土地探し、HM探し、バチバチの打ち合わせ・・・

とにかく刺激的な紆余曲折を経て、9月20日!ついに完成チーン

各社のプラン比較や過激(!?)な商談の様子は、以下の目次からどうぞ!

 

①マイホーム計画!編 ( #1~7話)

②土地とHM探し編 ( #8~21話)

③HM 比較/検討編 ( #22~32話)

④商談/契約!編 ( #33~51話)

⑤色決め~上棟編 ( #52~65話)

⑥内装/インテリア編 ( #66~78話)

⑦性能/家電/まとめ編 ( #78~92話)

⑧real/web内覧会編( #93~Now!)

 

 

 

 

 

↓↓本編↓↓

 

 

 

 

 

8月からHM巡りをはじめ、はや2か月。

 

この2か月でまわったHM数は21社、そのうち打ち合わせは7社とかなりハイペース照れ

 

出会いと別れを繰り返しながら、次第にはっきりしてゆく私達の「本当に欲しい家」と、実際にかかる「価格」

 

この調子で進めていけば、年内には3~4社に絞り込めるかな?と手応えを感じていました。

 

と同時に、なかなか良い土地が出てこない不安もありましたショボーン

 

 

 

注文住宅の永遠のテーマ

 

「土地が先か」 VS 「HMが先か」 論争

 

ですが、持論では確実にHM選びが先だと考えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、「土地が決まらないとプランの提案もできません」と宣う営業マンもいますプンプン

 

でも本当にそうでしょうか?

 

そんなしょうもない返事をする営業マンは、すぐに候補から外してやればいいのです!

 

 

例えば、HM選びがちっとも進んでいない段階で、最高の土地が出たとしましょう。

 

土地探しに苦しんだ方は分かると思いますが、良い土地は1日2日で売れちゃいます

 

そのため、なるべく即決して買付申込を出さないといけません。

 

その後は、だいたい1週間後に土地代の1割を手付金として支払い、1か月後に残金を決済し引き渡し、というスケジュールが一般的です。

 

 

つまり、土地を全額キャッシュで買える余裕のある人以外、買付申込から1か月でローン実行が必要になるわけです。

 

そしてローン実行の場合、たいていは土地の契約だけでなく建物の契約も必要になります。

 

 

ってことはもし、HMを絞り込む前に最高の土地が出てきちゃった場合

 

たった1か月で間取りと見積もりを慌てて集め、十分な比較検討や価格交渉もないまま請負契約を結ぶハメになる

 

わけですえーん

 

これって、めちゃくちゃ危険じゃないですか!?

 

 

 

 

 

 

HMとのトラブルの原因ダントツNo.1は、やはり「思ってたのと違った」系のトラブル。

 

請負契約のハンコをついた途端、

 

プランの変更を渋るようになったショボーン

 

価格を一歩も譲歩してくれないプンプン

 

むしろ軽微な変更の度、どんどん金額が高くなるチーン

 

苦情を言うと担当者の態度が一変したムキー

 

などなど・・・

 

 

以前の記事でも書きましたが、私達施主のほとんどが家づくりは人生に一度きりであり、初心者です。

 

(参考:注文住宅 お宅らの業界にモノ申す!

 

その初心者に対し、説明不十分なまま契約を迫るHMが一番悪いのは言うまでもありません。

 

(プランが確定する前から「仮契約」なんて言葉を使う営業がいたら要注意ですよ!民法に「仮契約」なんて言葉はありません、契約は契約です。)

 

 

しかし、こういったトラブルを引き起こすもう一つの原因は、土地の決済をたった1か月で全額強要する不動産屋の商慣習ではないでしょうか?

 

彼らはさっさと決済して引き渡し、手離れしたいだけなのです。

 

 

ここで私は、声を大にして言いたい!(またかよ!)

 

 

宅地の売買は、契約から決済の期間を3か月は猶予せよ!

 

と!

 

 

例えば、手付で1割、1か月で中間金として2割、そして3か月で全額決済&引き渡し。とかね。

 

これなら、手付と中間金を現金でしのぎ、3か月じっくりプランと見積もりの精査をした上で、請負契約とローン実行ができます。

 

 

もちろん売主ばかり不利になる必要はないですが、売主も買主も安心して売買出来るのが理想なわけで、そのためのお前ら仲介(不動産屋)やろがい!と思うのでありますプンプン

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、そんな都合よく法律が変わることなんて期待できないので、現実的な自衛手段としては、以下の3つですかねひらめき電球

 

①プランと価格に十分納得するまでは、絶対に請負契約は結ばない

 

②「仮契約」「申込金」など、少額でもお金を支払う際は返金の条件について細かく確認する

 

③条件に近い仮の土地でプランを提案させ、HM選びにあたりをつけておく

 

 

 

特に③!今回の記事で私が言いたかったこと!

 

建てたい家の大きさや間取りって、ある程度家づくりの勉強してたら固まってきますよね。

 

 

「20帖くらいの広いLDKに、隣接する和室が一つ。子供部屋は2つかな。」

 

「なら、建坪は33坪~38坪くらいにしようかな。」

 

「ってことは、土地は最低40坪は欲しいな。」

 

 

ここまで来たら、まずは買う気がなくても50点くらいの土地をピックアップし、HMに一度プランと概算見積もりを提案してもらいましょう!

 

 

そうすれば、どこのHMがトキメク間取りを提案できるのか?

 

自分たちの希望の間取りと仕様だと、いくらくらいで出来そうなのか?

 

を把握することができます。

 

 

ほぼほぼ希望のHMを絞り込んでおくことが出来れば、あとは運命の土地が現れるのを待つだけですラブ

 

土地を即決してからでも、十分にプラン作成、見積もり推敲、請負契約が可能でしょう。

 

 

こんな記事を書くと、「買う気もない土地でプランを書かせるなんて!」というご批判もあるでしょう。

 

建築関係の方なら、「間取りも見積もりも、タダじゃねーんだぞ!ムキー

 

と、怒る方もいるかもしれません。

 

 

 

それでも敢えて私は言います。

 

施主とは

 

うん千万も支払うお客様やぞ

 

と!

 

 

 

 

 

 

 

私も営業をやっていますが、うん十万円、うん百万円のモノを売るときでも、しっかり提案書作ります。

 

見積もりも出します。仕様を変更して検討したいと言われれば、いくらでも作り直します。

 

どの業界の営業も、このくらいのことみんなフツーにやってます。

 

「お客様に検討して頂く」ということは、そういうことなのです。

 

面倒臭がってはいけません。

 

 

ましてや、一個人が何千万も支払う、注文住宅。

 

施主はもっと我が儘になってもいい

 

と思うのであります。

 

 

 

 

 

 

 

猫しっぽ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫あたま

 

 

 

前置きが長くなりましたが(前置きかい!)

 

なぜ急にこんなに熱を吹いたかというと、

 

私自身がHMを決める前に良い土地と巡り合ってしまったから

 

なんですよね~滝汗

 

 

次回!「最高の土地が出た! 葛藤のワケ」

 

絶対に観てくれよな

 

 

 

 

まさかの前置きだけで終わってしまいました滝汗