昨日のことになりますが、医大での初受診でした。
お腹にいる子供の今後のことについて、彼にもちゃんと理解しておいて欲しかったし、その上で話し合って決めないといけないことも出てくるはずなので、お仕事を休んでついてきてもらいました。

前夜は気持ちが不安定になっちゃって、眠れなくて、落ち着かなくて、朝までがとても長く感じました。彼は、イビキをかいてグッスリ寝てました。

病院に行く道中も気分が沈んでしまって、どうにもはい上がれない私をよそに、妙にテンションの高い彼が疎ましく思えました。

彼なりの私への励ましだったみたいなんですが、自分の身に起こっている私(身籠っていること)と彼とでは温度差を感じて、一緒に来るんじゃなかったと思ってしまったり。

けれど、医師からの説明には共に耳を傾け、真摯に現実を受け止めてくれました。
大学病院の医師の見解は、ほぼ他の医師と似通っていましたが、ひとつだけハッキリと私の背中を押す言葉をくれました。
『もしサイトメガロウイルスに感染していたとしても、妊娠を中断する必要性は私はないと思います。』

妊娠を中断・・・実は前夜眠れなかったのは、医大を受診するに当たっては、そのことも視野に入れなければならないと思っていたからだったんです。
万が一、重い障害を持って産まれてきてしまったら、私たち両親は納得した結果だからいい、けれど、今いる長女にも辛い思いをさせることになるかもしれない、私たちが歳老いて、死んでしまったら、必ず長女に負担を掛けることになる、だとしたら、お腹の子を産むことが正しいことなのかと疑問に感じ、冷静な判断を下す時だと。

この医師の言葉が責任ある言葉かどうかは分からない。
ただ、私が出来ることは医師を信じ、子供を信じ、彼を信じ、自分を信じること、そして共にやり抜いてみせることだと、前向きになりました。

私の場合、健診が通常より多く、1週~2週間隔で行われることになりました。それだけ、胎児の成長の変化に気をつけて見守るということです。
金銭的にはきついですが、頻繁に子供の様子がエコーで見れるのは、嬉しいな。
最初から前向きな彼は、より一層前向きになったみたいで、街中で赤ちゃんを見掛けては『何ヵ月くらいやろな?かわいいな。早く抱かせてくれよ~』とお腹を触ってます。

そうそう、今日、お風呂に入ったとき、胸がミキミキってなったんです。母乳が出る感覚だったので、絞ってみると、やっぱり薄い色の母乳みたいなのが出てきました。
まだ15週やから、早すぎですけど、私もしっかりママの身体になってきてたんだと思うと、ますます頑張る気持ちに拍車がかかりました。


予定日11月まで、まだまだ先は長いけど、母として強くこの子を守っていきます。