すっかり秋です🍁

我が家は冬用のジャンパーにニット帽、手袋といった服装で外出するようになりました。
去年の今ごろは、家族の誰かが風邪をひいたり、寝込んでいることもありました。
今年はその対策と、
日本育ちの私が「オーストリアの風邪にまつわる文化の違い」を感じたエピソードをひとつ。
👣 「お酢の靴下(Essigsocken)」との出会い
これは、結婚前の話です。
その日、彼(今の夫)がどうも体の調子が悪く、風邪をひいたようでした。
珍しく厚着をして毛布にくるまっているな〜と思っていたら、
彼がこう言いました。
「エッシグ・ゾッケン(Essigsocken)知ってるか~? vinegarあるか~?🧦」
私はキッチンを見ながら、
「お酢ならあるけど……飲むの? 何に使うの?」
と返しました。
すると彼は、
「子どものころ、風邪をひいたら“お酢の靴下”を履いて寝てたんだ。」
え……? 靴下にお酢!?😳🧦
さらに彼は、
「それは、おばあちゃんからママに伝わってきた、俺の家族のtradition(伝統)なんだよ✨」
と、どこか嬉しそうに言いました。
私は心の中で思いました。
「また面白いこと言ってる……❗でも笑ってはいけない。🫣🫢これは人様の家の“伝統”だ。」
🧦 Essigsockenのやり方(我が家流)
やり方を教えてもらうと、必要なのは
・お酢(りんご酢など)🍎
・靴下 3セット🧦
・バスタオル
作り方はこんな感じ👇
➀お酢をぬるく温める
➁靴下をお酢にたっぷり浸す
③それを履いて、その上から乾いた靴下を重ねる
➃さらにもう一枚重ねて、足をバスタオルで包んで寝る
……😳🤭!
本人いわく、「気持ちが良いらしい」です。
🍎 お酢の香りで満たされた夜
当時住んでいたワンルームの部屋は、お酢の香りでクンクン。笑
でも夫はこの匂いが好きらしく、
私はお酢の匂いが苦手じゃないから、まぁいいか、と。
🇦🇹オーストリアには、こうした“おばあちゃんの知恵袋”のような民間療法がいろいろあります。
最初は「今まで聞いたこともない面白いこと言ってる」と思いましたが、
どこか興味をそそられる自分もいました。
昔の人たちが家の中にあるもので体をケアしていたのかもしれないと思うと、
医学的な根拠がある・なしは別として、暮らしの中のやさしいお手当てに心がほっとします😊🥰
私の家にも、祖母が作った薬草の瓶が常備されていて、
子どものころ転んでケガをしたときは、マキロンより“オトギリソウ”でした。
なので、こうした自然の力を使ったお手当てには、どこか親しみを感じます。☺️🍀
🩺 我が家の「風邪&気分対策」棚
最近は、風邪の季節に備えてサプリメントをまとめておくようになりました。
引っ越しのとき、義母が私たちにビタミン剤を持たせてくれました。
子どもにも与えて大丈夫なものもあって、
最初は「サプリって必要かな?」と思っていましたが、
去年の秋冬に日照時間の短さを経験して、「だからか〜!」と納得しました。
我が家の棚は、薬の“救急箱”というより、“健康管理棚”といった感じです。
咳が出始めた頃や喉がイガイガしたときは、
Hustensaft(咳止めシロップ)を少し。
そして、風邪をひいたときは「水をたくさん飲んで、よく寝る」🛌
これはお医者さんや幼稚園でもよく言われます。
🍯 Essigsockenの効果って?
ある日、夫に「それって何に効くの?」と聞いたら、
「よくわからないけど、気持ちいいから好きなんだ」との答え。笑😆
実際に調べてみると、Essigsockenは
お酢の蒸発によって体の熱を外に逃がし、
血行を促して熱や倦怠感をやわらげる効果があるとされているようです。
やり方も、あたたかいお湯にお酢を入れて靴下を浸して履く方法のほかに、
足湯のように足をつける方法もあるそうです。
Essigsockenは、子どもたちはまだやったことがありません。
でもいつか「やってみたい!」と言い出す日が来るかもしれません。
そのときは、オーストリアの“おばあちゃんの知恵”が、わが家にも受け継がれる日になりそうです。☺️





