食後の血糖値変化の話題です。
米飯を食べた後は血糖値が上昇する・・・。
炭水化物メインの食品であればごく自然なこと。
そんなことは皆さん良くご存じと思います。
これは健康な20歳代被験者12名が米飯200g(炭水化物量として約70g)を食べた後の血糖値変化の平均値グラフ(平均値±標準誤差)です。
食後45分頃に血糖値が最高となり、その後、低下していきます。
いわゆる教科書通りの変化です。
この試験の被験者12名は大学生で
空腹時血糖、HbA1cなどの各種健康診断値に全く異常がない方々です。
健康診断値に異常がない方であれば
食後はみんな同様の血糖値変化をしていると思いがちですが
12名の個人の変化を見てみると結果のイメージが大きく異なります。
食後の血糖値変化は平均値にすると教科書通りですが
個人によって大きく異なるのです。
米飯の摂取で血糖値が「上がりやすい人」と「上がりにくい人」がいるのです。
20歳代であってもです。
iAUCを計算して比較すると
最大値は 7013、最小値は 2783。何と 2.5倍 も異なります。
高値な人は糖化ストレスの影響を受けやすい状態にあり、
食事の種類や食べ方に注意する必要があります。
食事による血糖値変化の影響は健康に見えるひとであっても、人によって大きく異なります。
残念ながら食後の血糖値上昇影響を検査する機会はなかなかありません。
健康と思っている人も、そうでない人も
誰もが常に食後の血糖値変化を意識して食事をすることが重要です。


