みなちゃま。お騒がせして申し訳ありません。


昨日、終日私を悩ませたB型男その2 .ですが、

昨夜、一本お詫びメールを入れたところ、大方の予想を裏切らず。

本日朝、早速7時からメールと電話攻撃開始。

寝てますから。眠いですから。このあたりも、完全にマイペース・・・。


「お前があまりにやる気がないから。舐めてるから、つい怒った」

「お前のためを思ってのこと。 ちょっと怒っただけで、いちいちシリアスになるな。俺が悪かった、今から家に行く。」


あのぅ、今日、平日です。

あなたは、自由にお休みができるのでしょうけれど、わたくしサラリーマンです。


「じゃあ、会社に行くから、顔見たい」
「帰り、今日は家まで車で送る」


もう、いいよ。大丈夫だから。ちゃんと仕事に行ってください。

そう言うも、退かない。


はぁぁぁぁ=3


しかし、まあ。一件落着なんだろうか・・・?

相変わらず、言動の予測が不可能。振り回されることに変わりはないが、

少なくとも、昨日よりは気が晴れたことは確かである。

というわけで。出勤後。

今日は、社内の気心知れた仲間、PとF 、そして新人ちゃんとランチ。


どこに行こうかなあ。と悩んだが、Pと話、即決。Elio

エリオは会社の人の溜まり場。そして、席が過密状態にあるため会話筒抜け。

平素はあまり使用しないが、今日は時間がかなり遅め。

ピークの去った時間帯であることを考え、足を向ける。


しかし、店の前には4-5人の人。チラッと見遣ると、欧米人である。

その中に、見た顔が・・・・。


あ、Alex。

昨年?一昨年だろうか。とある会合で同席し、いたくご執心いただいた彼。

某投資銀行の、日本支店長である。齢、50前後であろうか。

しかし、Italianらしいチョイ悪な伊達男Fashionと、スポーツ好きのためか

まあ、40前後に見えないこともない。


彼が私に気づき、猛ダッシュで近づいてくる。


仲間が、驚いて私を見る。


「glu*!BABE!!Long time no see!!! Siete Bei...」


あまりの勢いに、引き攣りながら、笑みを湛え、Hug&Kiss。


そう、彼は熱情化。さすがラテンと唸るほどであったことを思い出す。


以前、彼がVacationから帰国、成田からの速報を受けたことがある。


「Pronto!I'm back!!」


超、ハイテンション。


「とてつもなくHotでFreshなお土産を用意したから、今すぐ会いたい。」

「いいけど・・・・。私、家よ。今日は出かけたくないの。」


「glu、大丈夫だよ。なぜイタリア人はフェラーリが好きか知ってる?」

「BABEの元に、一刻も早く着くためさ」


そう言って、彼は日本に1台しかないらしいフェラーリで、成田からやってきた。


「おかえりなさい。そんなに慌てて、どうしたの?」


「フレッシュでHotな、僕を届に来たよ。会いたかったんだ。」


・・・・・・ドクロ・・・・・・


あの、ええと。おっしゃる意味がわかりません。

50歳の男性。どうやってもフレッシュではありませんので悪しからず。


「そ、そうなのね。ありがとう。ハートだけで十分よ」


そう言って、誤魔化し帰ろうとすると。


「美味しいディナーを一緒に食べよう」


と、鎌倉の高台にある、某イタリアンへ向かった。


「何が食べたい?」


「うーん。寒いからな。Somethin' hot がいいかな。」


「gluは可愛いね。一番hotなのは、この僕さ。しかもspicyだよ☆」


食事中も、移動の車中も、ずーーーーっと、sexの話。

適当に流していたら、いいかげん、気分が悪くなってきた。


「あのね、alex。私、sexの話は飽きたわ。楽しくないから。気分悪い。」


そう言うと、彼は大袈裟に驚いて見せた。


「glu、君はmatureだ。30歳になって、恥ずかしがる年齢じゃないだろう?」


あの、大きな勘違いですから。やむなく、膝を正し座り直し、諭す。


「あのね、私、sexもsexの話も嫌いじゃないけど」

「それは、好きな男性とすること。alexとするお話じゃ、ないの。わかる?」


すると彼はひるまず


「僕も、美味しいよ。味見してごらん?食わず嫌いはいけないよ」


・・・・・


命からがら、逃げ帰ったわけですが。

なんとも、元気。

なんとも、前向き。


ざ・いたりあーん。ざ・とれびあーん。

な男性でありました。

その後、恐ろしくて避けるようになり。

今日に至ったわけですが。

偶然、再会。


彼は、この再会は運命だと言い、


「来週、ご飯を食べに行こう」


ということに。


双方、連れのある手前、にこやかに了解。

モチロン、ワタクシも下心。


彼の国のcommunityで、伊系のどこか、紹介してもらおっかなーと。

(以前そんな誘いを頂いたので)


そう思いつつ。彼にボトルを頂き、昼から、moetをがぶ飲みする女子たち。

話題、simonetta。色気、ゼロ。


Alexも、B型に違いない・・・・。