世界一の高さを誇る高層ビル、台北101 来訪。

101階+地下5階建。地上508m。イーリンイー(Táiběi Yīlíngyī)という。

地震の原因になったとか、ならないとか。物議を醸し出した、The world highest buildings.

現時点では、世界で一番背高のっぽ。この地下に今月末、新幹線の台北駅がオープンするらしい。

7年間の工期を経て、2004年竣工した。施工は熊谷組を中心としたJV。総工費は約600億元。


27階から90階にかけて、逆台形をした8階分を一節として、8つの「節」が縦に連なる。

中華圏のハッピーナンバー”八”をモチーフに、竹の節をイメージした形だとか。

24階から27階にかけては、中国の昔の貨幣(乾隆通寳)をイメージしたオブジェが4方位に設置されている。


至るところにハイテクが盛り込まれたこの高層ビル。環境や安全をも充分に鑑み設計されたそうだ。

例えば、この外面のガラスは8tトラックが乗っても耐え得るほどの強靱さを誇る。

さらに、紫外線や熱量を2/3カットする性能を持ち併せ、内部が暖まるのを防ぎ冷暖房をの効果をあげる。

杭は8本の巨大な柱で、支持層(岩盤)の下30mまでしっかり打ち込まれている。

私が気に入ったのは、超高速リフト。1010m(時速60.6km)/sec。ちなみに下りは時速37km*。

展望台入り口のある5階(地上25m)から展望台のある89階(地上382.2m)まで、37秒で昇り切る。

この速度は横浜ランドマークタワーの記録を更新し、世界最速としてギネスブックに認定された。


客室内両サイドにディスプレーがあり、上昇時、下降時共に、階層(楼層)、高さ(高度)、分速(速度)、

37秒からのカウントダウンタイマー(計時器)がリアルタイムに表示される。

またエレベーター作動と同時に、天上には星空が現れ、音楽が流出す無駄な演出も憎い。

スケルトンでその技術の粋を見せてくれって。


それはいいとして。ほんと、はやいです。そして、我らがTOSHIBA製。グレイト。






さらには、91階の展望台が外。外ですよ外。

強風に煽られつつ歩くと、そりゃもうスカイウォークでございます。生憎曇天だが、どこまで見えるかな。



このクラスの高層建造物になると、もはや地震よりも、風圧のための制振構造が優先課題。

強風吹き荒れ、巨大な台風が頻繁に直撃する台湾だけに。暴風対策に尽力した設計になっている。

87階~92階中央部吹き抜け空間には、風による振動を緩和する目的で、

巨大なTMD(チューンドマスダンパー)が設置されている。何と重量は660トン。

このマスダンパーの効果で、理論上は最大40%の風力による振動を抑制できる。

直径5.5m、厚さ12.5cm(12.5公分厚)の輪切りの鋼板41層を重ね、溶接して金色に輝く球状形態に。

これを92階から長さ42m、太さ直径9cmのケーブル計16本(4本毎に束ねられている)で吊っている。

その様は異様で、熱中してビデオや解説に見入る。



滞米中の博物館でも言われましたが

私、子供です。

こういった力学系に弱いです。

子供そっちのけ、かぶりつきです。


実は、私。高所恐怖症でした。足がすくみました。


この後は変身写真を撮影予定です。ふふふ。