」


はぁ〜

妙に声なんかかけなきゃよかった


とか呟きながら出かけました。


コンビニの用事を済ませたけど、

コンビニの駐車場には、

日陰はなくて、

スーパーの方がもしかしたらあるかもしれないと思って、

とりあえず◯◯スーパーの駐車場に行きました。


結局日陰はなかったけど、

車を停める方向を、日差しが入らない方向に停められたので、

ちょっと時間潰してから買い物に行こうと思いました。


飲み物はアイスコーヒー。


10分もしないうちに、

頭の中でスンというかプチンというか、

何か糸が切れるような感覚があり、


「あ、これいつもの目眩の発作だ」

と気がついて目を瞑りました。

いつもなら数秒〜数十秒で治る発作なんです。


数年に1度か2度あるぐらいの頻度ですが、

時々あるので、慣れっこです。


でも、昨日は分単位で目眩が続き、

景色が縦に回り始めました。

すると、突然平衡感覚がなくなったというのか、

磁石か何かで吸い寄せられるかのように、

助手席に倒れ込んでしまいました。


意識はハッキリしていて、

体を起こさないと、目眩から解放されない

と思うのに、

どうにもこうにも、

助手席に吸いついてるのかと思うほど

体が動かない。


これは店内まで歩けないし、

歩けたとしても買い物なんてしたら

店内で倒れちゃう


モラ夫に連絡して、

すぐには帰れないことだけは伝えないと

と思って、

スマホで電話をしました。


いつも通り、

出ません…。


やっぱりな。


数分後、珍しくモラ夫から折り返しがかかってきました。


私「ごめん、目眩がして動けないから、少し休んでから帰る。買い物はできないかもしれない」


モ「それ、熱中症じゃねー? わかった」


と電話は切れました。



このまま倒れていたら、

隣に車を停めた人とかに、救急車とか呼ばれてしまうかもしれない

とか、そんなことを考えていました。


それからどのぐらい時間が経ったのか分かりませんが、

目を開いてみたら、景色が回るのが治ったので、

そろりそろりと体を起こしてみました。


フワフワはしてるけど、

とりあえずドライバーズシートの背もたれにもたれて、

目を閉じるとフワフワ感が増すので、

目を開けてゆっくり周りを見てみました。


顔を横に向けるとフワフワします。


長女に連絡してきてもらおうか

いや、来てもらっても車2台になったら結局、自分で運転することになるし、

自力でなんとかして帰るしかない

このまま、車でエアコンつけてても暑くて

汗が滲んでくるし、

とりあえず、寝転びたい


運転できるかな?

5分もかからないし、

できるだけ首を動かさずに、

ゆっくり走れば帰れる?


いや、帰らないと体を休められない

帰ろう


と、勇気を出してそろーりそろーりと車を動かしました。


左右の確認は顔を動かさずに、

目だけ動かして、

カーブミラーは凝視して安全確認をしながら、

なんとか家に辿り着きました。


カーポートに車を入れて、

また助手席に倒れ込みました。


モラ夫のスマホに電話をかけて、

カーポートまで来て欲しいと伝えたかったのですが、

つながらず。


フラッフラで、

車から降りたら、

車にドン

ドアにドン

壁にドン

いつもの勝手口までの

数メートルが果てしなく遠く感じました。


勝手口のドアにぶら下がるみたいにしながらドアを開けて、

廊下にまた倒れ込みました。


その勝手口はトイレのすぐ近く。

目眩からの吐き気があったので、

しばらく倒れ込んだあと

トイレに這い入りました。


トイレで便器にもたれかかるようにしていたら、

モラ夫から着信。


モ「どこにいるの?もう◯◯スーパー出たの?」


私「うん、今家のトイレ」


モ「なんだ、そうか」


どうやらモラ夫、私を連れ帰るために◯◯スーパーまで行ってくれたようでした。


その時は、頭がよく回っていなかったので、

帰りにポカリ買ってきてくれないかなー?

とか、

迎えに行くわ

って言ってくれたら

あんなに危険を冒してまで運転しなかったのに

とか

そんなことを考えていました。


トイレでしばらくへたり込んでいるうちに、

体が起こせるようになったので、

とりあえずダイニングまでいって、

敷いてあるラグに寝転びました。


しばらくしたらモラ夫が帰宅してきました。


私「ごめんね。迎えに出てくれたんだね。ありがとう」


モ「あーいいよ。ポカリ飲むか?」


私「うん、ありがとう。上向いて飲めないから、

ストローも欲しい」


と言って、ストローモ用意してもらって、

寝たままポカリを半分ほど飲みました。


その後

どうも私が眠ったのか気を失ったのか、

次に目を覚ましたら

おそらく1時間ぐらい経っていました。


体を起こしてみると、

若干のフワフワ感と強めの頭痛。


やっぱり熱中症だったみたいですね。


そのあと息子が外出から帰ってきたので、

さっきまで熱中症でへばってた話をしていたら、

モラ夫が


モ「お父さん、こりゃお母さんが大変だと思って、車で行ったら後が困るし、歩いて迎えに行ったんだ。そしたらお母さんいなくてさー笑」

と息子に話をしていました。


なんと、モラ夫徒歩で迎えに出てくれていたらしいです。

おそらく15分ぐらいなんですが、

時刻は13時過ぎぐらい?

一番暑い盛りに。


びっくりして、


私「え、歩いて来てくれてたんだ!ごめん」


モ「別にいいよ」


なんか普通の夫婦の助け合いみたいな感じでした。


ただ、来るなら一言

「迎えに行ってやるから待ってろ」

と言って欲しかったなー


贅沢ですかねコレ。



とりあえず、

「ありがとう」「ごめんね」

は何度も言いました。


そして

早めに就寝しようと、

ものすごく久しぶりに、

「おやすみ。今日は暑い中ありがとう。ごめんね」

と挨拶とお礼と謝罪をして

アイス枕とポカリを持って和室に寝に入りました。

夜になっても頭痛は取れなかったので、

用心して枕元に、

水とポカリを置いて寝ました。


そんなに暑いところにいたわけじゃないのに、

急にクーラーの効いた部屋から、

最高気温の時刻に外に出たのがいけなかったのかなー?


なぜあんな短時間に熱中症になったのかは分かりませんが、

目眩であそこまで動けなくなったのは初めてだったので、

びっくりしました。


皆様も、くれぐれも油断せず、

暑い時は無理しないように

お気をつけくださいね。