昨日、7/29掻爬手術を受けて、赤ちゃんがお腹の中から、天へ旅立ちました。
手術を受ける前、あんなに怖かったのに、手術台に横になったら、この人達に任せよう、この子と共に頑張ろう、大丈夫!と思え、スーッと身を委ねることができました。
色々なものが、身に装着されるなか、やはり涙が溢れてきました。
「はい、入れますね」
麻酔医の声を聞いて、大丈夫大丈夫と心で呟き、あー、体が重くなってきたなぁと思った途端、意識はなくなっていたようで、トントンとされ、男性医師の声で「終わりましたよ」と言われ「はい」と答えたような、曖昧な記憶。
次に目が覚めたら病室のベッドの上でした。
旦那と看護師さんの話し声で目が覚めて、まだまだ朦朧としていたけど、振り絞る小さな声で話した一声は「赤ちゃんは?」でした。旦那が「天使になったよ」と優しく答えてくれて、あー、私、掻爬手術したんやと気づきました。
閉じた目から止めどなく涙が溢れて、「赤ちゃん、うみたかったー」と小さく話したことを、今、思い出します。
どれだけ、私が赤ちゃんを抱きたかったか、どれだけ愛おしかったか、自分でも気付かされた時間でした。
手術が終わって、気持ちはゆっくりだけど、落ち着いてきています。
お腹にいる間は、心拍がないと知っていても、どうにかしてあげられないか?と思ってしまい、それが、余計に辛かった。
天使になった今、もうどうにもしてあげられないと、諦めがついたというか、複雑ですが、ただただ、私の中に刻んで、この子のことを忘れないと思うことができました。
退院時に看護師さんが、腕についたバーコードをハサミで切り、持っていこうとされたので、頂いて、母子手帳の中にエコー写真と共に入れておきました。
あなたが、私の中に生きていた証。
あなたを天使にした証。
ありがとう、ごめんね。
短い間だったけど、私の赤ちゃんとして、愛していましたよ。
また、いつか、天で会おうね!
ありがとう。