連休最後の日曜日。24歳くんと オペラを観に行った帰り。

なかなか、粋なエスコートをして頂いた。ちょっと足を伸ばして、両国方面へ。


大江戸線は森下駅前にある、(さくら鍋)の老舗 「みの家」 でお食事。

古い下町言葉で、桜肉は「ケトバシ」と呼ばれ、不景気や厄を払う縁起物として親しまれたそうだ。わたくしも、自らの不景気をケトバシたい、と、意気揚揚w

創業、明治30年。江戸下町情緒溢れる店構え。たたきには、おばあちゃまと下足番がいて、長い木の札をくださる。2階へ上がると、それはそれは長い、一本の入れ込み机。床は藤敷きで、店の奥にはちょっとした池のある庭がしつらえられていて。お店の雰囲気も抜群です。


クセも臭みもないジューシーな馬肉を、お味噌の割り下で、ぐつぐつしていただく。噛むたびに、ギュギュっと旨味がほとばしり、大きな古時計の掛かった店内の雰囲気も手伝い、何ともほんのり幸せな気分に。



minoya


●お飲み物は、瓶ビールと、熱燗、冷や。それだけです。わたくしは瓶ビールと熱燗を頂きました。


●まず頂いたのは『脂身の刺身』980円。(7-8枚かな)。

たてがみ周辺の、厚さ1ミリぐらいの真っ白な脂身のスライス。以前、お料理やさんで、普通の赤みと共に食したことはあれど、脂だけを頂くのは、初めて。しかし、さっぱりと、エンガワのような食感。やや歯ごたえがあり、臭みはありません。舌に載せると、体温でほんのりと脂が溶け出し、あとからほのかな甘い香りが鼻の奥に上ってきます。お薬味のおろし生姜は、お醤油に溶かさず、載せて巻いて頂く方が良いと思います。

●次に、赤みの馬刺し。大きさがたっぷりあっておいしい。

こちらも、おろし生姜を巻いていただきました。


●お給仕さんお勧めの、厚焼き玉子を頂く。大根卸しが添えられ、大きな角皿に載ったたまご。甘めですがふわふわで。熱々をほおばると、何とも、ほんわかとするお味でした。


●メイン、さくら鍋。具は、薄切りの桜肉(馬肉)。お肉は予めお鍋に並べられていて、上には甘いお味噌が。ネギやお麩、白滝は別盛り。割り下にお味噌が入っている以外は、ごく普通のすき焼です。



●あっという間に、コンロの上でふつふつ煮立つ桜鍋。ほとんど脂身のない赤身肉を、溶き卵に絡めてお口に含むと・・・。余計な筋や臭みがなく、あくまで軟らかい。一見、とても濃いお味噌だったので、ちょっとお味が心配になりましたが、とってもさっぱりとおいしかったー。ベリーレアでも、くつくつによく煮込んで食べても、とても柔らかいお肉です。


●お鍋の隅には、半透明の脂塊がコロコロと数個。牛脂に似ているが、ちょっと食べてみる。思いがけず淡泊で、舌にスッと溶ける(カラダには良くなさそうですが)。 くたくたに煮えたお麩、シラタキ、ネギといった脇役たちがまたおいしくて。わたくしは、お麩をたくさん頂いてしまいました。テーブルには、出汁と割下が置いてありますので、わたしは薄めに味を調節しながら、にこにこ顔で完食。


●桜鍋1600円
桜鍋(ヒレorロース)1900円
(馬)肉刺し1600円
玉子焼き(甘い)500円
ご飯300円ぐらい?を頼むとどーんとおひつが出てくるという情報も…


●お肉は青森産の食用馬。『走ってる馬じゃないんですよ』ですって。


  • 東京都江東区森下2-19-9
  • 03-3631-8298
  • 営業時間 12:00~14:00/16:00~21:00 日祝12:00~21:00
  • 木、第3水(5月~10月)


    若者のエスコートで、すっかり酔っ払った私。送っていただき元気に帰宅。

    ・・・・それなのに。居ても立ってもいられず、J氏にメールしてしまう。

    台無し。


    なんておバカさん。