ふー。ご馳走さまですパー


本日は、山の上ホテル にて、就職祝いということで。天麩羅を頂いてまいりました。


日本橋、汐留の現在名店と言われる天麩羅店、全てのルーツはこちらです。


古くは三島由紀夫、川端康成、池波正太郎氏等々、文豪が愛した名店でございます。

おそらくは、神田神保町あたりの出版社に近いところから始まった御こもり常宿であったのだと思います。

林真理子さんも、こちらで御こもり執筆をするのが、憧れだったとおっしゃっていました。



本日は、季節のおまかせコース+アラカルト。


こちらでは、カウンターでいただくことをお薦めいたします。

風格溢れる氷の冷蔵庫から食材を取り出し、鈴木さんが薄-い衣をつけ芸術的に揚げてくださる様を目の前にすると

それだけで満たされた気持ちになります。



年を重ねてから、油ものや揚げもの、獣類をあまり好まなくなりつつありますが

あれだけ頻繁に一斗缶から胡麻油を交換なさっているためか、まったくもたれることなくサクサクっといただけちゃうんです。


こちらでは、岩塩でいただくことをお薦めいたします。

えぐみのないお塩で頂くと、素材の味がしっかり噛み締められ。


お野菜は特に美味しいですよ~。


アツアツを頂くのが醍醐味の天麩羅ですから。

写真を撮るのも忘れるほど、楽しく頂いてしまいましたが・・・


季節感溢れるアスパラ、みょうが、稚鮎、あわびは絶品でした。



絞めの一品は、本当は天バラも絶品なので迷いましたが、

私は天茶。連れは天丼を頂き。


かつおのかおりぷんと漂うお出汁を、お煎茶で出したそのお出汁。


一滴残らず頂いてしまいました。


絞めに抹茶のアイスを頂き、火傷気味の口腔をひんやりとクールダウン。


全てにおいて、ご満悦。ご馳走様でした!

食後は、敷地内のバーノンノン に居を移し、私はボウモアのロックを2杯頂きました。



23時。健全に電車で帰途に。
ほろよい満腹。基本欲求が満たされると、しばしB男さんとのもやもやも忘れられ、幸せな気分満喫。


圏外だった電話に、冷たく愛想のないメールが入っていても、気にしない、気にしない(ほんとに?)

こうして帰宅し、記事を書く冷静さ。ふふふ自画自賛。



え??誰と行ったのかって??

元彼 です。と言っても、3年前にお付き合いしていた彼。この2年来、すっかりいい仲間。
最近、女度が下がっているのか?先日お別れした方以外の元彼は、既婚、未婚を問わずすっかりいい仲間。
完全なるプラトニックで、美味しいご飯を食べさせていただき、他愛もない会話を楽しませて頂いてております。

そう思うと。
B男さんも、そんな気分で元彼女と、ガス抜きでお食事に行ったのかなあ。と思ったり。

否。ラブチュープリクラパンチ!は撮らないし、そもそもチューなんてしない!と、やっぱり全否定。
そう思っても、自分はきっちりプラトニック。どこまでも、従順なわたくしだったりするのでした。


どこへ行くのか。どうなるのか。何も分からない。
それでも、私は私でありつづけるしか、ない。彼を愛しつづけてしまうんだろうな。大人って、大変。