今年は、オリンピックイヤー。

いよいよ、雰囲気も高まりつつも、あちこちで参加拒否の声。あと、4ヶ月。

北京五輪は8月8日午後8時8分。ドラえもんの日から、24日まで。おそよ16日間開催される予定。


デモ、餃子、パクリ等々。に始まり。人権、環境、倫理衛星問題。中華民国の敷居は、依然高い。

ゆるキャラ「福娃」(フーワー)も、既にコピーが大流出と言うから、困ったもの。


通常、大規模大会前には、早目から現地入りし、時差、土地気候、食べ物に体を慣らすのが通例だが。

今回ばかりは多くの国の選手団が、間際まで中国入りを拒否。

大気汚染等を理由に、ボイコットする選手もちらほら。

あたくしも、2年前に出張で行った際の空気の悪さには閉口しました。あそこを42キロ走るなんて、無理です。


イギリスを始め、数カ国の選手団は、間際まで日本での合宿を希望しているとか。

思わぬところで、棚から牡丹餅の日本経済です。


しかし。選手が動かずとも。経済も、メディアも、政治も大山鳴動。既に大きく動いているわけで。


民放テレビ各系列では、既に主な中継種目の振り分けも終了。


日テレ:お約束の陸上・女子マラソン、体操・種目別決勝など。ナビゲーターはまた織田裕二でしょうか。

TBS:競泳・決勝(女子100m背泳ぎ決勝他)など。私は、断然マイケル・フェルプスに注目。

CX:野球・決勝、柔道・決勝(男子66kg級、女子52kg級)など。

テレ朝:陸上・決勝(男子ハンマー投決勝他)、柔道・決勝(男子73kg級、女子57kg級)など。

TX:サッカー・男子決勝、柔道・決勝(男子81kg 級、女子63kg級)など。

先日温泉旅行に行った柔道選手たちは、果たして活躍してくださるのだろうか。




上記にも書きましたが、私も大注目。今回もっとも金メダルを期待されるのは、マイケル・フェルプス

競泳の米国人選手である。水の超人、イアン・ソープを超えた、水の怪物は、「人類史上最高」

との呼び声も高く、彼が泳いだあとには驚異的な歴史が生まれまれている。

彼の特徴は、天性のバネと全く水泡の出ない独特の泳法。とにかく、スムーズ。

そんでもって。腰骨ぎりぎりのスイムウェア。胸板の厚さ、ちょっと抜けた顔つき。

これがCDにそっくりで(彼も水泳をやっていたのである)、私は記録も含め、彼に大注目。


フェルプスは8個とも言われるメダルを狙える怪物。名実共に北京五輪の最大級の目玉。

7つ目のメダル獲得の際には、スポンサーであるOMEGAから100万ドルの報奨金が出るとか。


母国アメリカでは、オリンピック史上初の偉業に期待ムード興奮。

スポンサーであるNBCの期待も、投資も膨らむ一方。

NBCは北京五輪の米国向け放映権料として、破格の契約金

約8億9,400万ドルを国際オリンピック委員会に支払っている。

これは、北京五輪全放映権収入の半分を占める額であり、

さらに放映権料自体が、五輪全体の総収入の半分を占めている。


要するに。

NBCが、北京五輪世界最大のスポンサーということになる。

世界経済までを双肩に担う、弱冠23歳。恐るべし。


そんなわけで。一見時差ナシに見える北京五輪。

マイケルに投資した金額100億円の回収のために、

競泳の大会時間は夕方から午前中に変更されてしまった。

これはもちろん、米国のゴールデンタイムゾーン。

従来オリンピックの決勝は午後に行われ、

選手達もそれに備えて午前に準備をするのだが。

NBCサマサマの鶴の一声に、EUはじめ大ブーイング噴出中。


金メダルは鍍金ではなくおカネ。ザ・マネーゲームの極みである。

円ドルのレートは95円を割り込み。もはや、サブプライムローンで低迷する米国経済の失速は止まらない。

「確実に金を獲得できる競技で確実に稼ぐ」的皮算用の、いいアイコンにされてしまったフェルペス。

前回アテネでは伏兵に負けてしまったが、プレッシャーに負けるな!


例年、夏と言えば海と決まっており。海でフィーバーするところであるが。

北京には海がない。


「北京歓迎?」今年の雄叫びは、圧倒的に山から聞こえてきそうな気配。

日本人選手の活躍、そして人類史上最高の記録による雄叫びが、遠き山から聞こえてくるのを願って。


1日5色。8,000kcal摂取の食欲旺盛な若者フェルペス。
選手村では毒入り餃子は出ないだろうけれど。ホルモン剤等使用食材で、ドーピングにかからないでね。

苦痛の叫びは、聞きたくは無いものでございます。