他店で車体を購入されたお客様のメンテナンスです
昨今のシルビアなどの平成初期のスポーツカーはかなり価格が高騰しています
価格は高騰していますが年式はやはり古くしっかりとメンテナンスする必要があります
こちらの車両は他店からお客様が車両のみを購入されたものでメンテナンスは当店でやっていくという形です(^O^)
以前シルビア乗られてて何十年ぶりにシルビア復活のお客様で当店としてもまたシルビア復活されたことを本当にうれしく思います☺️
まずは
車体のチェックからです
下回りなどは中古車屋さんではなかなか見れないですからね😅
エンジンルームもチェック
気になるところは写真に収めてお客様へご報告していきます
しっかりリフトアップして
プロ目線から見るチェックは色々と発見がありますからね
お客様へご報告ののち作業を決めていきます
まずは
エンジン内部の洗浄ワコーズレックスを行います
レックスはエンジン内部のカーボンやスラッジを溶かす特殊な溶剤をインテークマニホールドからエンジン内部に直接添加するものです
インテークから入れるので吸気、排気バルブのカーボン除去なども期待できます☺️
軽自動車から大型車両まで効果あるのでご興味ある方はお問い合わせくださいね(^O^)
つぎに
メンテナンスの基本となるオイル交換です
中古車のオイルメンテナンス状況はどのように行われていたか、どのようなオイルが使われているかなど全く未知数です
結構長い間変えられてなかったのかなーという感じですね
当店ではすべて写真に収めていますのでどのオイルを使ったかなど一目瞭然です☺️
モティーズオイルを使用します
しっかりと注油していきドレインボルトにはしっかりとシールテープを巻いてオイル漏れを防ぎます
ミッションオイルも当然交換です
エンジンオイルとは違いミッション、デフなどゲージがついているわけではないのでどのぐらいの汚れでどのぐらい入っているのか確認のしようがありません
エンジンオイル2回に対して1回デフ、ミッションオイルも交換するのがベストです
しっかりとしたオイル交換は車体のコンディションを保つのにかなり重要な項目です
またしっかりと定期的にオイル交換されている車両はその都度当店で下回りをチェックするのでトラブルも少なくトラブルが出てたとしても早期に見つけることができるので軽症で済み結果お安くつきますし長くトラブルなく乗ることができます😀
エンジンオイルも結構汚れています
すべてモティーズオイルでしっかりと潤滑してもらいましょう😀
オイルフィルターも交換です
ブレーキオイルも交換していきます
リザーブタンクないのオイルは全て吸い出して
さらに全輪きっちりエアー抜きを行いブレーキキャリパー内、配管内のオイルも全て交換します
クラッチオイルも交換します
びっくりするぐらい真っ黒です😅
すべて掃除して吸い出して
こちらもリザーブタンク内だけでなく
オペ内部のオイルも全て新油にします
パワステオイルもかなり汚れています
配管内なども交換してステアリングラック内のエアー抜きもしっかりと行います
かなり劣化していたベルトも交換です
シルビアのベルトは3本でパワステベルト、エアコンベルト、オルタネーターウォーターポンプベルトになります
パワステ、エアコンは最悪切れても重ステ、エアコン効かないで済みますがオルタ、ウォーターポンプベルトが切れると発電しなくて車が止まる、バッテリー残量分はエンジンはかかってますがウォーターポンプが止まるのでクーラントが循環できなくなる、オーバーヒートでエンジンブローなどたかがベルトで最悪な事態にもなります😢
ベルト類は本当なら車検毎に交換できるとベストですね😀
次に
お客様指定の車高に調整
しっかりと空気圧を測定します
車高を変えたら
アライメント必須です
今回の場合は特に中古車で足回りの素性もわかりませんので初期セットアップの意味合いでもアライメントは必ず必要ですね(^O^)
アライメントも社外アームなどが入っていると調整の仕方は様々あります
どこをどのように調整するかはノウハウが生かされるところです
しっかりと調整
最後にホイールナットを規定トルクでしっかりと締め付けます
当然ですがカン頼りで締め付けてもしきちんとホイールナットが締まっていなければホイールが外れて大事故を引き起こします😢
きちんとしたトルクレンチできちんとしたトルクで確実に締め付けましょう😀
最後に光軸もしっかり調整します
車高変えると光軸も狂ってしまいますからね
光軸も狂ってしまうと夜間非常に見え難くなりますので事故にも繋がりますからね😅
てことで写真撮り忘れてますが内装、外装共に綺麗にして無事納車完了しております😀