今日の仕事:おばあちゃまのお見舞い。
ちょっと早起きをし、電車に飛び乗る。
琵琶湖、比叡山を昇りゆく雲。
生憎の雨。肌寒い悪天だけれども、
かえって静かで心地よい。
おばあちゃまは思ったよりも元気で
帰り際の別れを惜しまれ、ちょっと切なくなる。
暑がりな彼女に、阿久波の、透かしが美しい団扇を。
秋らしく、紅葉の柄を選んだ。
艶やかな金銀の貼られたものを眺めるも
高くて、手が出ませんわ・・・・。
こちらはいつか、そのうちに。と店を後にする。
京都に戻り、ぷらぷらと祇園~四条河原町周辺を散策。
すっかり、寒々しい川床を見上げると。鴨川で、鵜発見。
小腹が減り、祇園の外れで、ホルモン。聞いたことの無い部位が山盛りなことに惹かれ。ちょいと覗いてみる。
やっぱり、十三には勝てないけれど。京の台所懐の深さに、舌鼓。
腹ごなしに、暫し散策再開。
大好きな、智恩院
雨そぼ降る中、静かに佇む。
ただ延々と繰り返される「南無阿弥陀仏」の回数を数えるうちに、睡魔。
心地よい、真っ白な時を刻む。閉館の声を聞き、現実に引き戻される。
やおら境内を抜け、滑りそうな石段を抜け、石畳へ。
石塀小路、ねねの路等をぶらぶらと。Sabatiniがあって驚く。
二年坂を抜け、桝屋町を散策。左に折れて壱年坂へ。
界隈で最も新しい、一念坂。人力車や土産物が軒を連ねる。
やはり「一念坂」と銘うたれたのは「三年坂」、「二年坂」からの連想だと思われるけれど。
なぜ、ここだけが「年」とはせずに「念」とされているのだろう。
ぼんやりと考えつつ、辿り着くのが、広大な門。
清水寺と八坂の五重塔を横目に、一念坂脇に聳えるのは、1300坪の 「THE SODOH」。
日本画家である故、竹内栖鳳邸 「東山艸堂」跡をRenovationした、ガーデンレストランである。
この日の夜は、わけあってこの東山はガーデンオリエンタル で夕食。
ここまで来てイタリアンを食す無粋も無いのだが、やむを得ずフォアグラや松茸を頂く。
賑々しい店内。大き目の音楽、混み合ったテーブルと、高い天井、梁がミスマッチである。
広大なお庭も、雨のため散策できず。
Specialで出していただいたワインがなかなかであったことが、唯一の満足。
賑々しい店内。大き目の音楽、混み合ったテーブルと、高い天井、梁がミスマッチである。
広大なお庭も、雨のため散策できず。2時間ほど宅を囲み、22時。機が熟し、この日のメイン、島原へ。
Specialで出していただいたイタリアの白ワインがなかなかであったことが、唯一の満足。
しかしながら。数日前から、どうも体調が芳しくない。蕁麻疹が酷い。
顔も体も、ぶつぶつの嵐。内臓にも出ていることは自明の理。
抗アレルギー剤を飲むせいか、すこぶる気分が悪い。
車は一路、山を下り島原へ。浅田次郎の著作でも有名なお茶屋Bar、「輪違屋
」へと向かう。
むろん、いちげんさんお断りのお茶屋であるが。知人の紹介により、来訪することが出来た。
いかにも両刀、太鼓持ちのご主人と、絶妙小気味よいテンポの会話が続く。
あっという間に、ワイン2本。
途中、女中さんに数々の逸話まつわる店内部屋を案内してもらうツアー付。
残念なことに。
ご主人の空けてくださったワインはお酢。
そう、歴史を感じる酸味満点。
そのワインを口にした瞬間、
私はすっかりノックアウト。
フラフラになり、車の手配もままならずも、
ちゃっかりと本人著書を持たされ、
4枚のお会計。
チップをねだられ、さらに1枚。
京都人やわあ。
タクシーでホテルに何とか辿り着き。
部屋に戻り、ベッドに倒れこみ死亡。
輪違屋で飲むものは、ワインではなく日本酒にすべき。間違いや。
飲み方を知らない私は、場違いや・・・・。
お後がよろしいようで。







