オフィスが、異常に乾燥している。乾燥は、美肌の敵。


昨年からの懸案事項。加湿器を、いち早く入手せねばならない。

乾燥は、目にも、鼻にも。そしてもちろん、お肌にも、髪にもよくない。


善は急げ。慌てて青山の±0 へと走り、欲しかった加湿器を入手。

大好きな深沢直人さんの製品を手に取り、大満足。




ふぅ。と一休み。近くに働くMKを呼び出し、cafeへ。そこでの出来事。


どうも、MKが隣りのテーブルをちらちらと見遣り、気もそぞろ。

ちっとも話を聴いていない。落ち着かない。

私も目をやると、やや年上と思われる男女(ご夫婦だろう)である。


私の目線に気づいき、MKが、目配せをする。

よくよく見ると。男性はどこかでみた事のある顔。

おもむろに席を立ち、お手洗いに行く模様。私の横に差し掛かる。



「!!!!」



「鈴木阿久里さんか!!」と、思わず声に出してしまった。

すると、思いきり、眼光鋭く睨まれた。


ばつ悪そうにしていたMk。彼が遠ざかったのを確認し

「・・・あのさあglu、あれはサッカーの井原よ。確かにちょっと似てるけど」


・・・あぁ、確かに。おっしゃる通り。わたくしが、悪ぅございました。


途端、走馬灯。そうだ、そうでございます。


昨年ママになった友人S。遡ること10年、今のご主人とお付き合いし始めた。

当時ご主人は横浜マリノスの選手で、井原さんに可愛がってもらっていた。

そのご縁で何度か、私もお食事に連れて行って頂いた。

それなのに、間違えた。


お詫びしようと思いましたが、会社からの呼び出しにより、急ぎ帰社。

本当に失礼な私である。井原さん、ごめんなさい。

確実にお耳に届くことはないと知りつつ、この場を借りてお詫び致します。


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そして。会社に戻り。

潤った空気に満足しつつ、頂いたお年賀状を仕分ける。

およそ大体が、印刷した会社仕様のものだが

そこで一際目を引いたのが・・・




美容界の大御所。大高博幸先生、直筆の一枚。

裏面のかわいらしいポーズを決めた、ご自身のお写真はさておき。

字が、美しいのだ。まさに達筆。いい意味で、裏切られた。

流石ビューティーエキスパートです、大高先生。


そしてまた。ふと思い返す、先ほどの件。


どんなにご無沙汰していても、忙しくても。

出会った時のこと、お名前、その人となり。覚えて下さっている方がある。

あぁ、大切に思ってくださっているんだな。と、ほんわり嬉しい気持ちになる。

一度掴んだご縁は、大切になさっていらっしゃるのでしょう。感服いたします。


すぐ、なんでも右から左に抜けてしまうわたくし。

こんなことでは、いけません。きちんとご縁ゆかりを大切にせねば。


美しさとは、表面だけではいけませんね。

悪筆名高いわたくし。丁寧に、字を書こうと決意。


心技体。

美は、一日にしてならず。