金曜日、「仕方なく付き合っている」と思っていたバツイチ男に実は弄ばれ、完全に腐っていた友人MKを励まそうと、久々に飲み会をセット。

お相手チームは、私には珍しく。ノーマルな(?)会社員。旧財閥M系商社。


この男性幹事のATとは、完全に腐れ縁であります。


初めての出会いは、2年前のクリスマス。

当時、母が入院しており、父も、おねえちゃまも海外。お仕事も辞め、つきっきりになっていた私。かなり凹んだ生活を送っておりました。クリスマスに父が帰国し、「息抜きをしておいで」と言うことで。

「クリスマスだし、大人数で集まるから、おいでよ」、という友人からのお誘いに、参加してみることにしました。


それでも、面会時刻が終わってからの遅れ参加、時既に21時過ぎ。宴もタケナワ。しかも、久々の人付き合い。すっかり盛り上がっている某表参道のダイニングへ。奥の個室を借りきっていた。場に、暗ーい女子が1人登場。ある意味、目立っていたと思います(笑)。一斉に視線を感じる中、空いている席に着く。


幹事の男性が、「せっかく彼女が来たから、もう一度自己紹介しよう」と言う。

でも、この辺りが、さすが世界を股にかけるみなさま。

「さっき日本語でやったし。今度はそれ以外の言語でね」、などと言う声が。


「・・・ありえない。10人以上いるのに・・・。ネタよね、うそでしょ?」

と思う私をよそに、次々と自己紹介は進行していく。私は、6番目だ。


英語、北京語、広東語、韓国語・・・。私はその間、必死でネタを仕込む。

犬語「ワン、ワワワン」。宇宙語「ワレワレワ、M88セイウンカラキタ・・・」。あるいは、相撲語「オス、ゴッツアンデス」・・・う~ん、どれも寒いな。と思った矢先!

私の隣の、目視100kg-upの巨体の男性が、「ウッキー!オレ猿っす」と!!


ええっ!!ま、まずい。完全にかぶってる。これじゃあ私、ただの真似っこ。

エンタテイナーのプライド(?)が許さず、急遽用意したネタは諦める。

やむを得ず、6年間授業のあったスペイン語で、モゴモゴとつたない自己紹介を済ませた。その後、適当に自己紹介は終わり、乾杯⇒飲み再開となった。

これが、ことの始まり。いつの間にか巨体君を押しのけ、隣にATが座ってくる。


casket


ATは、この飲みの少し前に、南米の駐在研修から戻ってきたばかりだったらしい。次の駐在に早く出たいが、そのためには、結婚していないと難しいとか。
そんな彼の、結婚相手に求める条件は、以下のとおり。


1. スペイン語が話せる (治安があまりよくないので、語学学校通学が難しい)

2. ゴルフができる (夫婦で楽しむことと言ったら、ワインかゴルフしかないらしい)

3. ワインが好き。酒好き (同上。彼は相当な酒好き)

4. ひとりでいても、楽しめる趣味や仕事がある (1.に同じ。ないと婦人会の餌食)

5. ちゃんとした家の、お嬢さん。 (出世したいので、足手纏いにならないため)

+. 華奢で顔が小さい。手脚が細い外見が好み


ということらしい。飲み始めて、要するに出会って1時間弱。素面の私に向かって、これをいきなり説明される。・・・うーん、まずい。まずいですよ。


1> スペ語で自己紹介してしまった。

2> しかも、自己紹介で、大学時代体育会ゴルフ部だったと言ってしまった。

3> さっきから、皆にキャッチアップせんと。カパカパワインを飲んでいた。

4> 今はプー。その前は、フリーで仕事をしていたと、言ってしまった。

5> 彼等の会社と父の会社が、海外で合弁企業を出していた。

名前で、それを悟って、マトモだと勘違いしたらしい。

6> どうも キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!! と嵌ってしまったらしい


そしてなんと、初対面で突如、「結婚を前提に付き合って欲しい」と。

いや、そうおっしゃられても・・・。ねぇ。。。。しかも、私の友人が彼のことを狙っているのを、鬼太郎アンテナがキャッチ中。本当に勘弁してください。


必死でかわそうとしたが、このデリカシーの無さと、押しの強さに負け。結局お付き合いする羽目になる。


・その後、怒涛のように押し寄せる贈り物攻撃。 (いつも、欲しいものを言うまで、

延々と出張先から電話が続く。やむを得ず、最後はキーホルダーを蒐集した)

・目覚めるとそこは実家、ある時はお姉さまの婚家、の強行拉致
・頼んでいないのに、友人との飲み会にタクシー券を配りに来るお世話焼き攻撃

・「同期会、一緒に来ない?」 行って驚き。部長他チーム全員、強引紹介攻撃

・子供が欲しいと、懇願するお願い強行突破攻撃

・一緒に住もうと、家探しに連れて行かれる、「もう後には引けないよ」攻撃


・・・等々、俺流の口説き波状攻撃には、流石に私も参った。

まもなく母も落ち着き、私も次の仕事のInterviewが続き。あわただしい日々。

彼も何となく、いつまでたっても心を開かない私に飽きたのだろう。

僅か3ヶ月ほどで、お別れすることになった。


しかし、その後も。距離をおいてみたら悪いヤツじゃない。

オフィスも近いので、2~3ヶ月に1度は会って飲んだりしていた。


そして、先日。とある夏の日の週末。かなり久しぶりで、彼の会社のチームが出場するビーチフットの大会を観戦しに行った。


その後、同期の送別会、その他月1ペースで飲んでおり、今回も飲み会となったわけだ。


相も変わらず強い押し出しに、やはり会う頻度は減らすべきだと思いつつ。

彼の連れてきた、弱冠23歳の2年目帰国子女のお相手をする。

これがまた、不思議ちゃん。

すっかりお世話をし、その後現在口説かれることになっているのですが、それに関してはまた後日書きますね。