ずっと迷っていたけれど

ずっと悩んでいたけれど


何度も下書きをしては、送れなかったメール。



ついに昨晩、送った。



大好きなあの人に。さようならのメール。



「私にとってあなたは、今も特別で大切な相手です。でも、あなたにとってそうでないならば

残念だけれど、もう今までのようには会えない。バケーションも行けない。」


「これから、どうしたいと思っているのか、わからない。だから教えてください。」



いつも、会いたい時には飛んでゆき。面倒なことは何も聞かなかった。

ただ、穏やかで楽しい時間を過ごそうと努めた。

一緒に過ごす時間が、大好きだった。

彼の喜ぶ顔が観たくて、いろいろなことを思索してはやってもみた。ちょっとだけ無理もした。

彼にとって、とっても都合が良かったのだと思う。


だからきっと、返事がこないであろうことも知っている。


でも、それが答え。


好きだから。これ以上待ったら。何かを期待せずにはいられなくなってしまう。


メールを送り、ちょっと放心状態だった最中。あのCD男からのメール。
「連絡できずごめん。今週は超忙しい。でも今が山場だから。来週2人でゴルフ行こうよ!!」


「無理しなくていいよ。約束をして行けないと、悲しいから。忙しいなら、まずは風邪を治して。」

そう、返事を返した。今までなら、どんなに忙しくても都合をつけ、喜んでご一緒しただろうけれど。


リセットボタン、ぽちり。

お気楽なお一人様へのボタン。


ひとりになっても、大丈夫。

ちゃんと、幸せになるために。スペースを開けておかなくては。時には、凛々しく潔く。

優しいだけの私、愛し受容するだけの私は小休止。


しばらくは、ぽっかりと空いた心の穴に、手を焼くかもしれないけれど。


振り返らないと決めたから。幸せになるために。

好きだから、終わりにしよう。これ以上時間を掛けると。何かを求めてしまいそうだから。


愛しているから。さようなら。


次こそ、幸せな出会いであることを祈って。

この手は、空けておく。大好きな人の手を握り、幸せを握るために。