最初入居した時より、退去するときの方が圧倒的に荷物は増えます。衣服、食料品、日用雑貨。そして掃除しようとすると掃除道具も必要になるのでまた買います。まったく何も買わないという人は珍しいです。

ここで引っ越しするときは思い切って断捨離をするべきですね。何年も放置しているもの、何年も袖を通していない衣服などを思い切ってずばり捨てていくと荷物が減るので引っ越し代金の節約にもなるし、気分もすっきりするでしょうね。

よく遺産整理で苦労するのはこの断捨離ができないがためにモノをためこむ、もったいないから捨てない、という年配者の家だとよく聞きます。実際、祖母が亡くなったときに実家の整理に非常に苦労したのも事実です。祖母の分だけではなく、その前に亡くなった祖父の荷物、さらにその前に亡くなった叔母の荷物までご丁寧に残っていたから。

どれがいるもので、どれがいらないものかをはっきり分別し、いるものはきちんとわかりやすく収納、いらないものも分別してごみ袋に分けて捨てる。これが早い段階でできれば引っ越しは思ったよりスピーディーに終わるはずです。

あとは買取専門店に依頼することですね。骨董品、切手、着物、オーディオ、レコードなどなど。

荷物を運ぶのも自家用車に載せて終わらせるか、業者に頼むかでまた変わってきますし、引っ越しに伴って水道、ガス、電気、NHKやネット契約、郵便の転送手続き、住民票移動、マイナンバーの住所変更手続き、保険などの変更、車検証の変更などもう手続き関係が短期間に一気に押し寄せてきます。

そのため引っ越し費用、運ぶための体力、変更手続きをスムーズに行う気力、これをどう使うかがポイントですよね。当日になって慌てないように事前にメモに書いておくと気持ちよく行うことができました。