2週間前ですが、 涼子さんの家に車で向かえにいきました。
涼子さんのお母さんと、お父さんが、
「昼食を一緒にしていきなさい」という
ことだったので、久し振りにお邪魔しました。
家の前につくと、 大きな黒い門が行く手を阻みますが
、監視カメラ上でルークの車だと分かると
自動で開いていきます。
庭まで乗り入れ、車庫に入れると。
ふと、あることに気がつきました。
ルーク「あれ? いつもと違う車が泊まっている。」
車庫も十分にあるので、 お客さんが来ても
不自由なく使えるスペースなのですが、
お父さんはジャガーの車です。
その隣に、BMWが一台とまっていました。
Mスポーツタイプなので、
ルーク 「ああ、お義兄さんの車かな 」
そう思って、 玄関まで行き
TV電話のボタンを押し、しばし待ちます。
屋敷が広いため、 少しいつも待つのです。
ルークは、いつもこの時間にイライラします。。。^^;
玄関の門を観察してみると、非常に大きな、装飾が
彫刻のように彫られた、とても高価なシロモノだと分かります。
ダンテの「地獄の門」を思い浮かべる、重厚なドアです。
装飾が凄い。。。。
ドアに天使やら、何ならが埋め込まれているんです。
そして、デカイ!
縦に2m半は超えていて、横も広い。
そのドアの右どなりに、TV電話がくっついているのです
しばらく待つと、 TV電話から声がしてきました。
栗田「ああ、ルークさま。お待ちしておりました。 ただ今 参ります」
ドアが開くと、クールな笑顔でルークを迎えてくれました。
お手伝い兼、この屋敷を統括している 栗田さんです。
ダークグレーのスーツに身を固めており、 一見 非常に眉目が
整った少年のような印象を受ける 人です。
相当に、頭がキレます。
お手伝いと言っても、 某T大を卒業し
はじめ お父さんの会社内にて秘書をしてい
たらしいのですが
、あまりに優秀かつ信用できるとのことで
屋敷の管理や、お父さんのスケジュール管理を任されるようになった
経緯を持ちます。 なんでも4ケ国語を話せるそうな。
栗田 「おや、ルークさま。 今日は髪型が違いますね 」
ルーク 「はは、分かります? 上に立ててみました 」
栗田 「ルークさまは、眉目秀麗ですから、何をしても似合いますよ」
ルーク 「またまた、お上手ですね。ありがと 」
栗田 「 こちらへ、涼子さまとご主人さまは、ティーラウンジにいらっしゃいます」
ティーラウンジに向かいます。
1階の 東北の方角に向かうと、その部屋なのですが。
一回、ここで お手伝いさんにボタンを付け直してもらったりしたことがあります。
あ、栗田さんじゃないですよ?
栗田さんのほかに、お手伝いさんが2人ほどいます。
ティーラウンジに入ると、 バカみたいに広い部屋に圧倒されます。
中央が大きく、2段ほど下がっており、 ミステリーサークルのように
円を描いて、 大きなソファーがテーブルを囲んでいます。
大きなシャンデリアや、間接照明がほどよく
天井に配置され、輝きはハンパないですが
不思議と眩しくないんです。
真っ白な壁に、 高級そうな家具が配置された
センスの良い、 落ち着く空間です。
中央の、ソファーから、 涼子さんとお父さんと、
お義兄さんが近寄ってきました。
お父さん「ああ、ルーク君。1ケ月振りかな。 元気だったかな?」
ルーク「はい、元気だけは変わらず^^ お父さんも元気そうで何よりです。」
お父さんの後ろに、お義兄さんが立っています。
スラリとした長身に、ウェーブがかかった髪。
お父さんゆずりの、青い目。
王子さまってこういう人のことを言うのでしょう。
お義兄さん 「ルーク君、いつぶりだろう! 相変わらずだね 」
ルーク 「どうも、お義兄さん。 相変わらずとは?」
お義兄さん 「澤田という人と友達だろう? 話は聞いているよ 」
ルーク 「あ・・・・ど・・・どうもそれは・・・・」
例の、アッチ人との、乱闘のことです。
涼子 「さ、 私、お腹がすきました☆ ランチにしましょう☆ 」
事情を知っている涼子さんは、すぐに話を切り返してくれました。
ありがとう(TT)
栗田さんが、 ティーラウンジに入ってきて、
栗田 「お食事の用意が整ったそうです。ダイニングルームへお越しください」
お父さんは・お義兄さん・涼子さん・ルークの順番で、廊下を歩き
部屋を変えます。
この屋敷は、いちいち移動が面倒です^^;
ダイニングルームへ入ると、 お義母さんがテーブル前に立っており迎えてくれました。
このテーブルも、 大きいのかと思いきや。
今日は、小さめノテーブルが用意されておりました。
移動したのかな?
各々、テーブルに座ると。
お手伝いさん2名が、
食前酒や、ミネラルウォーターやドリンクをついでまわります。
キンキンに冷えているのであろう、スパークリングワイン の瓶をみると
ゴク・・・と喉を鳴らしてしまいます ^^;
遅れて、テーブルの席に 妹の紫苑ちゃんが座りました。
これで全員そろったようです。
玲子さんは、今日は用事があるということで居ないんだろうな・・・・
ちょっとホっとするルーク 33歳 (笑)
お父さん 「それでは頂こうか 」
お義母さんは、 いそいそと テーブルを回り
パンを、皆の皿の上に乗せて回ります。
このお義母さんの、ポリシーなのでしょう。、
基本、料理も 配膳も 自分でやられます。
その後、暖かい パンプキンスープが配られ、
サラダ・ 魚料理・ メインに
ガーリックソースで味付けされた、牛肉料理が
振舞われました。
デザートは、 ソラ豆で作られた アイスクリームです。
すべて、お義母さんが作られたかと思うと、感嘆の限りでした。
サラダの盛り付けあたりから、 お義母さんは席に座り
お手伝いさんが、配膳してくれていました。
会話は、主に 今後の結婚生活のこと。
経済の落ち込みによって、
お義兄さんの会社も大打撃をくっているという
話や、紫苑ちゃんのお話、
特に、お義兄さんのフランスでの話しが面白かったです。
ルークは、ルークでもくもくと食べていました。
デザートを食べているとき
お義母さん 「 ルークさん、失礼を承知でお聞きします。 」
明るい、とても気さくな声です。
ルーク 「はい 、なんですか? 」
お義母さん 「 あなたは、うちの事業に興味はおあり? 」
ルーク 「 え? はぁ、 面白そうだなとは思います 」
お父さん 「 お前、、失礼だぞ。 先を急ぐな 」
お義母さん
「 あら、アナタは聞きたくても聞けないって、
ボヤいていたから、代わりに聞いて差し上げただけよ 」
ルーク 「? ? 」
涼子さんは、興味深げな目で、ルークと両親を見ていました。
お父さん 「いや、君みたいな男がうちの会社を手伝ってくれたら心強いなって思っていてな 」
ルーク 「えぇ? それはまた・・・・」
お義兄さん 「 それは聞いていませんね、僕にひとことあっても良いのではないですか?」
お義兄さんの、ゆっくりですが、 緊張感のある声が印象的でした。
も・・・・もしかして、何かに巻き込まれようとしている !? ^^;