6月のとある日。ドタキャンと言う、なんとも私らしい顛末で迎えたNY2日目。(前日の記事 参照)



結局。アパートに戻ってシャワーを浴びるが、もう外は明るく、眠る気すら起こらない。

完全に、放心状態。

2日後の朝には、出発。実質自由な時間なんて、今日明日しかないのに。

もう、お昼も過ぎて。どこか遠出をするには、ちょっと遅い時間。


しかも、この時はまだドタキャンされることを想定しておらず。

昼過ぎまでしか、時間が無いと思っていた。


MoMAで開催中のRichard Serraが観たい!

あるいは、イサムノグチまで足を延ばそう!!

と思っていた心積もり、あえなく変更。


あー、今日何しよう。

Fultonに住む友人に電話をし、

「一目会えたら」とVoiceMailを残し。

Fultonの近くと言えば、私の定番。

もやもや解消にBeachSandalを買おうと思い立ち、

貧乏人のお約束、Centuryに繰り出も。


落ち着かない。


こころ、ここにあらず。手にとってもちゃんとMDできず、買う気になれないのだ。

そう。なんだか時間ばかりが気になって、やる気になれない。

ここは、気合がないと買えないお店なんです。


あーーーーーーーーー今日はだめだわ。と思い、手ぶらでお店の外に出た瞬間。

そう。例のドタキャンメールが入ってきた。


いいんだ、いいのだよ。これで、良かったのだよ、キミ。

と言うわけで。全てが吹っ切れたということで。売り場に戻って戦いを挑む。



← Missoniのプラットサンダルと

LULU GUINESSのウェッジSandalと、

Margielaコレクションライン、Distressゴールドパンプス

コットンの下着と、プッチの帽子

プッチのシルクのバギーパンツ

Melissaのプラットフォームビーサン。


嵐の如く、それだけ買って、1時間で退散。

え?充分???


・・・私にしては、買い控え感あり。



なんだかぐったりとして、ランチを取ろうと、足を伸ばしてKatz's Deli へ。

ぼけーーーーーーーーっとサンドウィッチをつまみつつ、電話を眺める。

その後、本屋で立ち読み(B&N)、ヒールの取れたキャップのリペア等を済ませる。


続いてMoMAブックストアのセールや、Jewish Street、

あちこち行く心積もりが多々あったのだが、断念。


夕方4時ごろには、アパートへ戻りお洗濯と掃除に精を出す。

バスタブにお湯を張って、ゆっくりマッサージ。

そうこうしているうちに6時。部屋の主から呼び出し。

お天気もいいし、オープンテラスで飲もうよ!とのこと。

本日夜には、また屋移りを控えているため。

慌ててパッキングして、待ち合わせに向かう。

ぷらぷらと歩き、近隣のHigh-LineProjectを眺めつつ、

MPDの"the PARK "へ。

彼女のdarlingと、そのおにいちゃまと4人で一杯ビールを飲む。

食事をしないかと誘われるも、今日は昨日まで一緒だった友人が帰ってくる。

一緒に夕食をとる約束をしていたので、早めに切り上げる予定でお断りをしたのだったが。


この、おにいちゃま(DogTherapist)。かなり私を気に入ってくれていると前回から知っていたが。

今回は、残念ながら(?)弟カップルと一緒に登場してはくれなかった。

どうも、遅れてくるのがクールだと思っているようだ。と弟と彼女は笑っていたが。

やはり、もう我々がチェックを済ませ、出店しようかと思ったその時

彼は恥ずかしそうに現れた。おっと、時間だぜベイベーと焦る私をよそに。

霞を喰っているかのように、雲の上の彼の微笑み。止むを得ずもう一杯お付き合い。


引き止める彼らにお詫びをし、19時、私と友人は焦って帰宅。

彼女のBaby(ミニチュアダックス、1歳)と戯れ→

今日の報告。楽しいひととき。そして本日はまた、屋移り。


元々、今回はいつもお世話になる彼女の家には

泊まらない予定だった。

彼女は、しばらくVacationでハンプトンに行くため、

この翌日から1ヶ月、知人に家をレントすると聞いていた。


それでも、突然宿を失った私に、

彼女は当然でしょと快く、部屋を貸してくれた。

もちろん、もろもろの準備やクリーンアップがあるに違いないのに。

ほんとうに、男には恵まれないが、友人には死ぬほど恵まれていると痛感。


女2人でリフト無しの3階(しかも階段が恐ろしく狭い)から荷降ろし。


お礼のお菓子とカードをそっとベッドルームに隠し、急いでタクシーを捕まえて北上。


次なるジプシーの行き先:友人の家は、Uptown。

8Aveを上がると、昨日のあのホテルが目に入ってきた。


彼は、まだあそこに。明日の朝までは、いるはず。


立ち寄りMessageを遺そうか、一瞬躊躇した。

いや、そんなことをしても無駄。

何より、急いでいるのだ。

タクシーの窓に流れる景色を見ながら、自分自身につぶやく。


「ばいばい」



その後、すっかり待ちくたびれ疲れ果てた友人に詫びつつ、

NYの夏らしい路上のレストランで夕食。


この数日、元々いけてない自律神経の不調を感じていた。

田舎ツアー中にも、のぼせたり、冷え切ったり。

この日もNYは暑い夜だったが、食事中のスコールと、

立寄ったDeliの冷房で、吐き気がするほど体が冷える。


気遣われつつ家に戻りバスを使わせて頂くのだが、

今度はのぼせてしまう。

せっかく開けてくれたワインも、

1グラスほど口をつけて、もうねむねむ状態。


ソファで眠り込んでしまい、友人に起こされベッドへ倒れこむ。
翌日は仕事の飲みだとか。ゆっくり話すのは今日しかないのに、失礼な私。

本当に、申し訳ないです。。。。。。


NYの夜は更け。あまりに快適なアパートで、冷え切ったからだをあっためて眠る夜。


明後日には、またこの街ともお別れ。明日は、何をしよう。