土地探し、HM探し、バチバチの打ち合わせ・・・
とにかく刺激的な紆余曲折を経て、9月20日!ついに完成
各社のプラン比較や過激(!?)な商談の様子は、以下の目次からどうぞ!
↓↓本編↓↓
アイワホームで微妙な初回提案を受けた直後。
(参照:アイワホーム① 期待と落胆)
次に向かったのは、東京・関東でも活動している ひまわりほーむさん。
こちらの特色はなんといっても、一条工務店と競らんばかりのスーパー性能住宅!
標準仕様
・構造:通柱も間柱もオール4寸のヒノキ・ヒバの無垢。450mmの高基礎。
・断熱:外断熱と内断熱のW断熱で、北海道基準相当。
→外断熱はスタイロフォーム35mm。
→内断熱はセルロースファイバー壁120mm、天井180mm
・窓 :アルミ×樹脂複合サッシ、Low-Eペアガラス
全棟、長期優良住宅を取得しているようです。
構造や性能おいては、地元工務店の中でもひまわりホームさんはピカイチだと思います!
ただ、そこまでやるなら樹脂×樹脂サッシも標準にしたらいいのに・・・とは思います
一番安いプランだったからだと思いますが・・・
そんなこんなで妻の予約してくれたモデルルームへGO!
迎えてくれたのは、少し年下のやり手っぽい担当さんと、コーディネーターのお姉さん。
31坪くらいでリアリティのあるモデルハウス。
部屋が五角形に作られていたり、廊下が斜めに分岐していたりと、かなり個性的な設計。
建物は狭いのに、歩いているとどっちが玄関だったか、方向の感覚が狂います
LDKには腰かけられる段差が大胆に作られ、子供が喜びそうなおもしろい家でした。
一通り見学した後は席に通され、構造や断熱の説明を受けます
3.5寸と4寸の角材を並べ、
「うちは通柱も間柱も、オール4寸の無垢材です。」
「外張りと充填断熱のW断熱で、断熱等性能等級は北海道基準相当です。」
中でもおもしろかったのが、防音性のデモンストレーション!
アラームを箱に入れ、120mmのセルロースファイバー(内断熱材)で蓋をします。
すると、なんということでしょう!
中のアラーム音が、まったく聞こえなくなりました!
いやー、あれは手品みたいでびっくりしました!
↓youtubeでも似たようなデモ動画がいくつかあるようです。おもしろいですよ!
構造や断熱はベリーグッド!
なので、私達の要望を伝えて2週間後、別のモデルハウスでアポを設定
土地の候補と、40坪総2階での概算見積もりを作成頂くことになりました。
~2週間後~
別のモデルハウスへ現地集合し、一通り見学したあと商談モードに
さっそく、40坪の概算見積もりを見せてもらうと
・土地:1450万(地盤改良込み)
・建物:2300万
・諸費用:250万
〆て4000万!
建物にはオプションが一切入っていないので、収納など追加してゆくともっと上がりそうなイメージでした
諸費用が高めなのは、長期優良住宅などの申請費用がかさんでいる模様。
4000万なんて全然覚悟出来ていなかったため、空気はお通夜に
~私達の予算変遷~
8月初期:中古で2500万
8月後期:建売で3000万
9月 :注文で3500万 ☜今ココ
このように、予算はフランス革命ばりにインフレを続け、
ついに4000万かい!
という恐怖
そんな尻込む私達の空気を察し、営業くんから「実は・・・」と切り札が!
「ご希望のエリアについ最近、土地を仕入れたんですよ。まだ表に出ていない土地です」
「90坪くらいの土地で、どう分筆するかはまだ決まっていないのですが・・・」
「もし契約いただけるなら、ご希望の大きさで分筆できるよう社内で交渉してみますよ」
おー!これはすごい!
地図で詳しい場所を確認すると、ショッピングモールや私の実家も近く、妻の職場へのアクセスも許容範囲
人口が増え続けている人気エリアです。
しかも予算の無い私達に、余分な面積を買っている余裕はありません。
なので、この最低限の広さを好き勝手に分筆できるというのは、願ってもない好条件!
「普通無いですよ、好きな大きさに分筆できる機会なんて」
「東側を切り取れば、角地ですし南の道路も広く日当たり最高です」
「すぐ社長と交渉するので、うちと契約してくれませんか?」
グイグイくるねー!
営業くん、怒涛のラッシュ!
ただ、ひまわりほーむさんがどんなプランを出してくるのか?
標準設備のグレードがどんなもんなのか?
など、他社と比較検討する上で大事なことがまったく知らされていない状態の私達・・・
いったん契約してしまうと、ど素人の私達はまさにまな板の上の鯉・・・
こんな状態で契約するのは怖いし、ちゃんとプランを提示頂いた上で納得して契約したい
それに、そもそも当時想定していた予算から、既に500万もオーバーしています
上記のことを、私なりに真剣に伝えたつもりなのですが・・・
「そんなことはありません、私達は対等なのでお客さんが契約後に不利になるってことはありません!ご安心ください」
「こんな土地のチャンスは滅多にないし、会社がすぐに他所に売ってしまう可能性もあります」
「是非、すぐにお返事を」
と、どうもこちらの意図がイマイチ伝わらなかったご様子
いやいやいや
①まずは要望のヒアリングと、プランの提示
②修正とすり合わせ
③概算見積もりが出て、OKなら契約
最低限、フツーはこういう流れなんじゃないの?
要は段階踏んでください、今のままじゃお宅に決めるのは不安です!
ってだけの話なんですけど・・・
っていうか、プラン作成や標準設備の説明を明らかに面倒くさがってる感アリアリですよねー
契約するかも分からん客に!って。
なんかやり口が不動産系っぽいな、コイツ
と、話が噛み合わないため、土地の件も検討してみまーすとお開きに。
この営業くん、年間10棟くらい契約する売れっ子で、社内でも表彰されているそうです。
私も営業なので、「たぶんこのコ売れるんだろうなー」と思って見ていましたが・・・
でも、そのイケイケ押せ押せスタイルが通用するのは、営業慣れしてないお客さんだけだよ!
と、心の中で思うのでした・・・
それに、この手のタイプが一番豹変するタイプなんですよね、売った後に!私と一緒で!
と、自分の営業スタイルも省みる良い機会になった、ひまわりほーむさんとの出会いと別れなのでした