私は結婚式にこだわりがないタイプで、
ウェディングドレスも、知人の紹介で行ったお店で
「おススメをお願いします♪」
と頼んで決めました。
普段着る洋服は大好きなのですが、
その一時着る、非日常のドレスとなると、
自分に似合うものがどんなものなのかもわからず。
一緒に行った母は「つまらない」と嘆いていましたが、
1時間もかからず、ウェディングドレス、カクテルドレス、
小物類が決まったんですが・・・
元夫のタキシードが決まらない。
当時はまだガラケーだったんですが、試着しては自撮り。
試着しては自撮り。
私のカクテルドレスの色なんて関係なく、ひたすら
試着していました。
結局、どんなものを選んだのかさっぱり記憶にありませんが(笑)
お店の担当の方が「お似合いです」とか「若く見えます」という度
満足そうに「よくそう言われる」と言っていた姿は覚えています。
ある意味単純な人だわw
そして迎えた式当日。
控室にいた私の元に現れた義母。
新郎の母なのに、色留袖!
華やかなブルーの色留袖!
そして、「親族が集まる控室にいても、私は居場所が
ないから、〇〇(元夫)と私達3人だけの控室が欲しい」
と言い出す始末。
なんて我儘な!
と思いつつも、もう高齢だし、確かに元夫側は招待客が
いないのだから、それもそうか、と思い、ホテルの一室を
控室に使うように用意してもらったのですが・・・
この理由が後になってわかります。
披露宴の最中も元夫、いろいろありました。
招待した職場の先輩社員が後日「大丈夫なの?」と
聞いてきたくらいですが、その話はまた後日。
もっと驚愕な出来事があったのです。
この話は披露宴に出席してくれた親戚や友人が
長く語り継いだ伝説になっています。
なんと。
披露宴の最中、私がウェディングドレスから、
カクテルドレスにお色直しに行って戻ってきたら・・・
色留袖を着ていたはずの義母が、洋装のドレスに
お色直ししていたんです。
会場に戻り、ライトを浴びて一礼した後、
明るさに目が慣れて会場を見渡した時、
義母のドレス姿に驚いた私。
思わず二度見しました。
この時、ビデオ撮影してくれていた友人が
その瞬間を何度も巻き戻して見せてくれたくらいですw
色留袖から、黒い袖部分がシースルーになった
ドレスに着替えていた義母。
当然、周りの人も気が付いていますので、
若干注目が義母に集まっていました。
そしてそして。
披露宴後半。
私の母が和裁をやっていた事もあり、母が作ってくれた
着物にもう一度お色直しをした私。
で、戻ってきたら・・・
またしても、義母、お色直し!
しかも!!
振袖!!!!!(小振袖ではあったけれど)
新郎の母60代後半。
未婚でもないし、20歳でもないのに。
しかも息子の結婚式なのに。
当然、会場、どよめいてます。
あとで友人に聞いたところ、私が色直しを終えて会場に入る
直前に義母が会場に戻ったそう。
スポットライトを浴びて私が会場入り口に立っても、
招待客のみんなの視線は2回お色直しをして、
振袖を着ている初老の新郎母に注がれています。
なんなの?
花束贈呈でも、当然、注目は義母w
元夫に、「ねぇ、お義母さんのお色直しや
あの振袖はなに?」
と聞いたところ、元夫は何の疑問も感じていなかったようでしたが、
周りの人達の表情もあって、義母に聞いていました。
「お前、なんで黒い着物じゃないの? なんで着替えてんの?」
と。
すると
「私は老い先短いから、好きなものを着て人前にでたい」
という返事だったそうで。
「そういう事だから、好きにさせてやって」
と言われました。
か~な~り非常識ですよね?
ただ、離婚成立間際、義父の葬儀の時、義母は喪服も着ず、
鞄もゴールドのチェーンのついたものを使用していて・・・
あ、私に対する嫌がらせじゃなく、誰に対しても平等に、
本当に非常識なだけの人なんだ、と思えたので、
この結婚式の伝説も、心の底から笑って話せるようになりましたが。