"はらはらなのか。" 15回目
@熊谷キューノ
*まず最初に!めっちゃ長いです!(^O^)笑 。
自分の記録用!特におもしろくないので偶然ココに来た方はココでさよならオススメします!
♪(´ε` )bye〜
はいっ!
(^O^)
熊谷です!埼玉県熊谷市。
酒井麻衣監督がなんと熊谷に来るという。
(((o(*゚▽゚*)o))) 驚き!
前夜(1/27)に、監督の前作 "いい匂いのする映画" の上映が行われ行ってきた!DVDでしか観たことがなかったから、これは嬉しい!(^-^)
会場の"キューノ"は古民家を改造したコミュニティスペース、そこの2階で20畳分くらいのスペース。屋根裏部屋の隠れ家って感じ。
そこで観たんだけど、フローリングで足がとにかく寒かった!(>_<) 映画に集中するのが厳しいくらい!
なので、終わってすぐに熊谷駅前のショッピングセンター内のダイソーで内側モコモコのスリッパ@300を買った!明日の"はらはらなのか。" の上映会に備えて!こっちがメインだから!そこに酒井麻衣監督も来るしね!(*´꒳`*) …で、悩んだのが酒井麻衣監督の分。可愛らしい白いモコモコの室内ブーツ@500。ダイソー商品だけに悩むよね…(^_^;) 人に差し上げるものだから、「いいのかな?」って。でもこの時間で他にお店も無い…、『監督、明日足寒くちゃ可哀想だから…。』と買っておいた。明日1日凌ぐ用として。いきさつも話して渡せばいいよね!エコバックみたいなのも一緒に買った。それに入れて渡そう。( ^ω^ )
翌1/28 、"はらはらなのか。" の上映会。
この日は3回上映があって2回目の13:00の回で監督来場アフタートーク(参加料別@300)がある。ちなみに更にその翌日1/29 にも1回上映があり、前夜の"いい匂い…" の上映含め3日間の"酒井麻衣監督フェス"的な…! 熊谷キューノさんやるね!(^O^)
一番のりで会場到着。この日はフローリングに座布団が並べられてる。(前夜は無造作に置かれたキャンプ椅子だった。) 柱を背にしたベストポジションをキープ。後から何人か来た知人達と談笑して過ごす。監督はまだ到着していない模様。おそらく上映中に来ると予測し、昨夜緊急手配のモコモコルームブーツをキューノの運営の方に渡しておいた。「お名前は?」って聞かれたから、「"れお" って言って貰えればわかります。」とお伝えした。(^_−)−☆
久しぶりの(1カ月前の松本以来。) "はらはらなのか。" の鑑賞。観終わって…凜音ちゃんのオーディションのシーンでまた泣いちゃった。(^^;) 15回観てるのにね。www
さぁ、上映後のアフタートーク!
『酒井監督、来るぞ!来るぞ!…。』…おっと⁉︎知らないお姉さん登場(・・;)ww。酒井麻衣監督にまったく関係の無い映画、"赤色彗星倶楽部" とやらのヒロインさんだって。来月からポレポレ東中野で上映するらしい。宣伝にフライヤーを手配り&握手してまわってた。
…やっと!(^◇^;)www、酒井麻衣監督と直井Pが登場!酒井監督、プレゼントした白いモコモコルームブーツはいてくれてた!うれし!(o^^o)
先ほどの女優さんのお名前は手島実優さん。あとキューノの井上さん(キューノで開催"名も無き映画館プロジェクト"主催者。)そしてメイン、直井Pと"酒井麻衣監督♪"の4人でのトークショーが始まりました。٩(^‿^)۶ヤホゥ!
井上さんの進行。まず実優さんに"はらはら"の感想を聞いて、その後直井Pに本作作成の経緯を伺い、そして酒井麻衣監督に話しを伺うという流れで進行。
実優さん、
「主演の原菜乃花ちゃん含め、出演者みな人間的な魅力に溢れた作品だと思いました。」
直井Pが話してくれた作成経緯などは以前書いたことがあるので、ここでは省略!(^_^;)
酒井監督のトーク。
(興味深かった部分だけ抜粋。)
凜音ちゃんキャスティングについて
直井Pともう一人のPから、吉田凜音ちゃんを推され、監督は最初乗り気ではなかったらしい。当初既に濃いキャスティングをしており、そこにもう1人追加は難しく感じたが、直井Pに凜音ちゃんのライブに連れて行かれ、その時の凜音ちゃんのライブのインパクトで、「生徒会長役が降りてきた!」と。直井P、「なんか、ロックンロール生徒会長だ!って呟いてたね。笑」(^O^)www
ミュージカルシーンについて
凜音ちゃんとNATT! はミュージシャンとダンサーの流石の感性で、ミュージカルシーンのマスターがとても早かったらしい。2時間与えた所、1時間程で呼びがかかって、「とりあえず観てもらえますか?」と。そしてそれは完璧だったらしい。(゚ω゚)!驚
酒井監督はミュージカルとは思われないミュージカルものが好みらしい。大学時代の講師に、「音楽に頼った映画は邪道だ。」という教えを受けた。酒井監督個人の好みとの違いにフラストレーションを感じていた所、直井Pの映画+音楽の"ムージックラボ"と出会い衝撃を受けた。「あ、やっていいんだ!」と。そこから"自然に音楽に入っていくミュージカル!"を研究し、その法則をみつけることができた。酒井監督、「ディズニー様のおかげです。」(^O^)!笑
キューノ井上さん、「はらはらなのか。」のミュージカルシーンは物語進行上の"現実の出来事"のようで、『珍しいな。』と感じたらしい。大抵のミュージカルは音楽シーンは"アンリアル"で『感情の表現』として描かれることが多く、その音楽シーンが終わると場面転換、物語の進行"リアル"に戻り何事も無かった様にストーリーが続く事が多いが、本作ではミュージカルシーン後になのかが生徒会長に「さっきも凄かったです。」と言う場面があり、"リアル"な場面でつい先程の"アンリアル=一般のミュージカルシーン"に触れることから、「あぁ、あれはリアルだったんだ。」と、「珍しい手法に驚いた。」とのこと。この言葉に監督は、「ミュージカルシーンは、現実のことともとれるし、なのかの心が観た風景ともとれるし、その様に描いています。」とのこと。…_φ(・_・フムフム
なのかが黒い雨に打たれるシーンについて。
版画家笹倉鉄平さんの作品、"ローテンブルクの雨"にインスピレーションを受けて黒い雨のシーンを撮った。(過去ブログにて触れたので詳細割愛。) 噴霧器(ジョーロ)をスタッフが持ってスタンバイ、そのスタッフが追いつけるように一回転ばせて黒い雨をかける流れ。だが衣装の白いワンピースが2着しかなく、この後も白いワンピースでの撮影は控えている為失敗できない。一発勝負になのかは見事な演技で応えてくれた。でも監督が特に嬉しかったのはそのシーンのカット後のなのかの態度。なのか、「ぜんぜん大丈夫です。私、大丈夫でしたか⁉︎ 」と。酒井監督、「この世代の女子特有の"私、頑張ってるアピール!"がまったく無く、一女優さんとして一緒に作品作りをしてくれているのを感じました。」なるほど…(*'ω'*)!感心
黒い雨のシーンは酒井監督の実体験?
似た経験があったそう。自称プロデューサーが感に近づいてきて、その後にアシスタントを名乗る女性からDMが来た。しかしそれは自作自演、自分を立派に見せる作戦。まさに"はらはら"の1シーン。作品内のようなカメラ撮影被害などは無い、しかし自分も作品も汚された様な嫌な気分に陥ったそう。作品内ではその"嫌な"経験が反映して描かれているらしい。
脚本からの変更について。
"なのかの過呼吸をお父さんがなだめ、舞台に出てお母さんに会う。"…という脚本上のエンディング。おそらく家族愛によりフォーカスした内容(?)だったが周囲から意見があったらしい。「これは逃げのファンタジーじゃないか?」と。つまり"なのかがファンタジーに逃げた所"で終わってしまっている。なのかの成長物語としては、『それでいいのか?壁を越え、これから一女優としてやっていくなのかは現実が見れる状態で終わるべきでは?』と。酒井監督がこれから映画監督であるためにも「現実を見たものを描かないといけないのでは?」と。この意見に監督は悩んだらしい。『辛いことからの癒しがファンタジーであり(と思って来た)、自分もそのファンタジーに救われてきた。ファンタジーってそういうものではないのか?じゃあ現実のファンタジーってなんだ?…なのかはお母さんに会いたくてお母さんの舞台を目指してここまで頑張ってきた、ここでお母さんに会わせてあげないと、なのかはお母さんに会えない!会わせてあげたい…。』と涙を流したらしい。でも監督、「ここを乗り切らないと、殻を破れない。カメラを止めて、考える時間をもらいました。」…悩みに悩んだ結果、今のラストシーンに到達。監督、「とても、悩んだし悩んだおかげで殻を破れたと思う。」とのこと。監督、がんばりましたね!(T-T) 涙
お客さん質問コーナーに移行。
いきなり変な質問あり。能書きがやたら多く長い…。「少女の描写、儚さ、脆さ、危うさ、絵画であればバルテュスとか、写真であればリョックスタン(?)とか、シュベッツァンブトン(⁉︎)、(監督困る…)、アラーキーはわかりますよね(⁉︎) 私はよくドイツ行くんですけど(←自慢か⁉︎www)フランクフルトのモダンアートミュージアムでも展示会やるんですけど…(知るか、怒!)…少女の危うさ、儚さ、脆さを ミクロな視点で物質にたとえるとなんでしょうか?例えばえんぴつとか手帳とかペンとか?」
いや、おかしいでしょ⁉︎ (^◇^;)笑 こういうアート哲学論争したがる人いるんだよね。僕ははっきり言ってキライです!⤵︎⤵︎www
監督、「いい質問ですね。」
がんばって答える。
監督、「電球が浮かびました。明るく、強く、危険、割れそうで…のような、感覚ですね。」
(監督、この件に悩みながらもたくさん語っていました。がんばった!というか優しいね!๑・̑◡・̑๑ )
僕の質問。
僕、「僕は難しいこともカッコイイことも言えないですが(前の人へのあてつけw)、僕は監督は女の子撮るの上手いなぁって思います。監督はこれからも女の子を描いていかれるのですか?」
監督、「女の子好きだなぁっていうのあります。得意なのかもしれない。自分と重ねて描き易いですね、通ってきた道なので。今後も、女の子を描いていきたいと思いながら、少年や男性も描いていきたいです。」
あと、他の方との質疑応答から、"いい匂いのする映画" のワンシーン、ドアの鍵穴を通してお互いの口に咥えたタバコ同士を接触して火をつけるシーンに触れ、これに監督が「あ、シガーキッスですね。」と言った。"シガーキッス"という呼び方を初めて知った!…ホゥ(・ω・)!感心。www
サイン会に移行。
トークショーの後は監督のサイン会。皆さん監督との楽しいひと時を過ごしており…頃合いを見て僕も監督の元へ。前回、うえだ城下町映画祭、松本爆音映画祭で御両親とお話しさせて頂いたことなどを話した後、「次に会うときまで寂しくない魔法かけて。」と言ったら「それは考えてなかったなぁ、考えておくね。」と言ってくれた。
*実は僕は監督の前作"いい匂いのする映画"のオマージュとしてこれを言ったけど、当の監督は気づいてなさそうだった。でも困ってる監督がとてもチャーミングだったから、種明かしせずまた次に会った時の楽しみにとっておくことにした!(^^; www
サイン会も終わり、ここで終了のはずなんだけど急遽、"親睦会"がはじまりました。Σ('◉⌓◉’)‼︎ これはおそらくキューノ側が監督サイドにお願いしてくれたんだと思う。それを監督と直井Pが気持ち良く承諾してくれたんだと思う!(o^^o)嬉P
親睦会。
キューノサイドが大きな座卓を4つ〜5つセット、飲み物やお菓子まで出してくださり、皆で酒井監督と直井Pを囲み乾杯!気楽な雰囲気でのお喋り会に。( ^ω^ )
「この砕けた雰囲気で質問あればどうぞ。」と監督が言ってくれて…。結果↓↓↓。
監督の生い立ちについて質問。
(トークショーの際にややこしい質問をした人。きっと悪かったなと思ったんだでしょう…。)
→監督、「映画館の無いような田舎で育っています。」…お父さんとお母さんが仲が良く、今でもよくデートをしているらしい。お母さん、ファンタジー(天然) な人だって。(^o^)www 監督は同性から"ぶりっ子"と嫌われたこともあったらしい。その件に監督、「『お母さんのせいじゃん。』って思ったり!笑 」と。(→=『お母さんがそう育てたんでしょ!』) 先日実家に帰ったら庭にティンカーベルが飛んでいて、これに監督、「『やばい!本当に見えちゃった!』でもそれはお母さんが庭に光るティンカーベルの飾りを置いていたんです。」素敵ぢゃん!(^o^)www
監督、学生時代は剣道部だったとのこと。剣道は向き合って礼の時に相手の目をまっすぐに見るのが礼儀でそれが今もクセ。『睨んでるように思われてしまうことも…。』あら!(・_・;
…と生い立ちの話し。
以下、僕がした質問を書いておく。
自分の記録用! ♪(´ε` )
"はらはらなのか。" 上映時間100分はなぜですか?監督が撮りたいもの撮ったらそうなったんですか?それとも今年のムーラボ作品も100分のものが多かったと思いますが、何か関係はありますか?
これに直井Pが説明してくれました。当初は90分で依頼した、ムーラボ作品も基本短いもの。今年(2017年)はたまたま長い作品が多かっただけ。短いもの意識の理由はレイトショーでやりやすく、回数も回せるから…。とのこと。"はらはら"も最初は120分であがって、切って100分にした…。と!なるほどね。(゚ω゚)!
ビーンズファーム(作中のリナの喫茶店の本当の名前)に行ってみたら、なのかちゃんがエントリシートを書いている円卓は無かったんですが、あれは監督が現場を見て、『ココに欲しい!』と思われて決めた?
→そうですね。(『円卓はあるんですけど、あの位置ではない…。』…のような事も仰っていたので、喫茶店内にあったテーブルと椅子をちょっと動かしたのかな?そう解釈した!)
あの店はコーヒーしかないんですね!僕はあそこで紅茶が飲みたかったんですよ!(コレ、ちょっとウケた!^o^ )
ミッチージュースは、あれはなんですか?
→あれは、魔法の飲み物でミッチーさんが近づくと光るんです。(僕、「…でしょうが…。www 撮影ではどうやって光らせたんです?」)… 氷にLEDが仕込まれているんです。イメージを美術さんに言ったら(LED)探してくれました。最初は「サイリウムの液体…とか?(どうですか?)」と言われ、「いやいや、それじゃミッチーさん飲めないですよね。」って。笑笑
僕はミッチーさんがリナにジュース出されて、すぐにストローを後ろに放るシーンが大好きなんですけど、あれは監督の演出ですか?
→あれはミッチーさん(の感性)です。あれは2テイク目で最初はチュウチュウ吸ってたんですが、2テイク目であれ(後ろに投げる)をされて、周りで笑いが出て、『コレだ!』と思いました!あのストローも美術さんがマスキングテープで螺旋のストライプの飾り付けをしてくれたもので、ミッチーさんもそれを知っていたので美術さんにお詫びしてましたね。笑笑
僕、監督の手がける舞台が観たい!「チャランポももちゃんの一人芝居、"あのさ生まれ変わったら" を超える舞台が、僕には僕の中で、何を観ても出てこないんです!」
→監督、知らない人の為にももちゃんの一人芝居のことを説明してくれて…「そうですね、また舞台やりたいですね!」
…この親睦会もそろそろ終わりかな?というところで、キューノスタッフと思われていた方が熊谷地域のインターネットラジオの番組でコーナーを担当している人だった。その人が『ちょっとインタビューしたい!』とのことで、10分くらい?急遽の番組収録!
インターネットラジオ番組
"熊谷ヤバイラジオ" 内、コーナータイトル "遠藤雅彦のNOT THE END!"
監督に簡単な自己紹介をしてもらって、そのあとにお客のみんなに「監督にこんな作品撮ってもらいたい!」ってリクエストある方いますか? と振られたので、僕答えました!
"はらはらなのか。"の生徒会長リンのオーディションのその後の物語をリン主役で観たいです!
→監督、「それは私も観たいです。勝手に妄想してたりします!笑笑」
…他にも「監督の作品に出演したい人いますか?」とお客に聞いてみたり、監督に「どうすればチャンスありますか?」と聞いてみたり、まぁ流石ラジオパーソナリティーさん、楽しいトークで盛り上げてくれました!
…とはいえゲリラ的なものだったので、わずかな時間で終了、約10分程度。
このラジオ収録が終わってこの日の"はらはら"イベントもほんとに終了。
ちなみにコレ↓その番組。
僕と知人たちは少しだけ企画者のキューノの井上さんとお話しして解散。お茶に行こうとも話してたけど、思ったより遅くなり、また遠方の方々もいたので解散。。。
この日は盛りだくさん!僕にとって過去最高!の酒井監督イベントになった…。この最強に最高な幸せ気分で帰りの車を走らせたけど、家に着く頃には新たな気持ちも…。『喋りすぎてウザい常連客っぽくなったかな…?』 あるいは監督と撮らせてもらった写真を眺めては、『僕の髪型変だったかな…?』とか。知人達にラインして「大丈夫だった?」と聞いてみた!www まるで恋する中2病ね!ヤバ!(^◇^;)www
次に監督に会えるのは2月中旬の予定。"はらはら" DVDのリリイベだと思われる。。。ちょっと先ね。⤵︎⤵︎ (・_・; セツジツ!
"次に会えるまで寂しくない魔法"
きっと忘れてると思うけど、話題までに次に会った時に話しに出してみよう。会えるの楽しみ!(о´∀`о)
酒井麻衣監督!
たくさんありがとう。
またね。
(*´꒳`*)/
前回から 7日後
(1/21 963 ロフトラボルタ in 渋谷LOFT9)
次回予定 2日後
(1/30 BiSH 全国ツアー in zepp東京 台場)














