勇気と愛が世界を救う♪絶対いつか出会えるはずなの。(お若い方は知らないのか・・・。)
スピードに乗るのは、滑りまくるギャグとロマンスカーだけ。
3日前、土砂降りの深夜恵比寿。新幹線男
と
シンデレラエクスプレス
ごっこをしたため、風邪が悪化。
咳が止まらず、声はすっかりオカマ状態。どんだけぇ~。
シンデレラの次はアルペン?否。私には神様なぞいないのだ。
(余談ですが、AlpenとGolf5は同じ会社だと、
先週ゴルフクラブを買いに行き知った始末)
体調にもロマンスの神様にも見捨てられるのみならず、オッサンにやられまくる数日となった。
先週。パーティーコーディネーターとかいう、極めて不明瞭な職に就く知人女子に、
仕事絡みで、とある資産家をご紹介された。
すると、なぜか齢56(±5推定)のオッサンに、君みたいな人は結婚にいい!と、口説かれた。
この広尾のマンションもあげる、自由が丘あたりに100坪程度なら家を買ってやるから考えてくれ、と。
一瞬、ネズ公がカラカラと脳内回って皮算用。醜い自分に恥。
愛がなくノネナールにまみれた新婚生活なんて、イヤ。
ストレスフリー、健啖、スカッシュやテニス、ヨットと健康的な生活。
こういう好色翁は、想定外に長生きと相場は決まってる。
一分後。丁重にお断りし、「送ってやるよ。」とご親切かつ驕慢なお申し出もお断りし、その席を後にした。
しかし、友人が勝手に連絡先を教えたようで。毎日毎日、電話を下さり、無視し続ける。
しかも、勝手に彼女は私のだめんず遍歴を、おっさんに話したようである。
数日後、友人からの預かりものがあるから届けるよ、と言って、自宅近くまでオッサンはやってきた。
しぶしぶ昼食へ向かう車中。包みを受け取ると、そのまま手を触られ脚に手を置き出した。
本気で驚き、その手を跳ね除けカバンを脚に置き「やめてください」 と冷たく言い放つと。
「子供じゃあるまいし。嫌いじゃないだろ」と、勝手な理論で引かない。
かちん。 何かが切れた。
私は、確かにとことん男に甘いし尽しますが。それは、惚れた男だけです。
体も、好きな人に触られるのは嫌いではありませんが、そうでない相手に触られると吐きます。
あ、気持ち悪い。
息継ぎなくそう言って、赤信号で車を降りた。
車線を渡りタクシーを止め、振り返ることなく乗り込んだ。
ふーすっきり。
甘かったと反省。
おっさん、恐るべし。
3日前、いつもの
おっさん から電話。
「たのむ、助けてくれ」
要は、仏ブランド担当PRが急に退社。3ヶ月、代わりが見付かるまででもいいから、手伝って欲しいという話。
10月までか。11、12月の、チャリティーイベント前には終わる。ちょうどいいな。
なーんて、皮算用。 折しも、極貧生活に打ちひしがれた矢先。
「いっすよ」なんて気軽に答え、久々の社会復帰。都心の高層ビル勤務を想像し、にやついてみた。
「ありがとう。99%お願いする。根回しして、詳細条件は明日。」 と、慌ただしく電話は切れた。
新しくエージェントが電話で案件を持ってきたが、お断りする余裕。
しかし。その翌日の夕方。
「劇的に社内異動で埋まった!ありがとう。別件のもっとでかいクライアントには、興味ない?」
そちらは確かにプライスレス。でかい案件。私はたぶん手に余る分不相応な話。当然、期間も∞。
仕事って、そんな簡単に決まっちゃうんだっけ。
想定問答をB男と考えながら面接に行ったあの日には、想定もできなかった状況。
特急は電車だけで充分。人生、各駅停車でいいや。
特急並に飛び級、一発大逆転なんて、ないのだ。 着実地道に。
ロマンスカーはがらがら。冷房効きすぎ。
500円のロマンスが、所詮私の分相応。
そう思いつつ、ぼんやり友人との会食へと向かうのであった。
そう。今日は楽しみにしていた友人との会食。
ロマンスカー、大好き。
ロマンスは、もっと好きなんだけどなぁ。いったい、どこに落ちているんだろう。