私(村瀬仁章)はこの度、「一般社団法人抗認知症薬の適量処方を実現する会」の理事として 

青森県庁へ行ってまいりました。


 

目的は、6月1日付の厚労省事務連絡を、医療関係者、介護関係者、介護家族の方々に広く知って頂くためのセミナー開催に対するご協力依頼です。

 

私が大変お世話になっております、青森県選出の衆議院議員江渡聡徳先生より、予め私の訪問を県庁に伝えてくださいましたのでとてもスムーズにお会いすることができました。

 

何故県庁にお伺いしたかと申しますと、青森県は共同通信による調査で抗認知症薬の少量投与を認めない9県の一つであるからです。(2015年11月22日付愛媛新聞)、しかしこの度、県庁の方のお話しによりますと、現状では摘要欄に理由を記せば少量投与も認めるているはずとのことでした。

 

とはいえ、抗認知症薬の処方に関して、製薬会社の添付文書より医師の裁量が優先される事実をご存じない医療関係者の方も多いので今年中に青森県でのセミナーを実現したいと思っています。


今回お話した県庁の方も、お母様が抗認知症薬の過剰投与に苦しんだ経験をお持ちだったこともあり、我々のセミナー企画に対し、

行政の協力としては限界があるものの、前向きにご協力したい。

とおっしゃってくれました。

 

私どもは、抗認知症薬の適量処方を実現すること(決して認知症患者全員に少量投与をすべきと言っているわけではありません。)は、患者ご本人、ご家族にためになることはもちろん、超高齢社会を迎え切迫している医療費の節約にもなり、国が目指す安心した社会保障を実現するお手伝いに繋がるものと信じております。

 

皆様の私どもの活動に対するご協力ご支援を心よりお願い致します。