・・・・読書に夢中になってる間に1か月も過ぎてしまった。・・・これすなわち、アスペルガーの夫とでもおおむね1対1の生活ならば、1か月も「ネタに事欠く」ほど無事に暮らせることの証明ではないだろうか。

 

 ところが、やはりつづかなかった。・・・・というか、下記リブログ記事に刺激され、普段当たり前になってしまっているわたしの習慣を、わたしが変えてみたくなったのだった。                                                               

 

  現在は買い物に週三回行ってるが、先日買い物に行く日は、すでにお昼に夫が飲む牛乳がなかった。お昼と言っても朝遅く起きて朝昼兼用で食事をとる(自分で作る)夫だが、わたしがその時間までに買い物から帰宅できるだろうか?・・・てか、ひょっとして買い忘れたら大変だと思って(ADHD)、朝のウオーキングの際にコンビニで調達して冷蔵庫のドアポケットに入れておいた。

 

 

 その後スーパーに買い物に行き、牛乳2パックを含む約3日分の食材を冷蔵庫などに仕分けたのだが、その際牛乳はストック場所に何の気なしに置いた。

 

 ちょうど夫がそのときお昼を食べようとして冷蔵庫をあけ、いつものようにドアポケットから牛乳を取り出したとき、ちらと上の段(わたしがいま牛乳を置いたストック場所)を見ていきなり怒鳴り出した。

 

アスペルガー「なんやおまえ、賞味期限が後の牛乳からドアポケットにおいて何をやっとるんやー。一週間も違うやないか、どこに目をつけとるんじゃー」

 

 

 わたしは「ああ、ごめん」と言ったが、こんな怒られ方をするほどではないと思って、「それは朝コンビニで買ってそこに置いておいたの。後から買ったからついストック場所においたのよ」と言ったが、夫は「ああ、そうか」とも言わず、「後から買ったといっても、ふつうならドアポケットの牛乳の賞味期限も確認するべきやろ」と、なおも怖い声で言う。

 


 わたしは「わたしはスーパーで牛乳だけを買ってきたわけじゃなくって、3日分の食材を冷蔵庫だけでなくあっちへ入れこっちへ入れと時間かけて仕訳けをしたところよ。あなたが同じことをしたとき、朝買ってきたあった牛乳の賞味期限までを毎回きっちり確認して順番に収納しますか?」と、いったら、「俺はそうする。当たり前だ。」という。

 

 

 わたしはヒクイコエデ「いつものことやけど、もういちどほんとうに相手の立場にもたってみてよ。たしかにわたしのやることは、すべてにおいて人より劣っている。でも、今回のことは、そんなにもきつく批難されるほどの事か? 不注意でした、ごめんなさいと謝るほどのことをしたとは思っていない」

と挑発したら、あんのじょう怒り狂って、また「出て行け、いますぐ出て行け」と言った。

 

 

 

 ふん、おもろいやないか。・・・と心の中で独り言を言った。・・・・夫は悪い人ではないし、言うことも正しい。人への思いやりもあるっちゃああるし、心も清らかだ。

 

 だけどこんな細かいことにも我を通して激昂し、他人に「これからはそのことにも気をつけなきゃ」と思わせ、びくびくさせてきたという罪は大きい。

 

 アスペルガーの傾向があることは自覚してほしい・・・・わたしは一生思い続けるだろうと思う。

 

 

 そして、もしこれをお読みになった定型発達の方が、こんなことはこういう状況でも「当たり前に確認できる」と感じたならら、こういうことはわたしのような発達障碍者は努力しても難しいということを、知ってほしいかなと思う。