先日、TITLE休刊のお知らせを書きましたが。

またも、悲しいニュース。


流行通信TOKION の2冊が休刊となります。



流行通信。1/122売を以って休刊となり、季刊誌を前提とする特別版の発行へと切り替わるようです。


発刊40年。一時代を築いたファッション雑誌。

ファッション系の女子としては、憧れの的だった美しいエッジの効いた写真と記事。


株式会社INFASパブリケーションズのSTUDIO VOICE別冊であるTOKIONも同様。

寂しいなあ。
WWDになると、雑誌と言うより新聞だし。なんだかちょっと業界限定感もあり。
アート・ファッションを志す若者には、明らかに敷居が高いと思うのであり。


なんだか、近頃のドmassCMブームと相まって。

ターゲットはマスじゃなきゃいけないんだろうか。

もちろん、資本主義、営利目的ですから。
広告が入らなくては話にならず、売れなくては継続できないのですが
意思を持って編集する雑誌が、どんどんと失われ
メディアはどんどんと、プロパガンダと薄い娯楽に席巻されていくような
空恐ろしい偏りを感じるのは、私だけでしょうか。

TITLEと言い流行通信といい。出版社が小さいこともあるのでしょうが。
メガ出版社じゃないと、生き残れないそのメディアの勢力図そのものが
言論と表現の自由を奪っているような気がするのであり。

すべてにおいて、ヒエラルキー社会。偏重主義は進行するのだなあと震撼。