土地探し、HM探し、バチバチの打ち合わせ・・・
とにかく刺激的な紆余曲折を経て、9月20日!ついに完成
各社のプラン比較や過激(!?)な商談の様子は、以下の目次からどうぞ!
↓↓本編↓↓
とんでもねーレベルで予算をブッチぎり、置き去りにした前回!
ど、どうやら予算が俺についてこれてねーようだな!!
(前回記事:天国から暗転。ぶち切れMAXで打ち合わせに向かう!)
その事実が発覚したのが、なんと打ち合わせの前日
そんな額を当日いきなり突き付けて、いったい何の打ち合わせになるっていうんでしょうか
だいたい、プラン書いてる段階で延床面積なんて分かるんだから、とんでもない足の出方するならもっと早く言ってくれればいいのに!
こっちはプランと見積もりで1か月以上も待ってるんですよ!
他所も断ってさー!
そんな金額が前日になって分かったところで、どうしようもない私達夫婦
着地点の見えぬまま当日を迎え、重い足取りで打ち合わせへ向かう。。。
「・・・。」
「・・・。」
車中の空気は重い
そりゃそうだ。
今まで見たこともないような最高のプランだったんだもん
しかも、金額の目安も裏を取ってたのに・・・
まさに天国から地獄である。
600万オーバーなんて、もう仕分けでどうこうってレベルじゃねえぞ!
怒りは寝れば収まります。
しかし、悲しみはなかなか引かないのです・・・
ううぅ・・・
そんなこんなで到着した打ち合わせ。
もう足取り重すぎて、ちょっと遅刻しちゃう始末。(クズ)
「本日はよろしくお願いします」
「・・・。」
ろくに目も合わせず、席へ着く私。(どクズ)
さあ、今日はアイスブレイクもコーヒーブレイクも無しだ。
じっくりと聞かせて貰おうじゃあないか、あのふざけた見積もりについてよう!!
「すみません、インナーガレージの値段を私が勘違いしていたのが原因です」
ほう?
「ガレージとはいえ基礎も作るため、150万ではなく400万ほど掛かるとのことでした」
ほほう?
「更に吹き抜けや、2階部分の面積を使い切ったため、合計600万上がってしまいました」
なるほど?
・・・
ふむ
まあ
勘違いならしょうがないか
しょうがないですよね?勘違いなら
人間誰でも間違いはありますし
でもな!言いたいことは言わせてもらうぞ!
今日はずっと俺のターンだ!!
「でもそれなら、もっと早く言って欲しかったです」
「?」
「あれだけオーバーした見積もりを打ち合わせ当日、いきなり見せられたらどうですか?」
「普通、びっくりして打ち合わせどころじゃないんじゃないですか?」
「今日はもう心の準備は出来てますけど、昨日私が電話してなかったらお互い時間の無駄になり兼ねなかったですよ」
「想定から大きくずれ込んだ時はすぐに連絡ください。見積もりだけでなく何でも」
「承知しました。今後はそのようにします」
「というか、プランの段階である程度分からなかったんですか?」
「こればかりは見積もりを取ってみないことには・・・」
「でも積算見積もりは、設計さんが取るんじゃないんですか?」
「いえ、プラン作成とは別に、見積もりは専任の者がおりまして」
なるほど・・・
でもまあとにかく、理由は分かりました!
納得もしました!
あの最高のプランは残念過ぎるけど、これ以上は言っても仕方ないですしね!
別にハンコついてたわけでも、契約してたわけでもなかったし!
「分かりました。ただ、私達がお二人と建てたい気持ちは変わりません」
「何か代替案はありますか?」
「すみません、さん」
「昨日のアレ、取ってもらえますか?」
「・・・。」(ペラッ)
一枚の紙を設計さんに手渡す、担当さん
「こちらをご覧ください」
↑実物
そこには、今どき珍しい手書きの間取りプランが置かれていました。
え?
もしかして昨日、あの電話の後作ってくれたの?
もう夜だったよ?代替案用意しろだの無茶言ったの
まだ色もついていないこのプランですが・・・
後の我が家の原型になります。
(ゴゴゴゴゴ・・・)
そしてここからは一生設計さんのターン!!!