人材の大移動が始まっている。

 

終身雇用は会社が社員の人生を丸抱えする代わりに

社員は滅私奉公を誓う。

昭和の発展を支えた偉大なシステム“だった”。

 

バブル崩壊後の平成の30年間は、日本企業が時代遅れとなったこのシステムから脱却できなかった。

まさに“失われた30年”となった。

 

それ以上に問題だったのは、我々国民が、終身雇用というコンフォートゾーンから抜けようとせず、ゆでガエルとなることを自ら選んでしまったところである。

 


ところが、、だ。


令和に入り、働き方も価値観も大きくシフトした。

とてもいい方向にね。

コロナによって心のパラダイムシフトが起き始めた日本人は、

変わらない組織を見限りはじめた。そして、

他社への転職や、社内転属に

我も我もと手を挙げ始めたのだ。

 

もちろん企業もそれなりの努力をしてきた。

働きやすい環境、人材の流動性を担保するために仕組みづくりetc

 

しかし肝心なことに手をつけられずにいる。

それは"自社の魅力を磨くこと"だ。

それは表面的なインフラや仕組みのことではなく、

そこで働く人間の魅力。

 

上司や経営者が、人としての魅力が乏しければ

若くて優秀な人は将来に絶望し、会社を去っていく。

今現在、いくら業績がよくても、

幸せの本質に覚醒しつつある、若者達の流出は止められない。

彼らは、目の前のお金よりも、やりがい、心の充足こそが大事なんだ。

 

企業は人なり。

そう思うのだったら、今すぐに経営者・管理監督者たちの人間力を

磨き始めねばならない。あるいは体制を一新する。

これ、本当に今そこにある危機。

 

どれだけの人がそこに気付いているのだろう。

警鐘を鳴らし続けたい。