昨日は一日、会議。

今日も一日、キャラバン。


デスクに座るのは、30分程度。あわただしい月末の日々。


短いオフィス滞在時間の合間、某誌の色校正。担当が原稿を携え来社。

今年からEditorが変更に。新担当は、若い青年となった。


校正は、細かい作業。集中力を要するものである。

横槍の食事の誘いなど、もってのほか。話し掛けて欲しくないのが心情。


「おいおい、若僧。しっかり仕事してくれよ」

適当にスルーしつつ、お姉さんは心配になるのでありました。


すると。細部のチェックをしている私を前に、彼はこう言った。


「gluさんて、ほんとしっかりしてますよねー」


はぁ。そ、そうですか?ありがとうございます。


「偉いなーっていつも思ってるんですよ、ホント」


はぁ?に変わる。それって、目下への発言では?疑念むくむく。


「Oさんだって、お若くて新任なのに、色々と良くして頂いてるじゃないですか」

「いつもね、社内で評判なんですよ。」・・・ちょっと持ち上げてみた。


「いやいや!自分なんて転職ですから。若くないっすよ!!」

ハイテンション。勢いは止まらない。


そして!悪寒的中。


「26ですから、もうオッサンっすよ。ホント。」


こともあろうに、31歳のクライアントに向かって

そう言い放ったのだ。

明らかに自分より年下だと思っていなければ、出ない発言であろう。

わたしは、社会人としてそんなに未熟なの?

かなり凹む。


「26歳でおっさんだったら、世の男性はおっさんばかりですよ」

「まだまだ、お若いじゃありませんか」すっかり害した気分を隠し、答える。


次回の来社は明後日。

どうやって失礼な若僧を、追い詰めてやろうか。お姉さまは思案中♪

大人のルールを、教えて差し上げますわ。うふふ。