お綺麗な女性は、世に多くいらっしゃいますが、

「うつくしいひと」 とは、あまり出会うことができないと日々感じます。


皆さんは、「うつくしいひと」と言うと、どんな方を想像しますか?


体の美しい方、立ち居振舞い、お話の仕方、表情、手、お気持ちの美しい方。

もちろん、お顔立の美しい方・・・。色々な、美しい方がいらっしゃいます。


わたしの勤める会社は、スタッフの大半が女性です。また、20以上の高級ブランドを抱える企業ですから、社員は身近な広告塔。ほぼすべてのブランドを廉価で入手できるため、みなさんとても華やか。コスメティックのフロアには、デパートのお化粧品売り場に立つ女性が絶え間なく行き来します。もちろん、メイクアップのプロフェッショナル。溜息が出るほど、隙のないお顔です。


でもね。いつも思うことがあります。

彼女たちの使用した、洗面所の汚いこと!いつも水浸し。髪の毛も日常茶飯事。

次に使う人は、不愉快になります。自分の飛沫や髪の毛を触るのは抵抗はないでしょうし、"3秒あれば、綺麗になるのなあ。"と思います。


クリーンクルーが、頻繁にお掃除してくださいます。だからいいのでしょうか?

でも、何分間も鏡に向かっていて、そんなに綺麗なお顔なのですから。

自分の身のまわりも、お綺麗にしたらいいのにな。と思います。


自分の通った後を綺麗にできない方は、不思議なことに、後姿も目を配らないようです。背中に受ける目線を感じることのできない人は、やはり緊張感がないのでしょう。下着のラインが透けていたり、お肉が食い込んでいたりしても、気にしない。海外育ちの方が多いため、ブラが見えることに、抵抗がない方も多いのでしょうけれど。


姿かたちがいくら美しくても、その方の通った余韻が美しくないと、興ざめです。

そして他人を不愉快にするのは、「うつくしいひと」ではない、と、私は思います。


toilet


でも、いいんです。

人はそれぞれ千差万別。美の基準も、それぞれ。

人の振り見て、我がふりなおせ。


私は、使った洗面所は、いつも〈ぴかぴか〉でないと気持ちが悪い。

幼い頃から、手を洗って、手を拭いたら、シンクも拭く。セットとして体に染み込んでいますし、なにより鏡に映る自分の姿も、自然に"しゃん"とします。

単純に、わたしの気分がいいのです。