最初にお断りしておきます。
僕は社会主義者ではありません。
僕は共産主義者ではありません。
僕はアナーキストではありません。
僕は資本主義を悪いとは思っていません。
僕は帝国主義を悪いとは思っていません。
(これについてはいつか書きたいなぁと)
僕は自分に甘く他人に厳しい人間です(ヲイ)。
それを前提の上、お読みください。
---------------------------------------
日本や海外のサッカーを見ていると、
色んな横断幕がありますね。
その中に、たま~に万国共通で見かけるものがあります。
ある人物の横断幕です。
その人は、
ベレー帽を被り、その真ん中に星一つ。
無精ひげをはやしているけど、めっちゃイケメン。
そして、その横断幕の背景色は赤色。
この人こそ、今回僕が取り上げる、
チェ・ゲバラ
という人です。
簡単に、このチェ・ゲバラという人を紹介します。
アルゼンチンで産まれました。
その後キューバ人になりました。
最期は処刑されました。
おわり。
はい、本当に簡単に説明させて頂きました(笑)。
さて、本題。
な~んか知らないけど、まぁ興味を持ったわけですよ。
この横断幕の人に。
で、この人のドキュメンタリーDVDをレンタルしてきました。
で、色々思う所があったので、つらつらと。
このチェ・ゲバラという人。
最初は旅が大好きな単なる若者でした。
南米大陸をバイク一つであちこち行ったとか。
この時点ですっげぇ行動力だなぁと感心。
そして、彼はある国で、「圧政」というものを知ります。
ま、独裁者の国ですね。
そこで、反政府組織と出会います。
この時点では、彼はまだ政治的主義は持ち合わせていません。
あ、ちなみに職業はお医者さんでした。
そこで彼は、その反政府組織から、色んな本を読まされたとか。
その内容は・・・社会主義、共産主義一色の本。
彼は、その本の内容に感慨を抱いたようで、
自分の人生を託すことになります。
で、数年後、ある出会いが訪れました。
その人の名は・・・カストロ。
そう、キューバ革命で有名なカストロ大佐です。
この時のカストロは、キューバで革命に失敗し、
懲役を受けて出所した直後でした。
カストロとゲバラ。
この二人の出会いは運命的なものだったのかもしれません。
何せ、出会ってすぐに一晩中語り合ったとか。
それだけの魅力が、お互いにあったのでしょう。
このあと、この二人は反政府組織を再び結成し、
キューバを自分たちの理想の国、
圧政のない、そして資本主義(特にアメリカ)に対抗できる
社会主義国を目指し、活動を開始します。
で、二年の月日が経ち・・・彼らはその希望を叶えました。
それこそ、本当に夢が叶った瞬間でしょう。
ただ、
同時にそれは新たな夢へのスタートにもなります。
反政府組織、言い方を変えれば「ゲリラ」。
ゲリラとしての夢は叶えました。
これからは、社会主義国を目指す
「政治家」としての夢を目指すスタートです。
まぁもちろんここで米国を敵視し、ソ連を味方に付けます。
そして、俗にいう「キューバ危機」が訪れます。
キューバに核兵器が配備されました。
たぶん、ソ連がキューバに提供したのでしょう。
僕が勝手に想像するには、
ここまでの流れは二人の理想通りだったかと。
更に言うと、出来る事なら「第三次世界大戦」を
起こしたいくらいの気持ちだったかと。
あ、あくまでも僕の勝手な想像ですよ。
で。
先ほども書きましたが、これは「政治」です。
言い方変えれば、アメリカvsソ連の「外交戦争」。
結果はご存じのとおり、キューバから核兵器はなくなりました。
ソ連は核兵器をキューバから撤去したんでしょう。
この結末。
僕はこの結末が、二人の運命を変えていったのかと。
なんとな~く思いながらDVDを見続けました。
カストロは、ソ連の思惑を理解できた。
チェ・ゲバラは、ソ連の思惑を理解できなかった。
そんな風に思いました。
のちにチェ・ゲバラは、ソ連すら否定しましたから。
言い方を変えましょう。
カストロは、「政治家」に転身出来た。
チェ・ゲバラは、「政治家」に転身出来なかった。
そんな気がします。
このあと、チェ・ゲバラは政治家として活躍します。
え?言ってる事が違うって?
そうだね、確かにその通り。
ただ、彼の政治家としての実力は、「内政」で発揮されました。
彼の理想、社会主義、共産主義、国民はみな平等。
その彼の理想の元、着々とキューバを発展させていきます。
彼は、政治家でありながら、市民目線を貫きました。
時間が空けば、農業を手伝い、工場を手伝い、
お金というものに執着せず、
自分に対する特別扱いを許しませんでした。
外国に行った際、彼はレッドカーペットが用意されていると、
わざとそれをよけ、端を歩いたとか。
彼の理想、それは全ての人民は平等でなければならない。
そんなものだったのかと思います。
良く言えば、とても正義感の強い人です。
悪く言えば・・・融通の利かない人です。
彼は、自分に厳しく、他人にも厳しかったそうです。
自分の考えを、他人にも強要したようです。
お金に執着するな、自ら率先して働け、国の為に尽くせ。
そんな考え方だったのかなぁと、僕は想像します。
さて、ここまで読んで、
皆さんはこの「チェ・ゲバラ」という人をどう思いますか?
もし、キューバのトップがカストロでなく
チェ・ゲバラだったら、どうなっていたと思いますか?
少し考えてみてください。
では、ここからは僕の回答です。
最初の質問の解は、
すっげぇ理想主義者やわぁ。志が高いねぇ。
とはいえ、あまりにも周りが見えてないわ。
最後まで「ゲリラ」を捨てきれなかったのかもな。
二つ目の質問の解は、
もし、チェ・ゲバラがキューバのトップだったら・・・
市民みな平等という名の「圧政」になっただろうな。
ま、そのうち再び革命が起きて失脚するのは目に見えるわ。
政治、国民を支配して国を動かす。
それは、簡単な事ではありません。
とっても複雑怪奇なものです。素人には不可能なものです。
ま、それが今の日本の政権なんですが(苦笑)。
一言に「政治」と言っても、色んな分野があります。
内政、外交、治安、軍事、国家としての経営、その他色々・・・。
国のトップに立つ人は、それが理解できないといけないかと。
つまり、国を維持するには、「妥協の繰り返し」。
僕はこれが必要だと思っています。
理想も大事です。しかし、現実はもっと大事です。
現実をきっちり見極めてそれを維持し、
且つ理想に少しでも近づけるようにする。
それが、国のトップに立つ者としての心構えじゃないかと。
僕はそんな風に思っています。
例えば、最近話題の大飯原発の再稼働。
橋下大阪市長の発言に敏感になり過ぎ、
再稼働の決定時期がずれこんでしまいました。
結果的に、橋下市長が妥協した形になってますが、
「現実的に国を維持する」という考えから見ると、
たった一人の市長の発言に揺さぶられ過ぎかと。
確かに、今の橋下市長の発言の影響力は大きいものです。
だからと言って、それを優遇しすぎるのは、
政治のバランスが崩れます。
「国民人気」なんて、時流の流れでいくらでも変わるものです。
その辺を理解しないと、国のトップはできないかと。
あ、話がすっごく逸れた(苦笑)。元に戻そう。
カストロとチェ・ゲバラの関係は、ある日を境に途切れます。
チェ・ゲバラがある国を訪れ演説した際、ソ連を批判しました。
帰国後、カストロとチェ・ゲバラは、二人っきりで話し合いをします。
その時間、実に40時間だったそうで。
40時間、二人っきりで話し合った結果、彼らは袂を分かちます。
カストロはキューバのトップとして、国民を率い続けました。
チェ・ゲバラは、他国の反政府組織に加わり、
ゲリラ兵の指導をしていたそうです。
僕が思うに、カストロはチェ・ゲバラを説得しようとしたのかと。
「理想だけじゃダメなんだ!現実もちゃんと見てくれ!」
そんな風に言ったかどうかは分かりませんが、そんな感じかと。
しかし・・・チェ・ゲバラには、その思いは届かなかったのかと。
あくまでも、チェ・ゲバラは自分の理想郷を求めていたのかと。
40時間の説得。
カストロは、チェ・ゲバラに気付いて欲しかったのでしょう。
それは国のトップとしてではなく、
盟友として、親友として、同志として。
でなければ、40時間も二人っきりで話し合いなんてしないでしょう。
「泣いて馬謖を斬る」
なんて言葉では言い表せない、とてもつらい思いがあったと思います。
さて、その後のチェ・ゲバラですが・・・
最初に行った国の反政府組織では、
その指揮を執っていた男の理想は「酒池肉林」。
当然チェ・ゲバラの理想とは正反対。
チェ・ゲバラは言ったそうです。
「これじゃこの国は永久に植民地から抜け出せないな」
うん、僕もそう思う。
その後、色んな国を転々としたそうな・・・。
ってか、誰も分かんないだろうな。カストロ以外は。
チェ・ゲバラが最終的にたどり着いた国は、
南米大陸の真ん中にある国、ボリビア。
彼は、ここで大量の精鋭ゲリラ兵を育て上げ、
ボリビアを社会主義国に変貌させるだけでなく、
周辺国も巻き込んでやろうと考えていたようです。
しかし・・・彼は裏切られました。
ボリビアで味方になるはずの反政府組織が、
彼を味方に入れないと言ってきたのです。
まぁそこからは・・・もういいでしょう。
結局彼はボリビア国内で拘束され、処刑されます。
その死体は、一般に公開され、大衆の元に晒されました。
とても惨めな最期です。
チェ・ゲバラは、見方によっては英雄です。
そうですよね、だって国民みな平等。
とても高い志を持ってそれを目指し、挫折した男。
だからこそ、たま~に彼の顔が描かれた横断幕が
サッカー場で見られるのでしょう。
最後に、僕のチェ・ゲバラという人物の感想。
一言で言えば・・・
不器用な人だったんだな。
理想だけじゃダメなんだと、最後まで気付けなかったのかも。
もちろん、志を高く持つことはとても大事な事です。
しかし、世の中には「現実」というものもありますし、
自分の考え方が全て正しいという訳でもありません。
そこに気付かないと、悲しい人生が待っている気がします。
まぁ僕もどちらかと言えば不器用な人間です。
理想を追う方が好きで、仕事ではどちらかと言えばそっち側。
現実は見えているけど、あえて無視する。
自分は自分を貫く。それが僕の生き方。
う~ん、かっこいいねぇ(笑)。
でもね。
それは僕が独身だから出来る事。
今現在仕事があって生活できてるから出来る事。
もし、家族がいたら?
もし、今の仕事がなくなったら?
僕はどうするだろうか・・・。
あ、ナマポもらえばいいのか!(ヲイコラ)。
冗談は置いといて・・・。
たぶん、現実に近づく事でしょう。見えてるから。
でないと、暮らしていけないんだし。
家族を養わければいけないんだし。
皆、そんな事の繰り返しなんだろうな・・・。
な~んて事をしんみり考えながら、
DVDを見終わりました。
「理想と現実」か・・・。
難しいよね、ホント。
僕は社会主義者ではありません。
僕は共産主義者ではありません。
僕はアナーキストではありません。
僕は資本主義を悪いとは思っていません。
僕は帝国主義を悪いとは思っていません。
(これについてはいつか書きたいなぁと)
僕は自分に甘く他人に厳しい人間です(ヲイ)。
それを前提の上、お読みください。
---------------------------------------
日本や海外のサッカーを見ていると、
色んな横断幕がありますね。
その中に、たま~に万国共通で見かけるものがあります。
ある人物の横断幕です。
その人は、
ベレー帽を被り、その真ん中に星一つ。
無精ひげをはやしているけど、めっちゃイケメン。
そして、その横断幕の背景色は赤色。
この人こそ、今回僕が取り上げる、
チェ・ゲバラ
という人です。
簡単に、このチェ・ゲバラという人を紹介します。
アルゼンチンで産まれました。
その後キューバ人になりました。
最期は処刑されました。
おわり。
はい、本当に簡単に説明させて頂きました(笑)。
さて、本題。
な~んか知らないけど、まぁ興味を持ったわけですよ。
この横断幕の人に。
で、この人のドキュメンタリーDVDをレンタルしてきました。
で、色々思う所があったので、つらつらと。
このチェ・ゲバラという人。
最初は旅が大好きな単なる若者でした。
南米大陸をバイク一つであちこち行ったとか。
この時点ですっげぇ行動力だなぁと感心。
そして、彼はある国で、「圧政」というものを知ります。
ま、独裁者の国ですね。
そこで、反政府組織と出会います。
この時点では、彼はまだ政治的主義は持ち合わせていません。
あ、ちなみに職業はお医者さんでした。
そこで彼は、その反政府組織から、色んな本を読まされたとか。
その内容は・・・社会主義、共産主義一色の本。
彼は、その本の内容に感慨を抱いたようで、
自分の人生を託すことになります。
で、数年後、ある出会いが訪れました。
その人の名は・・・カストロ。
そう、キューバ革命で有名なカストロ大佐です。
この時のカストロは、キューバで革命に失敗し、
懲役を受けて出所した直後でした。
カストロとゲバラ。
この二人の出会いは運命的なものだったのかもしれません。
何せ、出会ってすぐに一晩中語り合ったとか。
それだけの魅力が、お互いにあったのでしょう。
このあと、この二人は反政府組織を再び結成し、
キューバを自分たちの理想の国、
圧政のない、そして資本主義(特にアメリカ)に対抗できる
社会主義国を目指し、活動を開始します。
で、二年の月日が経ち・・・彼らはその希望を叶えました。
それこそ、本当に夢が叶った瞬間でしょう。
ただ、
同時にそれは新たな夢へのスタートにもなります。
反政府組織、言い方を変えれば「ゲリラ」。
ゲリラとしての夢は叶えました。
これからは、社会主義国を目指す
「政治家」としての夢を目指すスタートです。
まぁもちろんここで米国を敵視し、ソ連を味方に付けます。
そして、俗にいう「キューバ危機」が訪れます。
キューバに核兵器が配備されました。
たぶん、ソ連がキューバに提供したのでしょう。
僕が勝手に想像するには、
ここまでの流れは二人の理想通りだったかと。
更に言うと、出来る事なら「第三次世界大戦」を
起こしたいくらいの気持ちだったかと。
あ、あくまでも僕の勝手な想像ですよ。
で。
先ほども書きましたが、これは「政治」です。
言い方変えれば、アメリカvsソ連の「外交戦争」。
結果はご存じのとおり、キューバから核兵器はなくなりました。
ソ連は核兵器をキューバから撤去したんでしょう。
この結末。
僕はこの結末が、二人の運命を変えていったのかと。
なんとな~く思いながらDVDを見続けました。
カストロは、ソ連の思惑を理解できた。
チェ・ゲバラは、ソ連の思惑を理解できなかった。
そんな風に思いました。
のちにチェ・ゲバラは、ソ連すら否定しましたから。
言い方を変えましょう。
カストロは、「政治家」に転身出来た。
チェ・ゲバラは、「政治家」に転身出来なかった。
そんな気がします。
このあと、チェ・ゲバラは政治家として活躍します。
え?言ってる事が違うって?
そうだね、確かにその通り。
ただ、彼の政治家としての実力は、「内政」で発揮されました。
彼の理想、社会主義、共産主義、国民はみな平等。
その彼の理想の元、着々とキューバを発展させていきます。
彼は、政治家でありながら、市民目線を貫きました。
時間が空けば、農業を手伝い、工場を手伝い、
お金というものに執着せず、
自分に対する特別扱いを許しませんでした。
外国に行った際、彼はレッドカーペットが用意されていると、
わざとそれをよけ、端を歩いたとか。
彼の理想、それは全ての人民は平等でなければならない。
そんなものだったのかと思います。
良く言えば、とても正義感の強い人です。
悪く言えば・・・融通の利かない人です。
彼は、自分に厳しく、他人にも厳しかったそうです。
自分の考えを、他人にも強要したようです。
お金に執着するな、自ら率先して働け、国の為に尽くせ。
そんな考え方だったのかなぁと、僕は想像します。
さて、ここまで読んで、
皆さんはこの「チェ・ゲバラ」という人をどう思いますか?
もし、キューバのトップがカストロでなく
チェ・ゲバラだったら、どうなっていたと思いますか?
少し考えてみてください。
では、ここからは僕の回答です。
最初の質問の解は、
すっげぇ理想主義者やわぁ。志が高いねぇ。
とはいえ、あまりにも周りが見えてないわ。
最後まで「ゲリラ」を捨てきれなかったのかもな。
二つ目の質問の解は、
もし、チェ・ゲバラがキューバのトップだったら・・・
市民みな平等という名の「圧政」になっただろうな。
ま、そのうち再び革命が起きて失脚するのは目に見えるわ。
政治、国民を支配して国を動かす。
それは、簡単な事ではありません。
とっても複雑怪奇なものです。素人には不可能なものです。
ま、それが今の日本の政権なんですが(苦笑)。
一言に「政治」と言っても、色んな分野があります。
内政、外交、治安、軍事、国家としての経営、その他色々・・・。
国のトップに立つ人は、それが理解できないといけないかと。
つまり、国を維持するには、「妥協の繰り返し」。
僕はこれが必要だと思っています。
理想も大事です。しかし、現実はもっと大事です。
現実をきっちり見極めてそれを維持し、
且つ理想に少しでも近づけるようにする。
それが、国のトップに立つ者としての心構えじゃないかと。
僕はそんな風に思っています。
例えば、最近話題の大飯原発の再稼働。
橋下大阪市長の発言に敏感になり過ぎ、
再稼働の決定時期がずれこんでしまいました。
結果的に、橋下市長が妥協した形になってますが、
「現実的に国を維持する」という考えから見ると、
たった一人の市長の発言に揺さぶられ過ぎかと。
確かに、今の橋下市長の発言の影響力は大きいものです。
だからと言って、それを優遇しすぎるのは、
政治のバランスが崩れます。
「国民人気」なんて、時流の流れでいくらでも変わるものです。
その辺を理解しないと、国のトップはできないかと。
あ、話がすっごく逸れた(苦笑)。元に戻そう。
カストロとチェ・ゲバラの関係は、ある日を境に途切れます。
チェ・ゲバラがある国を訪れ演説した際、ソ連を批判しました。
帰国後、カストロとチェ・ゲバラは、二人っきりで話し合いをします。
その時間、実に40時間だったそうで。
40時間、二人っきりで話し合った結果、彼らは袂を分かちます。
カストロはキューバのトップとして、国民を率い続けました。
チェ・ゲバラは、他国の反政府組織に加わり、
ゲリラ兵の指導をしていたそうです。
僕が思うに、カストロはチェ・ゲバラを説得しようとしたのかと。
「理想だけじゃダメなんだ!現実もちゃんと見てくれ!」
そんな風に言ったかどうかは分かりませんが、そんな感じかと。
しかし・・・チェ・ゲバラには、その思いは届かなかったのかと。
あくまでも、チェ・ゲバラは自分の理想郷を求めていたのかと。
40時間の説得。
カストロは、チェ・ゲバラに気付いて欲しかったのでしょう。
それは国のトップとしてではなく、
盟友として、親友として、同志として。
でなければ、40時間も二人っきりで話し合いなんてしないでしょう。
「泣いて馬謖を斬る」
なんて言葉では言い表せない、とてもつらい思いがあったと思います。
さて、その後のチェ・ゲバラですが・・・
最初に行った国の反政府組織では、
その指揮を執っていた男の理想は「酒池肉林」。
当然チェ・ゲバラの理想とは正反対。
チェ・ゲバラは言ったそうです。
「これじゃこの国は永久に植民地から抜け出せないな」
うん、僕もそう思う。
その後、色んな国を転々としたそうな・・・。
ってか、誰も分かんないだろうな。カストロ以外は。
チェ・ゲバラが最終的にたどり着いた国は、
南米大陸の真ん中にある国、ボリビア。
彼は、ここで大量の精鋭ゲリラ兵を育て上げ、
ボリビアを社会主義国に変貌させるだけでなく、
周辺国も巻き込んでやろうと考えていたようです。
しかし・・・彼は裏切られました。
ボリビアで味方になるはずの反政府組織が、
彼を味方に入れないと言ってきたのです。
まぁそこからは・・・もういいでしょう。
結局彼はボリビア国内で拘束され、処刑されます。
その死体は、一般に公開され、大衆の元に晒されました。
とても惨めな最期です。
チェ・ゲバラは、見方によっては英雄です。
そうですよね、だって国民みな平等。
とても高い志を持ってそれを目指し、挫折した男。
だからこそ、たま~に彼の顔が描かれた横断幕が
サッカー場で見られるのでしょう。
最後に、僕のチェ・ゲバラという人物の感想。
一言で言えば・・・
不器用な人だったんだな。
理想だけじゃダメなんだと、最後まで気付けなかったのかも。
もちろん、志を高く持つことはとても大事な事です。
しかし、世の中には「現実」というものもありますし、
自分の考え方が全て正しいという訳でもありません。
そこに気付かないと、悲しい人生が待っている気がします。
まぁ僕もどちらかと言えば不器用な人間です。
理想を追う方が好きで、仕事ではどちらかと言えばそっち側。
現実は見えているけど、あえて無視する。
自分は自分を貫く。それが僕の生き方。
う~ん、かっこいいねぇ(笑)。
でもね。
それは僕が独身だから出来る事。
今現在仕事があって生活できてるから出来る事。
もし、家族がいたら?
もし、今の仕事がなくなったら?
僕はどうするだろうか・・・。
あ、ナマポもらえばいいのか!(ヲイコラ)。
冗談は置いといて・・・。
たぶん、現実に近づく事でしょう。見えてるから。
でないと、暮らしていけないんだし。
家族を養わければいけないんだし。
皆、そんな事の繰り返しなんだろうな・・・。
な~んて事をしんみり考えながら、
DVDを見終わりました。
「理想と現実」か・・・。
難しいよね、ホント。