より、食い気。圧倒的に食い気優勢。
慣れないデートをはしごした先週
に疲れ果て、
今週は、引きこもり模様替え。
溜まった本を読み、お勉強。
というより、具合がいまひとつ芳しくない。
くしゃみ、鼻水、咳が絶え間なく襲う。
滋養を。と思い立ち、我が愛しのカキフライ製作、いそいそと開始。
これには、磐石の支度が必要。glu的牡蠣フライレシピ。
まずは巨大なオイスター15個、大根おろしで洗いざるに上げる。私の掌くらいある、大きな尾道の牡蠣。
パンをプロセッサに掛け、荒めのパン粉を作成。
お粉、卵、そしてパン粉を用意し、順番に並べる。←是重要。
鉄鍋にグレープシードと胡麻油。180℃強に設定。油は少なめ。
ちょっと頭が出るくらいがいい。
キャベツの千切りや、トマト、ソース。レモンくし切り。
そしてお箸とお皿。←最重要。
全ての脇役を用意してから、ターボ加速。
一気に、塩コショウをふり、そのままお粉→卵→パン粉をくぐらせ、そのままドボン。←是重要
(塩コショウ先にしちゃうと、水が出るのではねますの)
キツネ色になったら、裏返し。軽く浮いたら即引き上げる。1-2分も揚げないかも。
(ちょっと頭が出てる、揚げ焼き状態がカリカリ衣になりますの)
極めて短時間勝負。細心の温度で、一気に揚げまくり。
一気に食す。ただひたすら、そのカリカリ衣と、とろとろじゅわ~、を味わう。
至福の時。
すっかり満足し、ふとテレビを着けた。と。画面には、延々と昔の彼が映っていた。
数年前にタレントと結婚して以来、あまり良い噂を聞いていない。久々に、見た。
太ったし、老けたなあ。
どうでもいいことを、ふと口にした。あ、私も太ったのだった。
そういう、お年頃でしたね。
彼のフライトが、Directなのかどうか聞かなかったが。もう自宅に着いた頃かしら。
なんて、ぼんやり暗くなった家の中で、ぼんやり考えながら。
静かな静かな、秋の日暮れ時。