12/12 映画 "なっちゃんはまだ新宿"
舞台挨拶 首藤凛、池田夏海、尾苗愛(POLTA)
@シネマカリテ 新宿
はいっ!
( ^ω^ )
行ってきました、映画 "なっちゃんはまだ新宿" ! これで2回目、しかも3日ぶり!(^◇^;) …というスピードリターン!(笑) 1回観たら早くまたリピートしたくて「首藤監督と主演の池田夏海さんが舞台挨拶に出る回があればまた行こう!」と思って調べた所、3日後のこの日に "ある!" ということでこのスピードリターンになったっていう話し。
ともかく本作2度目の鑑賞。座席は最前列の2〜3席分下手側。良い場所!ここでじっくりと鑑賞させて頂きました。
2度目の鑑賞ということで、当然1度目鑑賞の驚きというか衝撃は無い。だけどその分細かい所まで落ち着いてじっくりと観ることができた。俳優さんの演技、表情、カット割り、撮影場所、ストーリー展開など細部に渡り観ようと勤めた。まぁこうやって観始めると、当然1度で満足できるはずはなく(観きれない!)エンドレスリピートモードに入ってしまうのだけど…(^_^;)笑
でもやっぱりこの作品の素晴らしい所は脚本。監督の独特な世界観とその表現力。そして主演女優の池田夏海さん。普通に見える彼女の普通な演技、その普通さゆえの自然さがこの作品にリアリティを与えていると思う。突飛に思えるストーリーを彼女の自然さが、観る側の元へ確実に "届けてくれている" のかなって思った。
まぁ、素人評価はこのへんで。ともかく楽しめたってことで。(^^;; 笑
映画鑑賞後はお待ちかねの舞台挨拶。首藤監督と主演の池田夏海さん登場!あれ?尾苗愛さん(POLTA)も⁉︎ どうやら尾苗愛さんは物販で毎日の様に来館しているようで、この日は舞台挨拶の予定は無かったけれど、急遽参加ということらしい。
司会の方の進行で、首藤監督、尾苗愛さん(POLTA)、池田夏海さんの順に挨拶。そしてトークへ。印象に残ったところを抜粋して書き止めようかな。
(POLTAの曲のこと)
司会、「基本POLTAの曲を元に作品を作っていて、1曲だけ書き下ろしてもらったとのことですが。」これに対し首藤監督、「狙って書いたわけではないのですが、不思議に曲とリンクしていきました。」とのこと。書き下ろし曲については、「役の愛ちゃんから秋乃に対して書いて欲しい。」と依頼。"秋乃はこういう子です"とワード1枚を渡し丸投げ、出来上がったのはライブシーン撮影の日当日。しかし監督、不思議と安心しており気にしていなかったとのこと。実際に当日朝に聞いて、一発で気に入りそのまま採用。
(主演の池田夏海さんのこと)
首藤監督の語ってくれたところによると、主演の池田夏海さんは監督の中高時代からの同級生で当時演劇部の部長をやっていた。監督が大学1年の時の初監督作品に出演依頼をし、以降ずっと連続して首藤作品の主演女優。しかし2人の関係は最初から仲良かったわけではなく、高校時代から仲良くなった。池田さんによれば中高時代の首藤監督はエキセントリックな人で映画をやるほどに大人になっていった。首藤監督、「現場が大きくなるにつれてちゃんとしなければいけないな…と。」
監督の処女作の "さよなら沢田先生" から比べればたしかに成長した。「撮影で立教大学に行ってツタをむしって食べるシーンを撮ったりしました。その頃に比べれば確かに成長したかもしれません。(笑) 」
中2、3の頃、池田さんは 「可愛いからって調子に乗ってる。」と言われていた。しかし仲良くなってみたらとてもいい子で気づいたことは、『八方美人過ぎて嫌われるタイプ』なんだということ。これに池田さん、「褒められてる?(笑)」監督曰くこの作品の脚本も半分くらいは池田さん本人に当て書きしているとのこと。
(尾苗愛さんから見た監督の印象)
尾苗さん、「端々で笑う所が変わっていたりで、やっぱり個性を感じました。」すると司会、「エキセントリックな感想を持たれたということで。」これに首藤監督、「そんなまとめしなくても…。(笑)」
会場からの質問タイム。
司会「何か質問ある方いらっしゃいますか?」
監督「これないやつじゃないですか?」
池田「ありませんかー?みたいになるやつ?」
監督「ないやつ?ないやつ?」
するとチラホラと挙手。(⌒-⌒; )
質問.1
「監督がPOLTAの曲を知ったキッカケは?」
(他の)舞台で知り合ってからだが、その時は(尾苗さんから)『聴いてください』みたいなことは無かった。 監督の知り合いから "バカ売れする感じでは無いが、『いい曲あるんだよなぁ。』" と聞き、「気になって調べました。」とのこと。
質問.2
「作品内では18歳時代、28歳時代が描かれていますが、実年齢23歳とのことで、実際より上の年代を描くことは難しくなかったですか?想像して書いたのですか?」
6歳くらい歳上を書いたが、他の役者さん、池田さん以外はみな少し歳上の人達だったので、特に違和感は無かったので難しいとは感じなかった。それよりむしろ、(監督自身が)東京生まれ東京育ちなので、田舎を想像して書くことが、『少し理想化してしまった部分があって難しかったですね。』とのこと。
トークの時間はここで終了。写真撮影の時間になり…。
…舞台挨拶終了。
観客含めてみんなロビーへと移動。物販とサイン会。物販商品はパンフレットとポスターの2品展開。前回パンフレットを購入したので、今回はポスターを購入。
物販購入後はサイン会参加。購入したポスターにみなさんのサインを。
まず池田さん。ポスターを広げて真ん中に。サインと日付け、更にこの場所、"新宿シネマカリテ" を。(日付けは池田さん自身の時間発信で。) 場所 "新宿シネマカリテ" の記入について池田さんから、「あ、そういうこと書けばいいんですね!(笑)」と笑顔で。…笑顔の素敵な方。(〃ω〃)
感想を少し言わせてもらいました。
僕「今日、2回目です。中2日開けての2回目。クセになりますね(笑)。とっても良かったです。なんか普通な感じがすごく良い。見た感じもすごい普通で!」
池田さん「褒めてます?(笑)」
僕「褒めてます!(笑)」
次、尾苗愛さん。
僕「渋谷のwww(通称 "ダブダブ" と言われる。)やるんですか?すごいですね!結構大きいじゃないですか。」
尾苗さん「そうなんです。今回、POLTAが主催で他に何組か出てもらうんですけど、ちょっと大きいんで…。」
僕「あ、主催なんですね!じゃあPOLTAさんにかかってるわけだ。頑張ってください!」
さぁ、首藤監督!
僕「監督!僕、中2日開けての2回目!クセになりましたね!僕、わかります?」
監督「わかりますよ!結構話したじゃないですか。」
僕「おお!ありがとうございます!前はパンフレット買って書いてもらって。パンフレットの最初に書いてあったけど、コレって監督の実際の体験を元に書いたって…? 」
監督「そうです。」
僕「ずっと憎んで、でも好きになって?会ったことない人に?」
監督「うーん、好きっていうか…。」
僕「…なかなか闇が深いですね。」
監督「そうですか?」
僕「それって監督の元彼さんの元カノなの?
監督「それは内緒です。(笑)」
…ここで隣に立ってたさっきの司会に剥がされました。「お時間がありますので…。」失礼なこと言ったかな?監督、ちょっと返答に困ってた感じあったから、ちょい心配。(・・;)
この後、直井Pとお話しして…その時に知ったことだけど、首藤監督は来年3月か4月に就職が決まってるって。は⁉︎ (´⊙ω⊙`) …なのでそれまでの間でスケジュールを "ギュッと!" 詰め込まなければいけないとのこと…。僕が、「せっかく才能あるのにコレ最後の可能性?」と聞いたら、直井P、「そうなんですよ、才能あるのに勿体無いんですけど。でも脚本書ける(人な)んで、合間にでも書き続けてもらえたらなって思ってるんですけどね。」
だいぶ驚き!でもこれだけの作品作れる人が、このまま終わるわけないと思う。大学終えて一度、会社勤めしたい(しなきゃ)と思うのも理解できるし、自然な事なんだろうし。でもまだ若いから先は長いし、"これからの人" だから、『またいつかきっと素晴らしい作品を観せてくれるんだろうな!』って思って割とすんなり受け入れられた。
直井P作品なので、直井Pにもサインを入れてもらった。これで僕の2回目の "なっちゃん…" は終了。
タイミング次第だけど、首藤監督と池田夏海さんの舞台挨拶があればまた観に行くと思う。それだけの価値のある作品。次回きっとまたすぐに会える事を楽しみにして、新宿シネマカリテを後にしました(*・ω・)ノ
楽しかったし、深かったよね。
またね!
(^-^)/ bye!
前回から 1日後
(12/11 吉田凜音 バースデーライブ@新代田 )
次回予定 5日後 *この時点で
(12/17 松井玲奈 朗読劇 "ラブ・レターズ@六本木 )